「碓氷峠鉄道文化むら」と一体的な道の駅を整備へ
群馬県安中市にある信越本線の終着駅、横川駅周辺が大きく変貌します。安中市は2025年4月、同駅の至近にある「碓氷峠鉄道文化むら」隣接地に、道の駅を一体的に整備する方針を示しました。これに伴い、「碓氷峠鉄道文化むら」にも変化が生じる見込みです。
【完成イメージ】これが横川駅前に整備される道の駅です(鉄道文化村もリニューアル)
信越本線は、かつて高崎駅から新潟駅までを結んでいましたが、1997年の北陸新幹線開業により、横川~軽井沢間が廃止されるなどして、高崎~横川間が「盲腸線」として残っています。その終点である横川駅周辺には、駅弁「峠の釜めし」を販売する荻野屋本店があることでも知られます。
「碓氷峠鉄道文化むら」は、信越本線が廃止されたことに伴い、横川機関区の跡地を活用する形で1999年に開園。国鉄・JR最大の難所と言われた碓氷峠の記憶を伝える鉄道テーマパークで、施設は市が所有しています。
園内には鉄道史料館や車両の屋外展示スペースなどがあり、碓氷峠専用の電気機関車「EF63」の運転体験ができるほか、廃止された信越本線の線路を活用したトロッコ列車も運行されています。子供から鉄道ファンまで楽しめる施設ですが、施設はやや古くなってきています。
道の駅の計画地は、横川駅南側、国道18号の沿道となる低未利用地です。現在はロータリーや駐車場、倉庫などがあります。施設は「碓氷峠鉄道文化むら」と一体的な空間となる見込み。導入機能として農産物直売所やレストラン、カフェ、屋外施設などが想定されています。なお、レストランは鉄道文化村を改築して設置する予定。概算事業費は約44億円で、市は今後、2032年度の開業を目指すとしています。
市が設置した「安中市道の駅整備検討委員会」では、道の駅の整備に合わせ、鉄道文化村の展示車両を西側から東側(ゲート側)に入れ替えることを求める声や、横川駅南口に新改札を求める声も上がっており、今後の動向が注目されます。
※誤字を修正しました(5月8日11時53分)。
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みんなのコメント
雨ざらしでボロボロになっている車両は見るに忍びない。
碓氷峠です