プリントで魅せる、ビーチに華やぐ最旬スタイル（前編）──特集「自分磨きの夏旅」

海でも、街でも映えるサマー・スタイルをテーマに『GQ MIDDLE EAST』と合同ファッションシュート。日本とアフロビートをルーツにもつアーティストのMAKKIを起用したストーリー「SUN SOAKED」を前編・後編に分けてお届けする。前編は、ルイ・ヴィトン、ロエベ、グッチ、サンローラン、ディオール、バレンシアガ、トーガ ビリリースをフィーチャー。

リゾートやビーチサイドの夏旅を彩る、カラフルなデザインや清涼感ある素材を使ったサマースタイル。今季は、夏ならではのヴィヴィッドな色使いに加え、優しいパステル調も多く見られたのが特徴だ。新たにアイテムを手に入れるなら、解放感のあるプリントものを中心に、薄底スニーカーやショルダーバッグでトレンドを演出した大胆なサマー・スタイルで、夏旅へ出かけよう。

LOUIS VUITTON爽やかなコットンのロングスリーブシャツとショーツを合わせたスタイリングは、ホワイトのモノグラム・ジャカードにプリントした鮮やかなキャンディストライプが開放的な夏のムードを盛り上げる。いずれも、「LV フラワー」のラバーパッチがアクセント。

LOEWE上質でなめらかなスエードを使用したロエベの新作バッグ「ループ バケット ミディアム」は、ストラップの調整次第で持ち方を自在に変えられる機能性が魅力。十分な容量でショートトリップに最適な逸品。軽やかな履き心地とクラシックなデザインのスニーカー「バレエ ランナー 2.0」を合わせて、足元でトレンドを演出する。

GUCCIグッチのアイコニックなホースビットを組み合わせたグラフィックが特徴のコットンポプリンのプルオーバーとショーツのセットアップ。爽やかな色使いとアーティスティックなパターンが夏の日差しに映える。

SAINT LAURENT透け感のある柔らかなウールで仕立てた端正なシャツは、袖を無造作にロールアップし、さらに胸のボタンを大胆に開けることで抜け感をプラス。カシミヤシルクを使用した大判のストールを腰に巻けばサンローラン流のボヘミアンなサマー・エレガンスが完成する。

DIORマルチカラーのスエードカーフスキンを贅沢に使用したレザーフーディにデニムのバミューダショーツを合わせた上品なストリートスタイル。カジュアルなアイテムでありながらも、レザーに施されたステッチワークや「ディオール オブリーク」モチーフなど、クチュールメゾンならではのディテールが光る。

BALENCIAGA肌触りのよいコットンピケを使用したバレンシアガのポロシャツは、レトロな色使いとショートカフスリーブかつ短丈のシルエットが相まって、着るだけで旬な空気感を作り上げてくれる。懐かしくも新鮮な立体裁断のローライズデニムとリサイクル素材を使用した新作「バスケットボール スニーカー」も見逃せない。

TOGA VIRILISエキゾチックな配色とメッシュ素材が涼感漂うトーガ ビリリースのフーディーとワイドパンツのセットアップは、ジッパーに施されたシルバーのウェスタン・ディテールがアイコニック。パンツは、裾のジップの開閉によってシルエットを変えることもできる。

モデル・MAKKI　写真・TAK SUGITA　スタイリスト・KEANOUSH ZARGHAM（GQ MIDDLE EAST）& 高杉賢太郎（GQ）