■ホンダの新型「高級スポーツセダン」登場!
ホンダの北米法人は、2024年3月29日から4月8日まで開催の「ニューヨーク国際オートショー(以下NYショー)」にて、アキュラ新型「TLX タイプS」を展示しています。
同車は日本では見慣れないホンダ製のセダンですが、一体どんなクルマなのでしょうか。
【画像】これはカッコいい! これがホンダの最新「スポーツセダン」です(58枚)
TLXは、2014年から北米などの海外向けに販売されている、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」のミディアム・スポーツセダン。
アキュラにラインナップされていた「TSX」「TL」の代わる車種として登場したモデルで、かつて日本で展開されていたアコード(CL9、CU2/4型)やインスパイア/セイバー(UA2/3、UA6/7型)の後継車にもあたります。
現行型TLXは2020年5月に登場した2代目モデルで、ボディサイズは、全長4943mm×全幅1910mm×全高1433mm、ホイールベースは2870mm。
これは日本で販売されるホンダ「アコード」に並ぶ大きさですが、TLXは堂々たる巨体にくわえてアグレッシブでスポーティなデザイン、力強い動力性能を備えたプレミアムなモデルです
パワートレインは、最高出力272馬力を発揮する2リッター直列4気筒VTECターボ仕様の「2.0T」と、最高出力355馬力の3リッターV型6気筒ツインスクロールターボ仕様の「3.0T Type S」の2タイプを設定し、グレードによって前輪駆動(FF)か電子制御式四輪駆動(SH-AWD)の駆動タイプを選択可能。
トランスミッションは全車とも、シーケンシャルスポーツシフト付き10速ATを採用します。
今回NYショーに展示された2024年モデルの新型TLX タイプSは、漆黒のボディカラーとともにグリルやウインドウモールなどのメッキ部も全てブラックアウトした、クールなエクステリアが目を引く仕様。
さらに新採用されたスプリットスポークの20インチブラックホイールも装備し、車体全体の統一感を高めました。
内装は、2024年モデルに進化するにあたって新たに12.3インチ HDデュアルコンテンツ ディスプレイを取り入れたほか、メーターパネルとセンターディスプレイはそれぞれ大型の液晶画面を採用。とくにセンターディスプレイは従来モデルに対し20%も面積が拡大しています。
また、スマートフォンとの連携強化やワイヤレス充電パッドなどのコネクティッド機能や、先進運転支援システム「AcuraWatch」機能の拡大、走行性能や静粛性の向上も図られるなど、大きく進化した様子がうかがえました。
※ ※ ※
NYショーにも登場した新型TLX 2024年モデルの米国における販売価格は、4万5000ドル(約681万円)から5万7000ドル(約863万円)までとなっています。
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みんなのコメント
海外には良さそうな車種が追加されるが日本はSUVばかりでつまらなくなったな