輸入車 [2025.10.11 UP]
【アストンマーティン ヴォランテ】の歴史といま買いの中古車 神秘的な美しさを備えたGTカー
アストンマーティン ヴォランテ|語り継がれる名車の系譜 vol.58|
「DB12 S」誕生。アストンマーティン伝統の「S」を継ぐ、新型スーパーツアラー
文●ユニット・コンパス 写真●アストンマーティン
※中古車参考価格はすべてグーネット2025年9月調べ。
※写真は一部本国仕様の場合があります。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年11月号の内容です)
英国を代表するスポーツカーブランドであるアストンマーティン。そのラインアップでひときわ特別な存在感を放つのがヴォランテだ。
神秘的な美しさを備えたグランドツーリングカー
「空飛ぶ」軽やかさを備えた究極のGTカー
英国を代表するスポーツカーブランドであるアストンマーティン。2020年にはモータースポーツの頂点であるF1に復帰、さらにはハイパーカーのヴァルキリーや電動化スーパーカーであるヴァルハラをリリースするなど、ブランドとしての存在感を確実に増している。
新しい分野への挑戦を続ける一方で、自社の伝統を大切にすることも忘れない。その二面性こそが、超一流ブランドであることの証だ。
2025年はアストンマーティンにとってヴォランテ誕生から60年という記念すべき年になる。ヴォランテはいわゆるオープンモデルだ。
初めてのヴォランテである「DBショートシャシー ヴォランテ」は、DB5の末期である1965年に登場した。名車として自動車の歴史に名を残したDB5のさらにオープンモデルと人気の要素は揃っていたが、生産期間はわずか1年。その結果生産台数はわずか37台のみと、歴代アストンのなかでもとびきり希少で価値の高いモデルとなっている。
イタリア語で「空飛ぶ」という洒脱な命名が与えられたオープンモデルは、その後60年にわたりラインアップを輝かせ続けてきた。
美しいスタイリング、スポーツカーの性能とグランドツーリングカーの快適性、これらすべてを兼ね備えたヴォランテは、まさに究極のドリームカーである。
アストンマーティン ヴォランテはこんなクルマ
ヴォランテ誕生60周年を祝う特別なモデルがフラッグシップのヴァンキッシュとDB12に用意された。カスタマイズ部門である「Q by Aston Martin」が手がけており、特別なカラーリングやホイール、内装の仕様を備えている。
アルミを加工してアノダイズド処理を施したサイドストレーキは見所のひとつ。特別モデルを示すエナメルのバッジも施されたコレクターズアイテムだ。
ヴォランテにとって最高級の素材をふんだんに使った内装は、ある意味でエクステリアの一部だ。
[アストンマーティン ヴォランテが名車になった理由]究極の美しさとドライビング体験を求めてきた
軽快さと速さを表現するイタリア語から
ヴォランテの名前が初めて登場したのは1965年のこと。DB5ベースで「ショートシャシー ヴォランテ」として登場。イタリア語で「飛ぶ」、「軽やか」を意味し、オープントップの軽快感から飛ぶように速いモデルとして命名された。
ボンドカーのオープン版という約束された成功作
映画「007」シリーズへの出演で有名なDB5。ショートシャシーヴォランテは、ホイールベースを短縮することでデザインと走行性能に軽快感を与えている。このモデルが成功したことから、ヴォランテの歴史がスタートした。
GTカーとしての快適さと性能はクーペと同等
アストンマーティンにおけるヴォランテの位置づけは単なるオープンモデルではない。スポーツ性能とグランドツーリングカーとしての快適性、そして何より美しいスタイリングを両立していることが目標とされている。
思わず見惚れる芸術品のごとき美しきスタイリング
アストンマーティン車の特徴である優雅さとスポーティさを実現しているのが独自のルーフ機構。DB12では、2段階の折りたたみプロセスによりルーフの高さを260mmにまで抑えることに成功。荷室空間の最大化にも貢献する。
オープンモデルでも変わらない究極の運転体験
ハイパフォーマンススポーツカーがAWDによって安定した走行性能を実現しているのに対して、アストンマーティンは後輪駆動にこだわっている。スリリングなドライビング体験もまた、ブランドとしての個性となる。
ハンドメイド時代の誇りとこだわりをこれからも受け継ぐ
「ヴォランテ」のネーミングは、かつては歴史あるニューポート・パグネル工場生産モデルのみに許されていた。同工場が閉鎖した現在では、アストンマーティンのオープンモデルを示す名称として、その精神を受け継いでいる。
新車といま買いの中古車たち
アストンマーティン DB12 ヴォランテ
アストンマーティンの主力モデルであるDB12のオープンモデル。搭載するのは4ℓV8ツインターボエンジンで、最高速度は325km/hを誇る。クーペと遜色ないスポーツ性能が自慢。
新車価格:価格未発表
アストンマーティン DB12 ヴォランテの新車情報を見る
アストンマーティン ヴァンキッシュ ヴォランテ
ブランドにとってフロントエンジン車の頂点に位置付けられるハイエンドスポーツカー。V12ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は835馬力、最高速度は345km/hに達する。
新車価格:価格未発表
アストンマーティン ヴァンキッシュ ヴォランテの新車情報を見る
アストンマーティン DB11 ヴォランテ
歴代モデルのスタイルを踏襲しながら当時の最新技術を投入。エンジンは自社開発の5.2ℓV12ツインターボで最高出力は608馬力。アストンマーティンのなかでは中古車物件も探しやすい。
中古車参考価格帯:1700万円~2400万円(17年~22年 ヴォランテのみ)
アストンマーティン DB9 ヴォランテ
アルミ構造を採用することでスポーツ性と快適性を高い次元で両立させたグランドツアラー。5.9ℓV12エンジンの最高出力は450馬力。中古車を探す場合は管理状態をしっかりと確認。
中古車参考価格帯:650万円~1150万円(04年~16年 ヴォランテのみ)
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