マフラーは圧巻のトランクフロア貫通型3本出し!
前置きオイルクーラーもシッカリ機能する!
「最終型セリカを深リム&バーフェンで街道レーサー化!」ワンオフ改造連発の奇想天外チューンド!【W-Option JAMBOREE】
イベントMCとして活躍していたマナピーこと鈴木学さんが「セリカを街道レーサー風に仕上げたってのにも惹かれたし、赤と黒のコーディネイトもまとまってる。しかもフツーはダミーだってのに、オイルクーラーもガチで接続してるんだからおバカでしょ~」と、マナP賞に選出したのがこのZZT231型セリカSS-IIだ。
「最初はGTマシンっぽくしようと思っていた」というオーナーの半田さんだが、とあるチューニングショップで発見した街道レーサー仕様のハコスカに一目惚れ。そこからは、セリカを街道レーサー仕様に仕上げるべくモディファイを繰り返してきたそうだ。
ホイールは、オバフェンを装着した上で往年のRSワタナベRタイプ(F16×9J-16 R16×9.5J-19)をインストール。組み合わせるタイヤは、フロントがケンダKR20A(205/55-16)でリヤがポテンザRE-01(245/50-16)だ。車高はテインのスーパーストリート車高調で適度にローダウンしている。
圧巻のトランクフロア貫通型3本出しマフラーはワンオフ品。排気系はOBXのEXマニも装着され、豪快なエキゾーストサウンドを響かせる。
バンパー前に設置されたオイルクーラーが街道レーサーを物語る。ダミーではなく実際にオイルブロックと接続されているが、コア前面には飛び石防止のためにアクリルカバーを装着している。
アルミ板とリベットを駆使して製作されたドラッグウイングはなんと自作! クォーターやボンネットに追加されたルーバー状のダミーダクトなども合わせて、全体のコーディネイトは秀逸だ。ちなみに、ボディはフェラーリ純正のロッソコルサでオールペンされているが、エアロパーツ類はあえてブラックアウト化して旧車感を演出しているのもポイント。
この他、オーディオ系にもキッチリ手を入れ、チューニングシーンではマイナーな部類に属するZZT系セリカを全方位からカスタム&チューニング。自分の中でテーマを定めて、それに沿ってイジっていくというのも改造の醍醐味。チューニングの楽しさが伝わってくる1台だ。
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