■高級外車が「軽自動車以下」の価格帯に?
新車価格の高騰が続くなか、かつては高嶺の花だった輸入車を中古で狙うという選択肢が注目を集めています。なかでも、圧倒的なブランド力を誇るポルシェが「100万円以下」で視野に入るという事実は、多くのクルマ好きにとって衝撃的といえるでしょう。
【画像】超カッコいい! これが“100万円以下”の高級外車「ポルシェ」です!(50枚)
“いつかはポルシェ”。多くのクルマ好きが一度は口にしたこのフレーズですが、中古車市場に目を向けると、その夢は意外なほど現実的なものになっています。
新車時には600万円以上、上級グレードでは1000万円を大きく超えていたモデルが、いまや車両本体価格100万円以下で流通しているケースも珍しくありません。
昨今では、新車の軽自動車、とくにスーパーハイトワゴン系で200万円を超えるグレードも珍しくない時代です。その半額以下で、高級ブランドのSUVやスポーツカーに乗れるとなれば、気になる存在となるのも無理はないでしょう。
今回注目したのは、そんな“反則級コスパ”ともいえる中古ポルシェの代表例として挙げられる2モデルです。
まず1台目は、初代後期型にあたる「カイエン(957型)」。2007年から2010年頃のモデルで、新車時価格は「カイエンS」で約927万円、最上位の「カイエンターボ」では約1400万円近くに達していました。
それが現在では、走行距離やコンディション次第で100万円を切る個体が見つかることもあります。
とくに「カイエンS」以上のグレードでは、大排気量V8エンジンならではの厚みあるトルクと迫力あるサウンドを味わえる点が魅力です。現在主流となっているダウンサイジングターボとは異なる、“かつてのポルシェらしさ”を体感できるSUVといえるでしょう。
さらに、当時の高級SUVらしく、レザー内装やサンルーフ、BOSEサウンドシステムなどが装備されている個体も多く、価格以上の満足感を得られる点も見逃せません。
2台目は、ミッドシップスポーツの代表格「ボクスター(初代・986型)」です。なかでも1999年後半以降の2.7リッターエンジン搭載モデルは、動力性能と扱いやすさのバランスに優れ、中古市場でも狙い目とされています。
新車時価格は約610万円から770万円ほどでしたが、こちらも車両本体100万円以下で流通する例が見られます。
最大の魅力は、ミッドシップレイアウトによる軽快なハンドリングと、水平対向6気筒エンジンが奏でる独特のサウンドです。電動ソフトトップを開けて走れば、非日常感は十分。100万円以下から検討できるオープンスポーツカーとしては、極めて贅沢な存在といえるでしょう。
もっとも、こうした“格安ポルシェ”には注意点もあります。車両価格は軽自動車以下でも、維持費はあくまで高級車クラスという点は覚悟が必要です。
購入時には整備記録簿の有無や警告灯の表示、カイエンであればエアサスペンションの状態、ボクスターであれば幌の開閉状態などを入念に確認することが欠かせません。
それでも、左側のキーシリンダーを回してエンジンを始動する独特の儀式や、その走りの質感は、同価格帯の国産車では味わえない体験です。
※ ※ ※
こうした中古ポルシェに対し、SNSでは「そんなに安いの?」「一度は乗ってみたい人にはアリかも」「所有してみたい」「維持費は気になるけど興味はある」といった声が寄せられています。
“ポルシェのある生活”への第一歩として、100万円以下のカイエンやボクスターは、多くのクルマ好きの想像力を刺激する存在となっているようです。(くるまのニュース編集部)
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