防災ボトルとは? 中身は何を入れる?
地震大国といわれる日本において、クルマ移動中に大地震が発生するのは決して稀なことではない。しかし、車内に防災バッグや車載用の防災キットを備えている人はどれほどいるだろうか。
万が一のために、車内に防災グッズを常備しておきたいが、場所をとる大きなものを載せるのは気が進まない、そんなドライバーに「防災ボトル」を紹介したい。
「防災ボトル」とは、警視庁警備部災害対策課が公式X(旧Twitter)で紹介して話題を集めた防災セット。マイボトルとして今や一般的になったウォーターボトルを、防災グッズの収納に活用したものだ。
警視庁の投稿では、500mlの透明ウォーターボトルの中に、ホイッスルやばんそうこう、ビニール袋などが収納されていた。その内容は最低限ながら、持ち運びしやすいのがメリットで、クルマに常備するのにも便利である。
【防災ボトルの一例】
・透明ウォーターボトル(500ml)
・ホイッスル
・ミニライト
・圧縮タオル
・ビニール袋
・エチケット袋
・常備薬
・ばんそうこう
・消毒用アルコール綿
・携帯食(ようかん、クッキーなど)
・現金
常備薬に関しては、総合かぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸薬、消毒液などとともに、定期的に服用が必要な薬があれば、それらも入れておくと安心だろう。
警視庁の投稿では携帯食として「ようかん」が選ばれていた。なぜようかんがと思うかもしれないが、ようかんは一般的に常温保存でき賞味期限が長い。しかも大きさの割にカロリーが高い。たとえば60gの一口ちょっとのサイズでも約170kcalとご飯一杯分のカロリーがあり、非常食に向いているのだ。もしもようかんが嫌いなら、カロリーメイトやクッキーなどを入れてもいいだろう。
同投稿に対しては、「ライター型の携帯ラジオもいいですよ」「使い捨てのマスクも入れておける」「緊急連絡先のメモも入れておきたい」などの意見も寄せられていた。
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防災ボトルのメリット
この防災ボトルには携帯性以外にもいくつかメリットがある。
例えば水害に遭って避難する際にも中身が濡れないという点だ。万が一、大雨や台風の中でクルマが故障したとしても、ウォーターボトルに防災グッズを入れておけば、中身を守ることができる。
他にも本来の使い方として水を飲む際の器として利用したり、ボトルに水を入れて下からライトで照らせばランタンできたりもする。
また、ボトルが硬いため、中身がつぶれて破損しにくいことも大きなメリットだろう。
セーフティハンマーも常備したい
他方、防災ボトルに加えて、水没したクルマから脱出する際、窓ガラスを割ったりシートベルトを切るための「セーフティハンマー」も車内に装備しておくといいだろう。いざという時すぐに使えるよう、シートに座ったまま手で取れる範囲内に装備しておきたい。
このように「防災ボトル」は、車載するのに適した便利な防災グッズである。しかし、車内は高温になるなど、自宅などよりも環境が厳しい。中に入れた防災グッズの点検をこまめに実施したほうがいいだろう。同時に災害が起こった際、どのように行動すべきかを確認して、いざという時にパニックに陥らないようにしておきたい。
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