11月17日、ピレリは、11月28~30日に開催されるF1第23戦カタールGPでは、すべてのタイヤの走行周回数を25周に制限すると発表した。
これは昨年のレースで使用されたラバーの分析から、左のフロントタイヤが使用不能になる寸前だったことが判明したために取られた措置だ。この事態は、2023年にタイヤの使用が1セットあたり最大で18周に制限されたことから、FIAとピレリがレースで3ストップ戦略を義務付けることを余儀なくされた問題を受けて、悪名高いロサイル・インターナショナル・サーキットの縁石が再設計された後も起きたものだ。
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ピレリは公式声明で、この決定について「FIAおよびF1と合意し、チームとの定期的な会議で議論された」、「各グランプリの2週間前に送られるイベント固有の規定を含む通常の技術文書を通じてチームに伝えられた」と説明した。
2023年にはメインレースのみに制限が課せられたが、スプリントレースのデータからタイヤ構造に多くの損傷が見られたため、今回ピレリは金曜日のフリー走行開始直後から有効となる制限を課した。
ピレリは次のように発表した。
「レースウイーク開始時にチームに供給されるタイヤ1セットにつき、ロサイルのコースを最多で25周走行できる」
「(この決定が下されたのは、カタールのコースが)エネルギー、熱応力、摩耗の点でタイヤに非常に厳しいためだ」
「ラップはセーフティカーまたはバーチャルセーフティカーの走行ラップを含むすべてのトラックセッションを通じて、累積的にカウントされる。グリッドへのラップ、フォーメーションラップ、そしてスプリントとグランプリのチェッカーフラッグ後に完了したラップには適用されない」
「カタールGPは57周となっているため、各ドライバーは必然的に少なくとも2回はタイヤ交換を行わなければならない。グランプリのスタート前に、ピレリは各セットの残り周回数をチームに通知する」
この決定の正当性について、ピレリは、「2024年に使用されたタイヤを分析した結果、この措置が必要だと判断された。昨年は、特に左のフロントタイヤを中心に、いくつかのタイヤが最大摩耗レベルに達していた」と説明した。
「こうした状況と高い横方向のエネルギーが相まって、コンストラクションの構造疲労が増大した」
同社によると、その理由のひとつは、最速のレース戦略はピットストップ回数の削減だとチームが認識したことだという。
「ピットストップ回数を減らすため、チームはタイヤの劣化管理に取り組み、パフォーマンスの低下を抑えた。その結果、スティントがタイヤの有効寿命を超えて延ばされるリスクが見られることがあった」
ピレリはまた、「2023年にこのコースで同様の予防措置がすでに導入されたが、それは、現在は解決されている別の問題に対するものだった」、「縁石を繰り返し乗り越えたためにタイヤのサイドウォールに微細な裂傷が生じたためだった」と述べ、「昨年はピラミッド型の縁石に変更を加え、その周囲にグラベルの帯を追加したことで、このような状況の繰り返しは回避された」と主張した。今年のカタールGPでは、ふたたび最もハード寄りの3つのコンパウンドを使用するが、ピレリは安全策を取るという決断を貫いており、オーバーテイクが非常に難しいことで知られるコースにおいて、予選がいっそう重要になるようなレース戦略を課している。
[オートスポーツweb 2025年11月18日]
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