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交通事故死者数の統計データから見る、もっともリスキーな都道府県とは…

交通事故死者数の統計データから見る、もっともリスキーな都道府県とは…

死亡者数のワーストは172名の「千葉」、10万人当たり死者数では「徳島」の5.57が最大値

AEB(衝突被害軽減ブレーキ)やADAS(先進運転支援システム)の普及によって交通事故の発生件数は減っています。先日、警察庁が発表した統計データによると令和元年(2019年)の交通事故発生件数は38万1002件、平成21年(2009年)が73万7637件でしたから半減しています。

ハンドルは持つ位置と操舵方法で安全性が大きく異なる

当然、死傷者の数も減りました。負傷者は46万715人、死亡者は3215人。いずれも前年と比べても大幅に減っています。ちなみに平成30年(2018年)の負傷者は52万5846人、死亡者は3532人でした。さらに詳しい統計データに興味のある方は警察庁のホームページで調べていただくとして、今回注目したいのは確実に減っている交通事故死者数の都道府県別データです。

すでに多くの報道があったように、都道府県別の交通事故死者数において最多となったのは172人の「千葉県」でした。ワースト10は以下のようになっています。

都道府県別の交通事故死者数 ワースト10

千葉:172人
愛知:156人
北海道:152人
兵庫:138人
東京:133人
神奈川:132人
大阪:130人
埼玉:129人
茨城:107人
静岡:101人

それなりに人口が多く、移動手段としてクルマが多用されている地域が名を連ねている印象を受けます。人が多ければ事故を起こすこと、事故に会うことも増えるでしょうから、絶対数でいえば、こうした地域で交通事故死者数が多いのは納得です。

では、ワースト10に名を連ねたような都道府県は交通事故に会うリスクが大きいといえるのでしょうか。考えればわかるように、絶対数と事故に会う確率は異なります。そこで警察庁では人口10万人当たりの交通事故死者数という統計データも出しています。そちらのワースト10は次のようになります。

人口10万人当たりの交通事故死者数 ワースト10

徳島:5.57
鳥取:5.54
香川:4.89
高知:4.67
栃木:4.21
岐阜:4.21
三重:4.19
佐賀:4.15
新潟:4.14
秋田:4.08

母数が小さいと影響を受けやすいということもあるのでしょうが、徳島、鳥取、香川と割合に人口の少ない県が並びました。ちなみに、10万人当たりの交通事故死者数の全国平均は2.54ですから、単純にいうと徳島や鳥取は全国平均と比べて倍のリスクがあるといえます。

逆に母数の多い都道府県では、この数字は控えめになります。参考までに数字の小さいほうから並べると、東京 0.96、神奈川 1.44、大阪1.48といった具合。じつは、こうした都市部が平均値を下げていることもあって、全国平均以下の都道府県は11しかありません。ちなみに、交通事故による死者数がもっとも多かった千葉の10万人当たり死者数は2.75。交通事故死者数が多いというイメージのある愛知は2.07と平均を大きく下回っています。

交通事故死者数のランキングだけでなく、10万人当たり死者数のデータも知ることで、地域ごとのリスクを知ることも重要でしょう。いずれにしても、交通事故によってケガをしたり、命を落としたりすることがあってはなりません。こうした統計データをきっかけに安全運転意識を、あらためて高めてほしいと思うばかりです。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート

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