DSオートモビル「N°4」を本国で発表～フランスの美学と最先端技術が融合～

フランス発のプレミアムブランド、DS Automobiles（DSオートモビルズ）は、プレミアムコンパクトハッチバック「N°4（ナンバーフォー）」を本国で発表した。

DS4のマイナーチェンジモデルでBEV、PHEV、MHEVの3タイプを設定
N°4は先進的なデザインだけでなく幅広い電動化とコネクティビティを採用し、ハンドリングと快適性をバランスさせたCセグメントのプレミアムコンパクトハッチバックだ。日本では2022年4月に日本市場で発表した「DS4」のマイナーチェンジモデルに位置づけられるモデルとなる。

N°4は彫刻的なボディラインと力強いシルエットが際立つスポーティなスタイリングが特徴だ。新デザインのブラックグリルには最新のライトシグネチャーが組み込まれ、中央の発光DSロゴと一体化している。

さらに、コンセプトカーの「DS E-TENSE PERFORMANCE（ディーエス イーテンス パフォーマンス）」やフラッグシップモデル「N°8」から着想を得たV字型デーライトシグニチャーが、視覚的なインパクトを高めている。

サイズは全長4.40m×全幅1.87m×全高1.47m。フラッシュドアハンドルやフローティングルーフ、クローム加飾により、流麗かつ洗練された印象を演出。リアにはレーザー加工を施したLEDテールランプが装備され、ラグジュアリーな印象をさらに強調している。

「N°4」はすべてのモデルで電動化を実現しており、以下の3タイプのパワートレーンをラインナップしている。

●E-TENSE（BEV）：最高出力213ps、最大トルク343Nm、航続距離約450km（WLTP）。58.3kWhの高効率バッテリーと最新熱管理システムを採用し、約30分で20～80%の急速充電が可能。

●PLUG-IN HYBRID（PHEV）：最大50マイル（約81km）のEV走行を実現。180馬力のエンジンと110馬力のモーターを組み合わせ、システム総出力は225ps。0-100km/h加速は7.1秒。

●HYBRID（MHEV）：145馬力の1.2Lターボ3気筒エンジン＋28psの電動モーターを搭載。都市部では最大50%をEV走行可能な自己充電型。

室内は快適性とデジタル体験を極め、安全＆先進運転支援技術も充実
車内は「フランスの上質な工芸」を体現。10.25インチのデジタルメーターや10インチのセンターディスプレイを備え、直感的に操作できる「DS IRIS SYSTEM（ディーエス イリス システム）」を搭載している。

音声アシスタントはChatGPT APIを用いたAIに対応し、「OK IRIS」と話しかけるだけで自然な対話が可能だ。

また、透明感のある音響体験を提供するフォーカル エレクトラオーディオ（オプション）や、ナッパレザー＆アルカンターラによる上質なシート素材も採用。前席にはヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能も装備可能となっている。

安全＆先進運転支援技術も充実している。「DS DRIVE ASSIST 2.0」により、レベル2の自動運転支援機能を搭載。速度標識の読み取りや、セミオートでの車線変更・追い越しが可能だ。

また、赤外線カメラによるドライバーの注意力監視や、最長300mを照らすDSマトリクスLEDビジョンヘッドライトなども装備。

さらに、ヘッドアップディスプレイ「DSエクステンディッドヘッドアップディスプレイ」は、重要情報をフロントガラス上に浮かぶように投影し、運転時の視認性を飛躍的に向上させる。

「PALLAS（パラス）」と「ÉTOILE（エトワール）」の2タイプ
パラスにはLED照明、アダプティブクルーズ、パーキングアシスト、DSイリスシステムなどを標準装備。ダイヤモンド・タングステンファブリックとブラックキャンバスの内装としたほか、ベレムブロンズの加飾が施される。

エトワールは高級ナッパレザーやブラックアルカンターラを使用し、ラグジュアリーな空間を演出。それぞれに異なる内装素材や装備が与えられている。

N°4は、先進の電動化技術とフランスらしいエレガンス、快適な室内空間と高い安全性を兼ね備えた、新時代のプレミアムハッチバックだ。都市での上質な日常使いから長距離の旅行まで、あらゆるシーンでドライバーを魅了する存在となるだろう。

N°4は2026年第1四半期に英国に上陸する予定で、日本への導入については公表されていない。

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Comments

[fxnhe501]

でも生産はドイツにあるオペルの工場で行われている。

[まこと]

1番乗りたいのはMHEVのやつ
だって軽そうだから