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ビクトリア州政府が2022年F1オーストラリアGPの開催を承諾。チケットは「飛ぶように売れている」と主催者

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ビクトリア州政府が2022年F1オーストラリアGPの開催を承諾。チケットは「飛ぶように売れている」と主催者

 オーストラリアGPコーポレーションのCEOを務めるアンドリュー・ウェスタコットによれば、4月にアルバートパーク・サーキットで予定されている2022年F1第3戦オーストラリアGPについて、ビクトリア州政府から開催の承諾を得たという。

 メルボルンでは今年のF1世界選手権を開催する準備がすでに整っており、2019年以降では初めて、アルバートパークの会場にF1が戻ってくることになりそうだ。

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 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、2020年にはオーストラリアGP主催者はレース開催直前での中止を余儀なくされた。また2021年のレースも、外出制限やロックダウンによって実施できなかった。

 2021年末以降、オーストラリアにおける1日あたりの新規感染者数は急増しているものの、ビクトリア州ではその数もピークに近づいていると考えられており、来月には感染者の大幅な減少が見込まれる。これを受けて、ビクトリア州は4月8~10日に予定されているF1開催を承諾した。観戦チケットは好調な売れ行きをみせているという。

「レースの開催について、ビクトリア州から承認をもらった」と、ウェスタコットは地元メディアの『Speedcafe.com』に語った。

「F1は、第3戦のため当地に来ると確約した。チケットは飛ぶように売れており、開催まであと80日ほどだ」

「すべて順調に推移しており、準備は進んでいる。世界最高のドライバーたちが新型のマシンで新しいコースを走るレースを、(我々が)開催できる日が待ち遠しい」

 メルボルンのアルバートパーク・サーキットでは、7つのコーナーに変更を加える工事が完了しており、コース全体にわたってオーバーテイクのチャンスが増えるほか、平均速度も上がることが見込まれている。

 ウェスタコットは、感染防止対策は今後も続けられるものの、レースは通常に近い環境で行えるだろうと述べた。

「安全性の観点から全員に慎重な行動が求められ、また参加者は全員ワクチン接種を済ませている必要がある。しかし、会場は巨大な公園であり、ほぼ屋外だ」

「大規模イベントの開催を待ち望んでいた。可能なかぎり多くの観客を収容するために、我々は政府とも連携しながら作業を進めている」

 2021年は、ほぼすべての国において、新規感染者数の急増や新たな変異株の出現に伴う世界規模のパンデミックにより、多くの活動が停滞していた。しかしウェスタコットは、オーストラリア、とりわけビクトリア州については危機を脱しつつあり、さらなる混乱が生じたり無観客でレースが実施されたりする可能性は非常に低いと考えている。

「その可能性については想定もしていない。オーストラリアはその段階を脱したと思うし、ビクトリア州についても同様だ」

「感染率などについて、現在の数値を見るといい。無観客などを想定すべき段階は終わったと考えている。オーストラリア国内のどのようなイベントであれ、これまで無観客での実施を想定すべき兆候は見られていない」

「我々ですら、そうした兆候を把握していないし、検討もしていない。ただし昨年とその前の年については、無観客開催の想定が基本になっていた。現時点では、そういったことは検討すらされてないし、今後も検討されることはないだろう」

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みんなのコメント

3件
  • どうせ日本は中止だろ
    日本の政治家は自分のカネにならないと仕事しない
    今年も諦めた方が良い
  • 反ワク洗い出し政策やめーや
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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