広い室内、必要十分な動力性能、そして優れた経済性。日本が誇る軽自動車はとにかく完成度が高い。だけど、ちょっとは見栄を張りたいし、多人数でドライブにだって行きたい。そんなワガママな人たちにお勧めのリッターカーを紹介しよう。
文:木内一行/写真:スズキ、ダイハツ、トヨタ、フォルクスワーゲン
「見た目は似ていてもタダの兄貴分にあらず」 スズキ・クロスビー
軽ワゴンとSUVのクロスオーバーとして登場し、一気に大ブレイクしたハスラー。そんなヒットメーカーの兄貴分的な存在が、2017年に登場したクロスビーだ。
一見してわかるように見た目は「でっかいハスラー」だが、実際のボリューム感や力強さは兄弟を通り越して親子ほどの差があり、その違いは明確。どことなく“ゆるキャラ”をイメージさせるフロントマスクもユニークだ。
居住空間もハスラーとは比べものにならないほどで、大人5人がしっかりと乗れる空間を確保。さらに、後席やラゲッジルームはいろいろな工夫が施されていて使い勝手もいい。
エンジンは全グレード共通で、「ブースタージェットエンジン」と呼ばれる1リッター直3ターボのK10C。1.5リッターエンジン相当のパワーを発揮するこのエンジンに、減速エネルギーを利用してモーターを稼働させるマイルドハイブリッドを組み合わせることで、ゆとりある走りと優れた燃費性能を両立している。クロスオーバーゆえ4WD車のラインナップもあり。
そして、FFであれば200万円以下、4WD車でも210万円以下で狙える価格設定は大歓迎。見た目はもちろん、走りや使い勝手だってハスラーとの違いを感じられるはず。
「ゆとりの走りと広い室内は登録車ならでは」 ダイハツ・トール/トヨタ・ルーミー
2016年に発売されたダイハツ・トールと兄弟車のトヨタ・ルーミー。両車はデビューから9年近く経っているものの相変わらず人気で、今でも主力車種として活躍している。
このロングセラーの要因はスバリ、コンパクトなボディサイズと広い居住空間、そして高いユーティリティ性能だ。
ダイハツが軽自動車で培ったノウハウを投入し、取り回しやすいボディサイズとゆとりある室内空間を高次元で両立。
さらに、低床かつフラットなフロアや豊富なアレンジが可能な後席などにより、あらゆるシーンに対応できる空間としている。
エンジンは2種で、1リッター直3の自然吸気と同ターボ。前者は街中での扱いやすさと優れた経済性が特徴で、後者は1.5リッタークラス相当のトルクを生かした力強い走りと軽快な加速が魅力だ。もちろん、先進の安心・安全装備も充実している。
昨今の軽自動車は、スーパーハイトワゴンとなれば室内空間もかなり広い。しかし、ボディサイズに制限があるため室内を広げるにも限度があるし、なおかつ定員も4名となってしまう。
「3列シートは必要ないけれど、ゆとりある居住空間が欲しい」というユーザーにうってつけだ。
「軽をはるかに凌駕するクラスレスの存在感」 ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ
今や日本における中心カテゴリーのひとつになっているSUV。その勢いは衰え知らずで、2025年上半期の新車販売台数ではトップ30のうち10台がSUV。そして、そのSUV勢の最上位にいるのがライズだ。
ダイハツのOEM供給を受けて販売されるライズは、兄弟車のロッキーとともに一躍ヒットモデルに成長した。
その魅力は、やはりクラスレスの存在感やSUVらしい力強さとタフさを感じさせるルックス。パッと見ではリッターカーということを感じさせないほど立派で、軽自動車とは明らかに違う堂々とした雰囲気を持っている。
優れたパッケージ技術による広々とした居住空間と荷室スペースも特徴。つまり、小さなボディと広い室内という、相反する要件を両立しているのだ。
パワートレインは、1リッター直3ターボのガソリンと1.2リッター直3にモーターを組み合わせたハイブリッドの2種。先進性や経済性などは後者に譲るが、前者も1.5リッタークラスの動力性能を実現しつつ優れた燃費性能を実現する、侮れないパワーユニットである。
小粒ながら快適性抜群で、走りも満足できるSUV。軽自動車では満足できないけど、ダウンサイジングを考えているユーザーにお薦めしたい。
「VWらしい質実剛健なベーシックコンパクト」 フォルクスワーゲン・ポロ
「up!」が生産終了になった現在、日本でフォルクスワーゲンのボトムレンジを担うのがポロ。現行モデルは6代目にあたるが、デビューは2017年(日本導入は2018年)とすでに8年目に突入している。
しかし、クラストップレベルの居住性やユーティリティ性、優れた経済性などはいまだに高く評価され、人気の衰えは感じられない。
走りの核となるエンジンは1リッター直3ターボが基本で(1.5リッターターボも一時あり)、先代の1.2リッターターボよりもパワフル&トルクフル。2022年のマイナーチェンジでは新機構の投入や細部の改良が行われ、わずかながら燃費性能が向上し、最大トルクの発生回転域も下がった。
ただ、輸入車というと高額のイメージがある。ポロも実際にそうだが、装着できるオプションが限られたりボディカラーの選択肢が少ない、アルミホイールが非装着などのデメリットはあるものの、ボトムグレードの「TSIアクティブベーシック」であれば288万円で狙うことが可能。これはアクアの最上級グレードとほぼ同価格だ。
豪華装備の国産車もいいけど、シンプルながら輸入車のテイストや優越感を味わえ、質実剛健なポロも選択肢としてアリだろう。
「グローバルに展開するインド製ハッチバック」 スズキ・バレーノ
すでに生産終了になってしまっているが、スズキ・バレーノが面白い。
2015年のジュネーブモーターショーに参考出品されたコンセプトカー「iK-2」がベースとなった同車は、インドの子会社マルチ・スズキ・インディア社で生産し、世界で販売するれっきとしたグローバルカー。それゆえ作りはかなり真面目で、デザイン、居住性、走行性能、安全性など、コンパクトカーに求められる要素を高次元で調和させた理想のコンパクトハッチを追求している。
ワールドカーらしくボディサイズは立派で、全長こそ4m未満だが全幅は完全な3ナンバー。流麗でエレガントなスタイリングは欧州車のような雰囲気だ。
エンジンは1.2リッター直4と新開発の1リッター直3ターボの2種。本企画に合致する後者は6ATが組み合わされ、キビキビとした走りとともに優れた燃費性能を実現する。
また、欧州で徹底して走り込んで開発したというサスペンションも、しっかりとしたフィーリングながらしなやかな足に仕上げられている。
これで当時(2015年)の新車価格は約162万円! まさにバーゲンプライス。現在の中古車市場では物件数こそ多くないものの、狙ってみる価値十分のリッターカーである。
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