この記事をまとめると
■現在販売されているクラウンは16代目となる
【試乗】クラウンクロスオーバーの「RS」はもはやスポーツカー感覚! 軽快さは最高だが「制御」には課題も
■クラウンクロスオーバーが2026年9月にマイナーチェンジをすると予告があった
■現状ではリヤデザインの一部の変更のみしかアナウンスされていない
よりスタイリッシュになって生まれ変わる!?
1955年に誕生したトヨタ・クラウンは、日本を代表する高級車の代名詞的存在だ。そのクラウンは、現在販売されているモデルでなんと16代目を数え、日本車においては異例ともいえる”超”ロングセラーモデル。7代目クラウンにつけられたキャッチコピー、「いつかはクラウン」は、カーライフにおける一種の到達点を表す、非常に印象的なものであった。
さて、そのクラウンであるが、現行型の16代目はクラウンの歴史における大きな転換期であった。というのも、いままではほぼ日本専売であったこのモデルを、グローバル展開することを決めただけでなく、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウン(セダン)」「クラウンエステート」と、なんと4つのボディタイプに分割し、それぞれに固有のキャラクターを与えるという、あまりにも斬新な戦略を取り、当時大きな話題となった。2022年7月のことであった。
その新世代クラウンの初号機として世に放たれたのは、流行りのクロスオーバーテイストを織り交ぜた、現クラウンシリーズにおいてもっとも個性的な1台、クラウンクロスオーバーであった。当時は「こんなのクラウンじゃない!」とかなりの批判を浴びていたと記憶するが、いざ蓋を開けてみたらそんな声はどこ吹く風。大ヒットといっても過言ではないほどのセールスを記録した。実際、デビュー当時は瞬間風速的ではあるが、1カ月で2万5000台を受注、その後は同門から3モデルが展開されているだけに、売れっ子とはいえない状況にはなったが、それでも1カ月あたり4000~5000台を受注している。
そんなクラウンクロスオーバーであるが、先に述べたように、発売が2022年ということで、気がつけばもう4年も前のモデルである。そうした背景もあってか、このたび同車はモデルチェンジを実施すると正式なアナウンスがなされ、新デザインが先行公開された。
今回のトピックはズバリ、リヤデザインの変更だ。従来モデルと比較して、リヤフェイスの輪郭がなだらかに処理され、いままでは別パーツのような表情だったものが、一体感のあるデザインに大きく変更されている。これにより、さらにワイド感のあるデザインになっているとのことだ。寸法自体は大きく変わっていないはずだが、デザインを変えることで、このような効果が得られるのだろう。
しかし、トヨタのリリースはなんとたったこれだけ! マイナーチェンジモデルの販売は2026年9月中旬としているが、あまりにも簡素なリリースなだけに、業界内もややざわついている模様。パワートレインやそのほかの追加装備に関しては一切のアナウンスがない。トヨタにしてはあまりにも情報が少ない異例のプレスリリースだ。一応、フロントデザインも公開されているが、これといって変化はないように見える。
果たして、本当にこれだけのマイナーチェンジなのか、それともビッグニュースがまだあるのか、9月の正式発表を首を長くして待ちたい。
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