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世界の新しいスタンダードが日本上陸! 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ、マイルドハイブリッド化して登場

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世界の新しいスタンダードが日本上陸! 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ、マイルドハイブリッド化して登場

6月15日、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、全車がマイルドハイブリッド化された新型「ゴルフ」の日本仕様を発表した。

内外装の見どころ

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8年ぶりにフルモデルチェンジを受けた新型「ゴルフ」は、初代から数えて第8世代目になる。本国では2019年10月に発表された。日本仕様車は全車がマイルドハイブリッド化された点に注目だ。

搭載するパワーユニットは、48ボルトのマイルド・ハイブリッド・システムを備えたガソリンターボ・エンジンになる。7DCTを介して前輪を駆動する。

エンジンは2種類で、ベーシックグレードは999cc直列3気筒DOHCガソリンターボ(110ps/5500rpm、200Nm/2000~3000rpm)で、上級グレードは1497cc直列4気筒DOHCガソリンターボ(150ps/5000~6000rpm、250Nm/1500~3500rpm)。いずれも、94kW/62Nmのモーターを組み合わせる。

足まわりは、フロントが全車マクファーソン式で、リアは、1.0リッターがトレーリングアームで、1.5リッターが4リンクになる。タイヤサイズは1.0リッターが16インチ、1.5リッターが17インチだ。

カメラとレーダーを併用した運転支援装備は充実している。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や衝突被害軽減ブレーキ、バックモニターなどは全車標準になった。

外装は、ひとめでゴルフとわかるデザインだ。Cピラーは初代ゴルフへのオマージュという。フロントまわりは、ラジエターグリルやヘッドライトが薄くなった。ボディ各所の凹凸を見直したり、アンダーボディをすべてカヴァーで覆ったりした結果、Cd値は0.3から0.275へ低減し、空力性能が改善されて、燃費性能や静粛性能も向上したという。

ヘッドライトはオプションで、LEDマトリックスヘッドライトの「IQ.LIGHT」がオプションで選べる。左右それぞれに22個ずつのLEDを配し、状況に応じて自動で配光を制御して視認性と安全性を高めるという。ボディカラーは新色の「ライムイエローメタリック」(オプションカラー)を含む8色の用意がある。

エントリーモデルの価格は300万円以下!

内装は、新世代の通信モジュール内蔵の純正インフォテインメントシステムとフルデジタルメーターの「デジタル・コクピット・プロ」を全車標準化。エアコンなどを含む多くの機能を10インチのインフォテインメント用モニターで操作するため、物理的なスウィッチは大幅に削減された。オプションで、ヘッドアップディスプレイも付く。

センターコンソールは、7DCTのギアセレクターが小型化されたためすっきりとした。ステアリング・ホイールのデザインも刷新され、運転支援やオーディオ用スウィッチが使いやすくなった。

キャビンは大人5人のための十分なスペースとラゲッジルームを確保した。ラゲッジルーム容量は通常時380リッターで、40:60の分割可倒式のリアシート・バックレストを倒すと1237リッターまで増える。オプションの電動パノラマスライディングルーフは、従来モデルに比べガラス面積が5%拡大した。

オーディオ・システムは、標準が7スピーカーで、オプションに10スピーカーのハーマン/カードンのプレミアムタイプが用意された。アンビエントライトは、1.0リッターモデルが10カラー、1.5リッターモデルが30カラーから選べる。

価格は、1.0リッターモデルの「eTSIアクティブ・ベーシック」が291万6000円、「eTSIアクティブ」が312万5000円、1.5リッターモデルの「eTSIスタイル」が370万5000円、専用デザインの外装パーツなどを備える「eTSI Rライン」が375万5000円になる。

文・稲垣邦康(GQ)

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