新型アウディQ3を世界初公開
アウディはCセグメントのプレミアムコンパクトSUV『Q3』の第3世代モデルを世界初公開した。
【画像】新型アウディQ3と欧州で販売されるコンパクトSUV 全69枚
アウディQ3は、初代モデルの発売以来10年にわたり累計200万台以上が販売されてきた同社のベストセラーモデルの1つである。
新型アウディQ3は、バランスの取れたダイナミックで筋肉質なSUVらしいプロポーションと広々としたインテリア、PHEVやマイルドハイブリッドなどの効率的なドライブトレイン、フルサイズクラス由来の運転支援やライティングテクノロジーなど、コンパクトSUVの新たな基準を打ち立てる歴代最良のモデルとして登場するという。
なお、新型モデルの発売は欧州などの地域で10月から開始される。
より力強くなったエクステリア
先代モデルと比較し、よりエモーショナルなデザインとなった新型アウディQ3。フロントフェイスは幅広いシングルフレームグリルと、より細くシャープになったヘッドライトが印象的だ。
サイドビューは前後のライトの間にある水平のショルダーラインで視覚的に分割され、視覚的な効果をもたらすデザインとなっている。また、角度の付いたDピラーとの組み合わせによりグリーンハウスをよりダイナミックに見せている。
フロントとリアホイールのショルダー部から力強く浮かび上がるブリスターは、初代アウディ・クワトロを想起させる処理となっている。
リアセクションは2分割のスリムなリアライトと分離された車幅いっぱいのライトストリップがクリアな印象を与え、その下には視覚的にフラットな面が広がっている。
空力性能と車両全体の静粛性は従来モデルと比較して大幅に改善しており、Cd値0.30を誇る。また、アウディのコンパクトモデルとして初めてフロントウィンドウに『アコースティックガラス』を採用。車両内のシーリングと断熱の最適化との組み合わせにより、調和の取れた音響コンセプトを実現し、走行快適性が明確に向上している。
新型アウディQ3のボディカラーには全11色が用意されており、ソリッド、メタリック、マットペイントなど多彩な選択肢を持つ。新色としてセージグリーンとマデイラブラウンが加わる。
先進のライティングテクノロジー
新型アウディQ3には、同社の上位セグメント車両に採用されている『デジタルマトリクスLEDヘッドライト』を初めて搭載する。新たに採用された『マイクロLEDモジュール』には、13mm幅のモジュールに2万6500個のマイクロLEDが実装されており、ヘッドライトの照射性能を大幅に向上、クリアなコントラストは特に荒天時に高い利便性を発揮する。また、ハイビームの非常に精密な光分布と他の道路利用者に対する優れた防眩制御も実現し、より高い安全性を実現する。
また、『レーンガイダンス』や『オリエンテーションライト』などの『ライトガイダンス機能』は、運転支援機能とより密接に結びつき、ドライバーの視界内の道路上に直接様々な情報を映し出すことで、走行安全性をさらに高めている。
新たな機能の1つとして、高速道路での車線変更時、死角に車両がいる場合に、『車線変更アシストからのアクティブワーニングがレーンライトに表示される機能』が搭載された。
車両の進行方向を道路上に表示する『オリエンテーションライト』は車線逸脱時のワーニング表示機能を装備する。さらに、交通情報の延長として、路面凍結の可能性のある場合に、約70km/hから氷の結晶のワーニングシンボルを路面に投影する機能を持つ。
そして、車両乗り込み時やエンジン停止時には3種類の異なるサイン表示を、MMIから選択できる『カミングホーム/リービングホーム機能』も備え、車両が停止しているときにも存在感を放つ。
デジタルマトリクスLEDモジュールに加えて、片側23個ずつのセグメントで構成される『デジタルデイタイムランニングライト』は、車両の装備内容に応じて、最大4種類までのデジタルライトシグネチャーを、好みのカミング/リービングホームライティングのシナリオにあわせて車両の前後に映し出すことができる。
機能的で明確なインテリアデザイン
新型アウディQ3では従来モデルよりデザインと機能性が大幅に向上したインテリアも特徴的だ。意図的に要素に前景と背景の視覚的コントラストを持たせることで、居心地の良い空間をつくり出している。
ドアからダッシュボードへは、『ソフトラップ』という一体感のある加飾パネルが水平基調に広がっており、最大限にスペース感を引き出している。
コックピットはドライバー志向のレイアウトで、11.9インチのインストルメントクラスターと12.8インチのMMIタッチディスプレイによる湾曲したパノラミックディスプレイと、情報を補完するヘッドアップディスプレイにより、フルサイズクラスのデジタルステージを実現している。
ステアリングコラムの右側レバーにシフトセレクター機能を与えたことで、センターコンソールの収納スペースが拡大、2つのカップホルダーやスライドカバーで隠すことのできる2つのUSB-Cを備えるなど、より高い機能性と空間効率を両立した。
また、充実したアンビエントライトも特徴で、ダッシュボードとセンターコンソールのマーカーライトにより、インテリアに明確なラインを強調する。MMIパノラミックディスプレイ下部とドア内には間接照明も備え、インテリアを引き立てている。
さらに、フロントドアにはイルミネーション付きファブリックパネルもオプションとして用意され、車両のロック、アンロック時にダイナミックな光の流れを生み出す。イルミネーションのカラーは30色から設定可能となっている。
インフォテインメント・システムには『アンドロイド・オートモーティブOS』を採用し、YouTubeなどのサードパーティー製アプリは『アウディ・アプリケーションストア』から利用可能となっている。
また、様々な車両機能の操作に活用できる『アウディアシスタント』を搭載。AIで強化されたこのアシスタントは、車両に直接統合され、MMIセンターディスプレイにアバター表示される。
インテリアトリムには9種類のインテリアパッケージを用意。再生ポリエステルや成長が早く耐久性のある木材の使用されるなど、サステナビリティに考慮された設計がされている。
実用性の高いトランク容量は後席使用時で488~575L、後席をたためば最大1386Lにまで拡大する。
マイルドハイブリッドとPHEVを設定
新型アウディQ3のパワーユニットは、マイルドハイブリッド搭載の1.5L 4気筒ガソリンエンジン(150ps)、プラグインハイブリッド(システム総合272ps)、直噴ディーゼルターボエンジン(150ps)、そしてクワトロドライブと組み合わされる2.0Lガソリンターボエンジン(265ps)を設定、高効率で幅広いラインナップを取り揃えている。
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