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グッドイヤー イーグル F1 スーパースポーツは、低中速域でも快適なスポーツタイヤだった【TIRE CLIMAX】

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グッドイヤー イーグル F1 スーパースポーツは、低中速域でも快適なスポーツタイヤだった【TIRE CLIMAX】

グッドイヤーのイーグル F1 シリーズは、スポーツカーからSUVまで幅広いカテゴリーの走りをカバーするスポーツタイヤである。そこに加わったのが「SUPER SPORT(スーパースポーツ)」なのだが、その実力をテストする機会があった。(Motor Magazine2022年8月号より)

グリップ力、操縦安定性、制動力を高めたフラッグシップスポーツタイヤ
開発テーマは、さらなる「ドライグリップ性能」と「ハンドリング性能」、そして「操る悦び」の追求だというグッドイヤー「イーグル F1スーパースポーツ」。

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クルマの持つ性能を限界まで引き出し、スポーツ走行を存分に楽しみたいというユーザーのリクエストに応えるべく、高い限界性能とトータルバランスを両立し、これまでのフラッグシップタイヤ「アシンメトリック」シリーズを超えるフラッグシップスポーツタイヤである。

特徴は、ドライグリップ性能をサーキットでも通用する高いレベルとし、さらにウエット性能も向上させているところだ。

その実現のために、アウターセクションにU字型コンパウンド構造を採用して剛性を上げ、ショルダーブロックを大型化した専用トレッドデザインにより、タイヤの外側に負荷のかかるコーナリング時の接地面積を最大化することでグリップ力を向上させ、アグレッシブな走りを可能としている。

ダイレクトなフィードバックでハンドリングはシャープに
またアラミドとナイロンを混ぜた素材を使うことで高剛性なレイヤーとして高速域でのトレッドの変形を抑制、さらにカーカス素材をトレッド面まで巻き上げることでサイドウオールを強化している。これにより路面からのフィードバックをダイレクトにドライバーに伝達し、シャープなハンドリングを実現したという。

ウエット性能面は、センターセクションに3つのリブを採用し排水性を上げ、最適な走行性能を実現、これによりウエットブレーキ性能は、アシンメトリック5よりも4%向上しているという。

装着車はアルファロメオ ジュリア、試乗の舞台は、サーキットではなく公道。山岳路を含め、一般的に走る状況での性能を確認するというわけだ。

走り出して好印象だったのは、ギャップを乗り越えたときの衝撃を上手に吸収しているところ。また低中速域域での快適性も十分に感じられた。さらに速度を上げていくと安定性が高まってくる。

コーナリング中も終始安定していて、速度域が高くなっても不安を感じるような場面はまったくなく、操縦安定性、制動性能なども含め、総合力が高いことが感じられた。これならサーキットに持ち込んで走ってみたいと思わせるタイヤだった。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:井上雅行)

GOOD YEAR EAGLE F1 SUPER SPORTサイズ表
285/30ZR21 100Y XL、295/30ZR20 101Y XL、305/30ZR20 103Y XL、255/35ZR20 97Y XL
265/35ZR20 99Y XL、285/30ZR19 98Y XL、225/35ZR19 88Y XL、235/35ZR19 91Y XL
245/35ZR19 93Y XL、265/35ZR19 98Y XL、275/35ZR19 100Y XL、245/40ZR19 98Y XL
255/40ZR19 100Y XL、245/35ZR18 92Y XL、225/40ZR18 92Y XL、235/40ZR18 95Y XL
255/40ZR18 99Y XL、275/40ZR18 103Y XL、225/45ZR18 95Y XL、245/45ZR18 100Y XL

[ アルバム : GOOD YEAR EAGLE F1 SUPER SPORT はオリジナルサイトでご覧ください ]

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