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トヨタWRC、雨のケニアでステージウイン連発。首位エバンスは約2分のリードで最終日へ/第3戦

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トヨタWRC、雨のケニアでステージウイン連発。首位エバンスは約2分のリードで最終日へ/第3戦

 3月22日、アフリカ・ケニアで行われている2025年WRC世界ラリー選手権の第3戦『サファリ・ラリー・ケニア』が大会3日目を迎えた。 日本のTOYOTA GAZOO Racing WRTからは、3台のトヨタGRヤリス・ラリー1が出走し、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が暫定総合首位をキープ。勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)が総合4番手に浮上し、トラブル対応に追われたカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)が総合5番手につけるリザルトとなった。また、若手育成チームのTGR-WRT2から走るサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組(5号車)が総合6番手に続いている。

 サファリ・ラリー・ケニアのデイ3は、サービスパークの北側に位置するエレメンタイタ湖の周辺で『スリーピング・ウォリアー』、『エレメンタイタ』、『ソイサンブ』という3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行。6本のステージの合計距離は146.50kmとなった。

【順位結果】2025年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア SS16後

 3月のケニアは雨季を迎えており、例に漏れず前日夜中には雨が降った。そのため、この日のステージは湿っているところが多く、泥状になっている区間が点在していた。

 デイ2で首位に立ったエバンスは、この日1本目のSS11でベストタイムを記録。ロバンペラとの差を15.9秒に拡大する好調なスタートを切る。続くSS12でもエバンスはベストタイムを刻み、SS13は3番手タイムながらも、ロバンペラがタイヤにダメージを負って大きく遅れたことで、エバンスのリードは1分32秒5にまで拡がった。

 一方、デイ2でタイヤにダメージを負いながらも総合5番手につける勝田は、オープニングのSS11で3番手タイムを記録。ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)を抜き総合4番手に順位を上げた。さらに、SS12で2番手、SS13では今大会初のベストタイムを記録するなど、上り調子で午前中のループを終える。

 ナイバシャでのミッドデイサービスを経てスタートした午後の再走ステージは、1本目のSS14『スリーピング・ウォリアー2』がスタートするタイミングで大雨が降り始め、路面はウエットコンディションに一変する。

 このステージでは勝田がスピンを喫しながらもベストタイム、ロバンペラが2番手、エバンスが3番手とトヨタGRヤリス・ラリー1がトップ3タイムを独占する速さを披露。過酷な状況でも結果を残す走りをみせたが、ロバンペラはこのステージで左リヤサスペンションを破損してしまうことに。リエゾン(移動区間)で修理を試みたものの、SS15のタイムコントロールに遅着し10秒のペナルティを課せられることとなる。

 さらに、左リヤサスペンションの状態は万全でなく、ロバンペラはSS15で約3分の遅れをとって総合4番手に後退。その後、雨脚が強まったタイミングでエバンスが走行し、大幅にタイムを失ったものの首位を死守する。

 デイ3最終のSS16『ソイサンブ2』は、雨が降り続くなかでスタート。5番手タイムでステージを走り切ったエバンスは、総合2番手のオィット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)に1分57秒4差の首位でデイ3を終えている。

 SS15で総合3番手に立った勝田は、SS16で右前輪にダメージを負ったことで総合4番手に後退。しかし、代わって3番手に上がったヌービルとは33.2秒差につけている状況だ。そして足まわりが万全ではない状態ながら最後のステージを走破したロバンペラは、ここでも3分以上の遅れをとり総合5番手にポジションダウン。今回がサファリ・ラリー初出場となるパヤリは、ポジションキープの総合6番手でデイ3を終えた。

 チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラに代わって、第3戦でTGR-WRTを率いているユハ・カンクネン代表代行は、「多くの事がつねに変わり続ける、信じられないような1日だった」と、数十秒のタイム差が簡単に生まれてしまうような過酷なコンディションとなったデイ3を振り返った。

「ここ数年で、サファリがこれほど難しい天候になったのは初めてではないかと思う。また、今日ステージが行なわれたエリアは石が鋭く、どれだけクルマが強くても、タイヤとクルマがダメージを負いやすい状況であった」

「エルフィン(・エバンス)は大きな問題なく、非常にいい走りで一日を乗り切ってくれたが、このラリーはフィニッシュするまで終わらないということを誰もが知っているだろう」

「(勝田)貴元はアンラッキーなパンクに何度か見舞われ、カッレ(・ロバンペラ)はサスペンションにダメージを負ってしまったが、何とかサービスにクルマを運んでくれてよかった。サミ(・パヤリ)もこのような難しいコンディションのなか、初めてのサファリ出場ながらもよく頑張ってくれている」

 いよいよ総合優勝者の決まるデイ4は、SS17~21の5本で争われる予定。ステージの総距離は65.99kmだ。

[オートスポーツweb 2025年03月23日]

文:AUTOSPORT web

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みんなのコメント

1件
  • tondemo310
    サファリと言ったら大昔は日産だったんだけどな。
    昔はスバルがやっていたが、今はスバルはトヨタグループなので、トヨタはスバルのノウハウを使える。
    ラリーをやらない日産には1㎜も魅力が無い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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