2019年シーズンF1オーストラリアGPのフリー走行2回目が行われ、トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、ピエール・ガスリーは4番手となった。
セッションは気温24度、路面温度は44度のコンディションで開始された。
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セッション開始早々、ロマン・グロージャン(ハース)がミディアムタイヤでコースインしたのを皮切りに、各車続々と走行を開始した。
10分ほど経過したところでピエール・ガスリー(レッドブル)が1分25秒401を記録しひとまずトップタイムとなる。そして、ミディアムタイヤでケビン・マグヌッセンが1分24秒409を記録するも、6速にギヤが入らなくなるというトラブルに見舞われピットインしてしまう。今季からルノーへ移籍したダニエル・リカルドはシートに何らかの手を加えていたようで、コースインが遅れてしまった。
セッション開始から20分、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がミディアムで1分24秒324を記録しトップタイムにつけるも、即座にルイス・ハミルトン(メルセデス)が同じミディアムタイヤで1分23秒582を叩き出し速さを見せ付けた。またチームメイトのバルテリ・ボッタスもミディアムタイヤで1分23秒879を記録した。
ハミルトンは更にアタックを続行し1分23秒206、ボッタスも1分23秒439までタイムを縮めた。ハミルトンはその後も走行を続け、自己ベストを更新する1分23秒148を記録している。
セッション残りが1時間を切った頃、グロージャンがソフトタイヤで4番手、1分23秒814までタイムを詰めた。
残り50分になろうかという所で、ようやくフェラーリのふたりがソフトタイヤでアタックを敢行。シャルル・ルクレールが先にアタックを行い、1分23秒754を記録。そしてチームメイトのセバスチャン・ベッテルも1分23秒473で4番手に入った。
キミ・ライコネン(アルファロメオ)も速さを見せた。ソフトタイヤを履いたライコネンは1分23秒572を記録し、昨年のチームメイト、ベッテルの後ろ5番手につける。
そして、メルセデスのふたりもソフトタイヤでのアタックを開始。ボッタスがアタックに入ると、1分22秒648でトップに躍り出た。更にハミルトンも1分22秒600というタイムを記録しボッタスからトップを奪い返した。
トップ3チームの面々が続々とソフトタイヤでのアタックを行う中、フェルスタッペンはミディアムタイヤで走行を続けた。タイヤの反応を確認していたのか、合計20周走行とロングランをこなした後にピットに戻った。
セッションの残り30分を切り終盤に差し掛かると、各チームはロングランに移行。一方、残り20分を切ったところで、フェルスタッペンがソフトタイヤでのアタックを敢行。1分23秒400を記録し3番手に浮上した。フェルスタッペンはそのままソフトタイヤでセッション終了まで走行を続けており、まだまだ底を見せていない印象だ。
その後、目立ったタイム更新は大きな順位変動は無かったが、セッション終盤にルクレールがスピンしてしまい、イエローフラッグを出してしまう場面もあった。ただ大きな問題では無くすぐに走行再開した。
最終的にセッション中盤に1分22秒600をマークしたハミルトンが首位となり、ボッタスが2番手となった。3、4番手にはフェルスタッペン(1分23秒400)、ガスリー(1分23秒442)と、新たにホンダ製PUを搭載するレッドブルのふたりが続いた。
そして、速さを見せたのはライコネン。1分23秒572のタイムで、前チームメイトのベッテルのすぐ後ろ6番手につける好タイムを記録。チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィは1分24秒293で14番手タイムとなった。
今シーズン、ルノーへ移籍したリカルドは1分23秒644で8番手タイム。古巣レッドブルとのタイム差は約0.2秒だった。チームメイトのヒュルケンベルグはリカルドを上回る1分23秒574をマークし、7番手だった。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは1分23秒933で11番手、アレクサンダー・アルボンは何度かコースを飛び出す場面が見られたものの、1分24秒675のタイムを記録し16番手に終わった。
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