■トヨタ カローラクロスが5月23日に発売、8月4日にはGR SPORTも登場!
世界150か国以上で愛され続けるトヨタのグローバルカー「カローラ」。
【画像】超カッコいい! これが「新型カローラクロス」です! 画像で見る(83枚)
そのSUV版であるカローラクロスが2025年モデルとして進化し、5月23日から発売されています。
さらに、カローラクロスシリーズとして初めてGR SPORTグレードが設定され、8月4日から発売される予定です。
そんなカローラクロスですが、今回どのような進化を遂げているのでしょうか。
カローラは1966年に初代モデルが発売されて以来、「良品廉価」「変化」「プラスアルファ」という3つのキーワードを軸に、常に時代の要請に応え続けてきました。
初代カローラの開発責任者である長谷川龍雄氏は「地球人の幸福と福祉のためのクルマ」という使命を掲げ、手頃な価格で高品質なクルマを提供することを目指しました。
9代目カローラの開発責任者を務めた吉田健氏は「カローラのDNAは変わり続けること」と語り、カローラが常に時代の変化に対応し、進化し続けるモデルであることを強調しています。
また、現在会長となった豊田章男氏は社長当時に「カローラは誰かのストーリーになれるクルマ」「時代の『ちょっと先』の大衆車」と評しています。
このように、カローラはただの移動手段を超えて、持ち主の人生に寄り添い、時には憧れの対象となり、笑顔を創出するクルマとしての役割を果たしてきました。
2026年には発売60周年を迎えるカローラシリーズは、今も世界中で多くのユーザーに愛され続けています。
カローラの本質は「カローラネス」という言葉で表現されています。これは「良品廉価」「変化」「プラスアルファ」という3つの要素から成り立っています。
「良品廉価」は、高品質でありながら手頃な価格で提供することで、多くの人々の生活を支え、笑顔を創出するという考え方です。
「変化」は時代の期待に応え続けるために常に進化するという姿勢を表し、「プラスアルファ」は、手の届く「憧れ」を提供するという意味が込められています。
これらの要素が組み合わさることで、カローラは単なる大衆車を超えた存在となり、世界中で愛されるグローバルカーとしての地位を確立してきました。
現在、カローラシリーズはセダン/ハッチバック/ステーションワゴン/SUVというボディタイプを設定しています。
そのなかでカローラクロスは、都会的な洗練さとSUVとしての力強さを兼ね備えたモデルとして2021年に登場。発売以降も、継続的な改良が行われてきました。
2023年モデルではベアリングの高剛性・低フリクション化やサスペンションチューニングの最適化、高減衰ボディ接着剤の採用などにより、操縦安定性と乗り心地、静粛性が向上。
そして今回の2025年モデルでは、「お客様に寄り添い、時代の変化に応える」ことをねらいとして、「1.所有・移動する質の向上」、「2.安全・安心の質の向上」、「3.より走りを楽しみたいというお客様の要望への対応」、という3つのポイントに焦点を当てた改良が施されています。
■進化したカローラクロス! 何が変わった?
新たなカローラクロスは、従来の「URBAN ACTIVE」というコンセプトを維持しながらも、「URBAN PREMIUM」という新たな方向性を加え、より都会的な上質感と若々しく躍動的なデザインを目指したといいます。
フロントデザインでは、フードエンドを伸ばしてグリル面を立てることでSUVらしい高い車両軸を実現。
アッパーグリルはヘッドランプとの連続感を持たせつつ、幾何学的な縦スリットを施すことでアーバンプレミアム感を強調しています。
また、フロントフェンダーの塊りをサイドポンツーンと連続させることで、ダイナミックな造形を実現しています。
ライティングシステムにも大きな変更が加えられ、エッジの効いた4つのランプによりシャープさとアーバン感を表現。
センターランプは縦格子の奥から上下方向のグラデーションで光る設計となり、アーバンかつプレミアムな印象を与えています。
リアのテールランプも細くシャープな構成となり、フルLED化により先進性も付与されました。
ホイールデザインも進化し、5穴ホイールながら6本のスポークによるSUVらしい力強さを表現しつつ、シャープで立体的な切削グラフィックとクリーンな面質のダークグレー部を組み合わせることで、プレミアム感を高めています。
カラーラインアップも刷新され、トヨタ日本初となるSUVイメージの新色「マッドバス」をはじめ、「プラチナホワイトパールマイカ」「メタルストリームメタリック」「マッシブグレー」「アッシュ」「ブラックマイカ」「エモーショナルレッドII」「クリアベージュメタリック」と多彩なラインアップとなっています。
内装も外観同様に「URBAN PREMIUM」な方向への変更と使い勝手の向上が図られています。
特に注目すべき変更点はコンソール部分で、アイランド型コンソールへの変更、イルミネーションの追加、シフトノブの変更によりプレミアム感が高められています。
コンソール前方のトレイはスマートフォン2台を並列に収納できるサイズに拡大され、使い勝手が向上。
また、コンソールに合わせてドアトリムのイルミネーションもライン照明化されました。
イルミネーションカラーには「ルミナスベージュ」を採用し、柔らかく暖かい雰囲気を醸成することで、リラックスできる空間を提供しています。
シートも進化し、Zグレードには同クラスとしては採用の少ないシートベンチレーション機能が標準装備。
これは昨今の夏の極暑における快適性向上のための措置です。シート素材には本革パーフォレーションとファブリックが使用されています。
安全面では、日本初となる「シグナルロードプロジェクション(SRP)」が採用されています。
これは、夜間の見通しの悪い交差点などで発生する出会い頭の衝突抑制に貢献するための技術です。
フロントターンランプやハザードランプが点灯する際に、路面にシェブロン形状を照射することで、歩行者や周辺の車両に対して認識性を高めます。
現在の法規範囲内で実用化されたこの技術は、トヨタ車で初めての採用となります。
走行性能面では、トヨタ初となる「SNOW EXTRAモード」が新たに搭載されました。
従来のシステムでは発進時、カーブ後半での加速時、スリップ時にのみリア駆動が作動していましたが、SNOW EXTRAモードでは全走行域においてリアを駆動する電動フルタイム4WD制御となり、高い走行安定性を実現しています。
また2025年モデルでは、操縦安定性と静粛性の両面で進化を遂げています。
まず、操縦安定性では、サスペンション締結トルクの増加により締結剛性が向上。
ステアリングのニュートラル付近での明瞭さと手応えが強化され、車両の挙動はよりリニアで素直に。
ドライバーに信頼感を与えるハンドリングは、日常からワインディングまで幅広いシーンでその恩恵を感じられます。
静粛性については「1.ルーフマスチックの高減衰化」、「2.リアウレタンブロックの追加」、「3.Aピラー内吸音材の追加」という3つの変更により、車室内への音の侵入を抑える工夫がなされています。
特に高速走行時や荒れた路面での静けさは、快適性を大きく引き上げ、長距離ドライブでも疲れにくい環境を実現。
操縦の愉しさと上質な静粛性をさらに磨いたカローラクロスは、ドライビングの喜びを求めるユーザーにとって魅力的な進化を遂げたと言えます。
今回の改良では、より走りを楽しみたいというユーザーの要望に応えるため、新たにGR SPORTグレードが設定されました。
GR SPORTは「走り」と「質感」の両面から所有する喜びを追求したグレードで、8月4日からの発売が予定されています。
※ ※ ※
今回の改良によって、カローラクロスはさらに「良品廉価」「変化」「プラスアルファ」というカローラの理念を体現するモデルへと進化しました。(くるまのニュース編集部)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「キムタク」が1000万円超えの「超高級SUV」と2ショット公開! 愛車は「激レア“日産車”」!? 愛犬“アム”とのドライブをエンジョイ
トヨタ新「ランドクルーザー」発表に反響多数! 「ついに来たか!」「燃費よくなってサイコー!」の声! “快適ハイブリッド”採用の欧州モデルに寄せられた意見とは
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
ロシア軍の「強力な新兵器」が空中で木っ端みじんに “複数の刺客”に攻撃される
ロシア軍の「重火炎放射システム」攻撃を受け“大爆発”する映像を公開 非人道兵器として国際社会で批判される自走ロケット
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
【実際どうなの?】惜しまれつつ生産終了となった「GT-R」オーナーの本音…登場から18年も走りはまだまだ一級品
バイクなら不要だと思ってない?? 踏切前での一旦停止は必須!! 正しい踏切の横断ルールとは
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
「伊藤かずえ」が“30年以上乗り続ける”「シーマ」の「スゴイ走行距離」公開し話題に! 「すごすぎる」「愛情の賜物」の声も! 車愛あふれる走行距離どこまで伸びた?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント