車種別・最新情報 [2026.09.07 UP]
今知りたい!魅力のポイント《レヴォーグレイバック》
今知りたい!! 注目モデル魅力のポイント総まとめ!
今回の企画はニューモデルや定番人気モデルなど、要注目国産モデルを厳選! プロフィールやコンセプトをひも解くとともに、それぞれの魅力のポイントをピックアップ。さらに、おすすめのグレードやオプションなど、クルマ選びの際に知っておきたい詳細まで深掘りして紹介する。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年10月号制作時点(2026年8月中旬)のものです。
悪路対応ツーリングワゴン。S:HEVの洗練度にも注目!
好燃費モデルも加わり、より幅広い層にアピール
インプレッサからクロストレックへと発展させた手法をそのままレヴォーグに当てはめて開発されたモデルがレヴォーグレイバックだ。クロストレックの開発では車体骨格をインプレッサと共用し、最低地上高拡大のためにタイヤの大径化及びサスの設計変更を加えている。レイバックに採用されたサスはクロストレック用をベースにしたもの。極端な言い方をするならクロストレックのサスを移植したと言ってもいいくらいだ。
ただし、追加されたレイバックのS:HEVモデルはちょっと事情が異なり、先に登場していたターボ車よりも全高と最低地上高が20㎜低い。これは全高を多くの立体駐車場の制限となる1550㎜以内とするため。なお、クロストレックとレイバックのターボ車の最低地上高はミドルSUVでも最大級の200㎜である。
最低地上高はターボ車よりも減少しているが、悪路対応用の4WD制御はグレードアップして、2モード型のX-MODEが装備されている。ローダウンというとオンロード向けの印象が強いが180㎜の最低地上高にしてもX-MODEにしても他のミドルSUVと比較しても悪路対応力で引けは取らない。立体駐車場対応に関してはS:HEVモデルが設定されないレヴォーグのラインナップを補完する意味もあるのだろう。
なお、ハイブリッドシステムはトヨタと同系のスプリット式を採用しているが、4WDシステムはトヨタとは異なる。他のスバル4WDモデルと同様に多板クラッチ式の電子制御カップリングを用いた機械式を採用している。
車体骨格などの基本設計はレヴォーグと共通しているため、着座位置はSUVとしては低めの設定。端的に言えば最低地上高が増した分だけ上がっている。軽く腰を下ろすくらいの座面地上高設定で、小柄な人でも比較的乗降性がいい。また、頭の位置が低い分だけロールやピッチ等の挙動変化が小さく感じられるのも長所だ。
半面、ハイトパッケージになっていないので室内高が低く、視点が低い分だけ見晴らしが低下しやすいのがウイークポイントだ。
つまりは乗用車プラットフォームのSUVとしてトップレベルの悪路対応力を与えられたワゴンとでもいうモデル。乗車感覚や運転感覚はベースとなったレヴォーグと大差なく、SUVが初めてでもすぐに馴染める。さらにS:HEVの導入で燃費を劇的に改善。HEVのミドルSUVとしてはライバルをしのぐほどではないが、WLTC総合モードで19.0㎞/ℓならば納得できるレベルである。
SUBARU レヴォーグレイバック
●発表年月(最新改良):'23年10月('26年7月)
車名の通りレヴォーグ譲りのワゴンタイプのフォルムを持つ。ターボ車はエンジンフードにエアインテークを設けたスポーティなデザイン、S:HEVはエアインテークがなくエレガントな印象だ。
縦長の大型センターディスプレイが目を引くインパネの造型はスバル車に共通のもの。レイバックは本革シートなどの設定によりくつろぎ感を強めつつ、スポーティさも感じさせるキャビンとなる。
ツーリングワゴン的な荷室。ターボ車の後席が4:2:4分割可倒式なのに対し、S:HEV(写真)はリクライニングなしの6:4分割となる。
2.5ℓのS:HEV(写真)はWLTCモード19.0㎞/ℓ(1.8ℓターボは14.1㎞/ℓ)。燃料タンクは63ℓで共通なので、航続距離も伸びる。
《魅力ポイント》S:HEVのWLTC総合燃費はかなり優秀! 19.0㎞/ℓ達成
同じe-BOXERでもマイルドハイブリッドと本格ハイブリッドのS:HEVは別物だ。1.8ℓ車がターボとしては良好な燃費性能を示すとはいえ、本格ハイブリッドに及ぶべくもない。S:HEVモデルのWLTC総合モード燃費は1.8ℓ車を4.9㎞/ℓ上回り、WLTC郊外モードでは20㎞/ℓ超を達成。燃費最優先で選べるほどライバルより優れているわけではないが、長距離ツーリングを伴うレジャーユースでこの省燃費性能は魅力となる。燃費が気になってスバル車をマイカー選びの対象から外していた人たちを振り向かせるだけの実力は十分にある。
《魅力ポイント》日常用途で気になるSUV特有のクセを感じさせない
SUVは最低地上高や全高だけでなくドライバーの視点やシート座面の地上高も高い。アイポイントや座面の高さには見晴らしのよさなどの利点もあるが、車体周辺死角や車両感覚のつかみにくさ、乗降性などのデメリットもある。レイバックの車体はワゴンのレヴォーグと基本的に共通で、全高が50㎜(S:HEV)高くなるくらいの違いだ。SUVとしては全高が低く、ドラポジや取り回しの感覚はレヴォーグとほぼ同じ。体格や慣れなど、乗降性や取り回しでSUVに不安を感じるユーザーは候補に加えるべき一台だ。
《レヴォーグレイバック》主要諸元
■主要諸元(Premium S:HEV EX) ●全長×全幅×全高:4655×1830×1730mm ●ホイールベース:2670mm ●車両重量:1750kg ●乗車定員:5名 ●パワーユニット:2498cc直列4気筒DOHC(160PS/21.3kg-m)+モーター(88kW/270Nm) ●トランスミッション:電気式CVT ●駆動方式:4WD ●WLTCモード総合燃費:18.5km/ℓ ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/ベンチレーテッドディスク(R) ●サスペンション:ストラット式(F)/ダブルウィッシュボーン式(R) ●タイヤ:235/50R19
《レヴォーグレイバック》おすすめグレード
プレミアム S:HEV EX
●価格:452万1000円
スポーツ派にはターボもいいが、総合力ならS:HEVがおすすめ
ブラック仕様がそれぞれ設定されているが、実質的に1.8ℓターボとS:HEVの二択となる。スポーツ派にはターボが魅力的だが、余力を感じさせる洗練されたドライバビリティや燃費を考えればS:HEVがオススメ。ターボ車とは50万円近い価格差であり自動車税も高いため、燃料代だけで差額を埋めるのは難しいが、走りの質感も含めてスバル車の上級モデルらしさを味わえる。
《レヴォーグレイバック》おすすめオプション
アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)
上級装備まで標準装着が多いため、あえて追加するならこれぐらい
一定条件下でのハンズフリー機能を備えたアイサイトXや前席パワーシートは全車標準装着。AVシステムは11.6インチディスプレイオーディオで、S:HEVのブラック仕様がOP設定になる以外はハーマンカードンサウンドシステムも標準。元の装備が充実しているので、実用系で強いて追加するならS:HEVモデルのAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントくらいだろう。
《レヴォーグレイバック》ライバルチェック
SUBARU レヴォーグ
●価格:363万〜468万600円 ●発表年月(最新改良):'20年10月('26年6月)
趣味性を除けば、S:HEVも選べるレイバックが有利だ
高い全高と最低地上高は、デメリットを感じる環境でなければ悪路対応力の分だけ活動範囲が拡がる。そのため、レイバックの充実はレヴォーグの対象ニーズを狭めることにもなる。レヴォーグの守備範囲はオンロードのスポーツ性能にこだわらなければレイバックでカバーできてしまうからだ。特にS:HEVがレヴォーグに設定されていないのは、両車の立ち位置に決定的な差を生み出している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?