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【大型タッチスクリーン採用か】ランドローバー・レンジローバー 新型の内装を初確認

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【大型タッチスクリーン採用か】ランドローバー・レンジローバー 新型の内装を初確認

エアコン操作用ディスプレイは廃止

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】目撃されたレンジローバーのプロトタイプ【現行のレンスポやSVRと写真で比較】 全149枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ランドローバーが開発を進めている第5世代レンジローバーのプロトタイプが目撃され、そのインテリアも今回初めて確認された。

この1年ほどの間に、英国や欧州でレンジローバーのプロトタイプが何度も目撃されている。今回、ある写真家がこれまで誰よりもプロトタイプに接近し、インテリアの撮影に成功した。

キャビン全体のデザインは確認できないが、画像からはいくつかのヒントが得られる。特徴の1つはタッチスクリーン(市販仕様と思われる)で、ダッシュボードの中央に配置されている。

また、ジャガー・ランドローバーの最新OS「Pivi Pro」をさらに進化させたバージョンを搭載しているようだが、現行モデルのようなエアコン操作用のディスプレイは見られない。

おなじみのデジタルメーターも確認できるが、インテリアの大部分はカモフラージュされていたり、未完成だったりする。シフトレバーは、ジャガーの最近のモデルから流用したものだが、市販仕様かどうかは分からない。

ステアリングホイールには触覚フィードバック付きのコントロールが見られる。

エクステリアデザインは、今回もカモフラージュにより厳重に隠されている。しかし、ヘッドライト、ウィンカー、デイタイム・ランニングライトには新デザインが採用されているようだ。

V8エンジン、全輪操舵採用か

以前目撃されたプロトタイプは、4本出しのエグゾーストシステムを装備しており、最上位モデルのV8エンジンを搭載していることが予想された。

また、後輪操舵システムの存在も確認できる。どのモデルに搭載されるかはまだ明らかになっていないが、新しいMLAアーキテクチャーの柔軟性を知る手がかりとなるだろう。

標準のショートボディ仕様は、ニュルブルクリンクで限界までアタックしている様子がビデオに収められている。

強調されたショルダーライン、ワイドなホイールアーチ、堂々としたフロントエンドなどを特徴とし、伝統と進化のバランスを取っているように見える。

また、画像からはヴェラールに採用されていたフラッシュ式ではなく、クラシックなスタイルのドアハンドルを採用していることがわかる。

BMW X7だけでなくメルセデス・マイバッハGLSとの競合も狙っているようだ。

新型レンジローバーは、2012年に発売された現行モデルに代わってラインナップの頂点に立つ。発売されれば、JLRが切望していた高収益化の後押しをすることになるだろう。

最新世代のMLAプラットフォームをベースにしており、内燃機関、プラグイン・ハイブリッド、完全EVに対応できる柔軟性を実現している。

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