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【トップ5 トヨタ独占】登録車の販売で、2か月連続 新小型SUV「ライズ」4位に

新車販売、2桁%減 災害の影響も

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】11月販売トップ5 トヨタ車 全145枚

日本自動車販売協会連合会がまとめた2019年11月の登録車の新車販売台数(速報値)は、前年同月比14.6%減の23万8844台と2か月連続のマイナスとなった。

なお、軽自動車と合わせた新車販売台数でも同12.7%減の38万5859台と、2か月連続での前年割れに落ち込んだ。

11月の登録車のブランド別新車販売台数では、11月5日に新型コンパクトSUVのロッキーを発売したダイハツが前年同月比116.2%増の5916台、新型車の販売が堅調なレクサスが同20.6%増の4988台とプラスを記録。

それ以外のブランドはすべてマイナスで、トヨタが同7.8%減の11万9902台、日産が同26.4%減の2万1747台、ホンダが同37.5%減の2万218台、マツダが同30.2%減の1万540台、スズキが同14.0%減の8245台、スバルが同22.9%減の7694台、三菱が同29.3%減の2563台とマイナスを記録した。

登録車の新車販売の動向について業界団体の関係者は、「11月期は好調だった昨年11月(販売台数27万9594台)の反動や台風など災害による影響が長引いて、新車販売は2桁減となった。消費税増税の影響があったことも推測されるが、これに関してはもう少し様子を見ないことには断定できない」

「ブランド別では、新型車の販売が好調なダイハツとレクサスがプラスを達成。トヨタは新型カローラの効果もあって1桁減に収まったものの、それ以外のブランドはすべて2桁減となった。とくに、新型フィットの発売が延期となったホンダの落ち込みが大きい」と解説した。

ライズ 受注3万台超え

今後の展開については「新型車の受注自体は堅調なので、プラスを回復する可能性は十分にある。一方、消費税増税に伴う消費意欲の減退が新車販売にどれくらい波及するかは気になるところ」と示唆した。

登録車の車名別ランキングでは、9月に新型に移行したトヨタ・カローラが前年同月比25.1%増の1万705台を達成して2か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同2.8%増の1万331台を成し遂げたトヨタ・シエンタが前月と同順位で位置。第3位には、同4.4%減ながら8375台を記録したトヨタ・プリウスが1ランクアップで入った。

第4位には、11月に発売された新型コンパクトSUVのトヨタ・ライズが7484台でランクイン。ライズは発売1か月での受注台数が月販目標4100台の約8倍となる約3万2000台を記録しており、上位キープは来月以降も続きそうだ。

そして第5位には、2ランクダウンながら同0.9%増の7132台を成し遂げたトヨタ・ルーミーが位置。登録車のトップ5を、トヨタ車が2か月連続で独占する形となった。

ミニバン勢に差

話題の新型車の販売成績を見ていこう。

4月にフル・モデルチェンジしたトヨタRAV4は月販目標の3000台を上回る4988台を販売して第14位に、11月に発売されたトヨタ・ライズの兄弟車のダイハツ・ロッキーは月販目標2000台の約2.5倍となる4988台を達成して第16位に位置。

また、10月に発売された新型クロスオーバーSUVのマツダCX-30は新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」搭載車のリリースがまだながら2690台を記録して第24位に入る。

さらに、検査体制の再構築を図るとともに増産体制に入ったスズキ・ジムニーシエラは同49.6%増の863台を記録して第44位に、11月に一部改良モデルを発売したスバル・レガシィは同66.3%増の780台を記録して第48位にランクインした。

一方、10月にマイナーチェンジしたホンダ・フリードは同2.0%減の6444台で第7位、8月にマイナーチェンジした日産セレナは同28.6%減の4830台で第15位と数字を伸ばせず。いわゆるミニバンのカテゴリーでは、トヨタ車以外は苦戦が続いているようである。

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