メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1 70周年記念GPの初日FP1を首位、FP2を2番手で終えた。
この日のボッタスの最速タイムは1分25秒782……同じシルバーストン・サーキットで1週間前に行なわれたイギリスGPの予選Q1でのタイムをすでに上回っている。
■ソフトよりミディアムの方が速い? 予選・決勝に向け、各チームはタイヤ選択に苦慮
ペースが良くなったように見える原因は何なのか? それを尋ねると、ボッタスは次のように語った。
「セットアップに関しては、先週末からも明らかに多くのことを学ぶことができた」
そうボッタスは語る。
「初期のセットアップは、先週末のレースや予選よりも、間違いなく良かった。とてもポジティブな感じだったよ。バランスに関しては、大きな問題はなかった」
ただ他のドライバー同様、タイヤには苦しむだろうことは覚悟しているようだ。ボッタスは先週のイギリスGPではレース終盤にパンクに見舞われ、無得点に終わった。そして今回のグランプリには、イギリスGPよりも1段階柔らかい組み合わせのタイヤを使わなければならず、これは全チームにとって今回最大の挑戦ということになるはずだ。
「僕らは、タイヤについて学んでいるところだ。今回のタイヤは、明らかに長持ちしない。この気温、そしてコンパウンドも同様にかなり苦労している。燃料が多い場合には特にそうだ」
「ただソフトタイヤとミディアムタイヤの1周のラップタイムで言えば、両者の間にそれほど違いはないと思う」
予選をどういう計画で通過するのか、それが決勝レースに向けても重要になると、ボッタスは語る。
「走り出しの最初、タイムの落ち込みは緩やかだ。でも、スティントの最後に近づくと、急激に落ちていくようになる。そういう感じだ」
「ここは非常に高いエネルギーがかかるコースだ。だからタイヤは、全ての高速コーナーで本当に苦しんでいる。これは夜通しで検討する必要があることであり、予選に向けて適切な計画を立てる必要がある」
なお今戦ではタイヤが柔らかくなることに対処するために、内圧の最低値が引き上げられることになった。ただその影響はそれほど大きくないとボッタスは語る。
「影響がそんなに大きいとは思わない。誰にとっても、それは同じだと思う。適切なグリップを得るために、いつもよりも高くなっている。でもそれがタイヤの耐久性を上げ、それで何も問題が発生しないのであれば、明らかに良いことだろう」
そしてマシンのフィーリングには、自信を持っているとボッタスは語り、2日目の予選に向けて自信を見せた。
「マシンのフィーリングは良くなった。さっきも言ったように、先週末から多くのことを学んだ。先週の予選で満足できていなかったリヤエンドについても、間違いなく改善できたと思う。だから、明日は楽しめると思うよ」
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