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Hi-Fiユーザーカーの祭典「2025/24th 中四国オートサウンドフェス」Report

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Hi-Fiユーザーカーの祭典「2025/24th 中四国オートサウンドフェス」Report

四国(愛媛県今治市)大三島・多々羅しまなみ公園駐車場で毎年、開催されるHi-Fiユーザーカーの祭典「オートサウンドフェス」。

参加者ユーザーが聴いて投票するピープルズチョイスほか、メーカー、輸入元代理店、ほか評論家コースを設定し、どの部門も競い合い、多いに盛り上がった。マイカーライフ登録店のユーザーカーをご紹介しよう。

【画像全37枚】

◆ホンダN-BOX(オーナー/森久あかりさん)by アミューズ
ホンダ『N-BOX』にお乗りの森久さんは、同イベントに初エントリー。好きな音楽ジャンルを尋ねるとJ-POPが中心でとくに椎名林檎の大ファン。クルマ通勤時よく聴いているという。

彼女が選んだシステムは本格的なフロント2ウェイ+サブウーファー構成で、スピーカーはブラム・シグネチャーシリーズ(ツィーターはマグネシウム素材を振動板に使用)だ。パワーアンプはDSP内蔵型ヘリックス・M SIX DSPをチョイス。助手席後ろ(後部席前)にダイヤトーン・SW-G50をエンクロージャーに納めてセット。再生プレーヤーはソニーのウォークマンで勝手のよい取り付けバーの本体DAPを装着。その下にはヘリックスのユニバーサルリモコンURC-3を装着。入力切替えや音量調節が出来て、とても便利だ。

サウンドは実在感のある堂々とした低音、澄んだ高音とハイクオリティサウンドを聴かせてくれた。

◆ホンダ N-BOX(オーナー/上田浩次さん)by K サウンド
カーオーディオを始めて早3年と語る上田さんは、カーオーディオ用のアクセサリーパーツで著名なサウンドサスペンションから発売されている「Amane」スピーカー(16cm2ウェイ)と「class AB100.4」パワーアンプを導入。サブウーファーはダイヤトーン・SW-G50を一発搭載。一方、再生プレーヤーはソニー・NW-WM1AM2ウォークマンでDSPはヘリックス・DSP PRO MK2と組み合わせで音質重視のシステム構成となっている。プロショップの取り付け技術と細やかな音調整により、前方定位のサウンドステージを展開。

また実在感のあるサウンドを再現させるため、ドア内部のデッドニングとインナー&アウターバッフルの施工により、中低域の安定感と量感を得ている。その鳴りっぷりの良さにご満悦の様子だ。好みの音楽ジャンルはジャズとボーカル系をよく聴いているという。

◆トヨタCH-R(オーナー/仲尾誠さん)サウンドカーペンター
サウンドカーペンター代表の仲尾さんはデモカー兼、愛車のトヨタ『CH-R』を披露してくれた。

搭載システムは高価な組み合わせではなく、サイバーナビAVIC-CQ912llDCを主軸としたフロント2ウェイ+サブウーファー構成。数多くの取り付け実績からスピーカーはブラムをチョイス。今回、今春リリースされた「Signature Multix Barrel」に換装する。※以前はTWM25 MG70HR、ミッドバスはMS 6 Multixを搭載。注目したいポイントはAMT1(エア・モーション・トランスフォーマー)ツィーターで、特徴は大きな放射面積を持つ軽量プリーツ振動板を採用。

信号の位相変調が軽減され、効率的に変換され、35kHzを超えるリニアな特性を有している。ソフトドームと音色の好みが分かれるだろうが色付けのないこと(カラーレーション)、誇張感のない澄んだ高音が印象的だった。ぜひ聴いていただきたい。

◆トヨタ・アクア(オーナー/長住康二さん)by ウェイブ トゥ ポート
友人の勧めでカーオーディオを始めて26年、音楽とカーオーディオは生活に欠かせないと語ってくれた長住さん。愛車トヨタ『アクア』の取り付けは7年前からスタートしたという。

数あるスピーカーの中からドイツのブラックスをチョイス。マトリックスの音色が好きで現在、ML-28 PRO(TW)、ML2.1(MID)、ML6.1PP(MID BASS)、サブウーファーは10.1となっている。再生プレーヤーは、オリオスペック・カナリーノ12V Mk2。オーディオテクニカ・AT-HRD500(D/Aコンバーター)と組み合わせてヘリックス・DSP ULTRAを使用している。

なおパワーアンプはブラックス・NOX4、カロッツェリア・RS-A99Xを搭載。プロショップ、インストーラーの音調整により、エネルギーバランス、位相アライメントを整えることで音源の質感、細やかなニュアンスを鮮明に表現。総じて自然なステージングが前方に広がる。

◆トヨタGRヤリスクロス(オーナー/高杉茂雄さん)by M.E.I.
一昨年、念願のコンパクトなボディのSUVであるトヨタ『GRヤリスクロス』を購入した高杉さん。純正オーディオのサウンドに不満でプロショップに取り付けを依頼。

ケンウッド・MDV-M809HDWナビを軸とした構成でスピーカーはモレル・MAXMO ULTRA 603MK2を使った3ウェイで、サブウーファーはダイヤトーン・SW-G50を一発、エンクロージャーに収めてラゲッジにセット。DSPとパワーアンプは、ヘリックス・M-SIX DSP(アンプ内蔵型100W×6ch)とサブウーファー用にM-ONE(D級モノ@240W)ともに前列シート下にセット。

コンポーネントの総額は40万円代のバリュープライスだ。MAXMO ULTRA 603MK2は3ウェイパッケージで価格は10万円ほどで購入できる。サウンドは帯域レンジが広く、かつバランス良好で総じてクリアなサウンドで心地よい鳴りっぷりが印象的だった。

◆日産ノートAURA(オーナー/楠康弘さん)by ピットハウス コスギ
高松から参加された日産『ノートAURA』のオーナー楠さん。新車購入を機にスピーカーを含め、システムのグレードアップを図った。

スピーカーはマニア間で今、話題となっているブラムの新シリーズ「Signature Multix Barrel」を導入。ユニットはAMT-1(エア・モーション・トランスフォーマー)ツィーター、MB3(ミッドレンジ)、MB6P(ミッドバス)でサブウーファーはフォーカル製でリアラゲッジ床下にビルトイン。再生プレーヤーはソニー・ウォークマンでDSPはヘリックス・DSP PROMk2をセレクト。

スピーカーの能力をしっかり引き出すため、BRAX・X1400パワーアンプ(生産完了品)4chモデルを2基搭載。また電源系の強化を図り、ハイパワー時でも十分なダイナミックレンジを確保する。ハイレゾ音源、そのクオリティを遺憾なく発揮されていて総じてワイドレンジで高音質だ。

◆三菱アウトランダー(オーナー/森亮太さん)by シパング
同イベント初エントリーと語ってくれた三菱『アウトランダー』(PHEV)のオーナー森さん。音楽とオーディオが大好きでカーオーディオ購入のキッカケはSNSで知ったという。ハイレゾ音源まで十分なクオリティで楽しむため、ユニット選び、システム全体を入念に検討。

スピーカーはモレルでまとめていて、ピッコロ2(ツィーター)、CDM880-2(ミッドレンジ)、ELATE Ti MW6(ミッドバス)の3ウェイ構成で、サブウーファーはロックフォード・1D210を一発搭載。再生側は、近年話題のブランド、aune・ GTS1(デジタルメディアプレーヤー)を導入。

入力部はUSBポートほかBluetooth5.0に対応、出力はRCA、オプティカル、コアキシャル、HDMとI豊富でリモコンの使いやすさ、視認性も良好だ。ヘリックス・DSP ULTRAと組み合わせることで高音質、シャープな音場を表現することが可能となる。

文:レスポンス 永松巌
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