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スズキ「新型“軽”ワゴン」発表! めちゃ“コンテナ感”内外装何が進化した?6年ぶり全面刷新の「スペーシア/スペーシアカスタム」の変化とは

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スズキ「新型“軽”ワゴン」発表! めちゃ“コンテナ感”内外装何が進化した?6年ぶり全面刷新の「スペーシア/スペーシアカスタム」の変化とは

■新型「スペーシア/スペーシアカスタム」の内外装はどのように進化した?

 2023年11月9日、スズキは3代目となる新型「スペーシア/スペーシアカスタム」を発表しました。

【画像】超カッコイイ! スズキ新型「スペーシア」の内外装を画像で見る(50枚以上)

 10月に開かれたジャパンモビリティショーで「スペーシアコンセプト」として公開されていた同車ですが、その内外装はどのような進化を遂げたのでしょうか。

 スペーシア/スペーシアカスタムは、2013年2月に初代が誕生した軽スーパーハイトワゴンです。後席左右にスライドドアを備え、高い全高とともに広い室内空間を有し、ファミリー層を中心に幅広い世代から支持を集めています。

 現在販売されているのは、2017年12月にフルモデルチェンジした2代目です。1年後の2018年12月には、SUV風のクロスオーバーモデル「スペーシア ギア」が追加され、人気を博します。

 さらに、2022年8月には、軽乗用車の快適性や安全性と貨物車の実用性を融合させたという、シリーズ初の商用車(4ナンバー)仕様「スペーシア ベース」もデビュー。計4モデルで展開されてきました。

 そんなスペーシアシリーズの中でも、スペーシアとスペーシアカスタムがフルモデルチェンジし、3代目となる新型が発表されました。

 新型スペーシア/スペーシアカスタムは、「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトに、デザインや快適で居心地の良い室内空間、安全機能など、スペーシア本来の魅力をより進化さたといいます。

 パワートレインは、燃焼効率を高めたR06D型エンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、軽ハイトワゴンクラストップの25.1km/Lの低燃費を実現。また、環状骨格構造や減衰接着剤などの採用により、高い操縦安定性や室内の高い静粛性、快適な乗り心地も実現しています。

 先進安全装備としては、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC、全車速追従機能・停止保持機能付)や車線維持支援機能を採用し、安全性を高めています。

 では、気になる内外装では、どのような進化を遂げたのでしょうか。

 エクステリアは、スペーシア/スペーシアカスタムともに、頑丈なコンテナのプレス面を連想させるボディーサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れたデザインが施されているほか、Dピラーとボディーを同色とすることで、コンテナのような大きさと丈夫さを表現。また、2トーンルーフ仕様車は、Dピラーのルーフとボディーカラーをつなぐ部分にシルバーのアクセントカラーを施し、遊び心を演出しています。

 通常モデルとなるスペーシアは、ボディーを上下に分割する力強いキャラクターラインにより、頑丈で立体的な造形を持ち、親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを採用しています。

 車体色は、春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」を新色として設定。また、2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用し、モノトーン8色、ソフトベージュ2トーンルーフ4色の全12パターンを設定し、自分の好みに合わせて個性を発揮できる豊富な選択肢を用意しています。

 エンブレムは、タグプレートをモチーフにしたデザインに一新しました。文字部分がくり抜かれていることで、車体色によって表情が変化します。

 カスタムモデルとなるスペーシアカスタムは、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現したデザインに。

 内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプ、クリスタル感のある肉厚インナーレンズのリヤコンビネーションランプを採用し、華やかな印象としています。

 HYBRID XS、HYBRID XSターボは、スタイリッシュなデザインの15インチ切削アルミホイールを採用。車体色は、「ピュアホワイトパール」や「インディゴブルーメタリック2」をはじめとした上質感のあるカラーを採用し、モノトーン7色、ブラック2トーンルーフ4色の全11パターンを設定しています。

 エンブレムは、文字部分にボルドーカラーを使用し、華やかで上質感のあるデザインとしています。

■インテリアはどうなった?

 インテリアは、インパネや前席ドアのアッパー部分を立体的な造形とすることで、充実感や広さを演出。運転席や助手席からの動線や使いやすさを考慮したデザインとしています。

 また、カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで、エクステリア同様頑丈で大容量のコンテナを表現しています。

 スペーシアは、ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色し、居心地の良い室内空間を演出。アウトドア家具のような心地良い雰囲気を持たせた、グレー基調のカラーメランジシート表皮を採用しています。

 スペーシアカスタムは、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾が生み出すコントラストにより、上質で落ち着いた雰囲気を演出。スエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めく華やかなデザインに。さらにHYBRID XS、HYBRID XSターボは、シートサイド部を艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めています。

 インテリアは、デザインの質感だけでなく、様々な利便性も向上しています。

 まず、乗り降りのしやすいリヤステップ地上高(345mm)やスライドドア開口幅(600mm)、開口高(1250mm)に加え、持ち手部分を拡大した乗降グリップにより後席の乗降性を高めています。

 また、リヤシートにマルチユースフラップをスズキで初めて採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードを選べ、快適な後席空間を実現しました。

 さらに左右独立した後席センターアームレストを採用しました。マルチユースフラップとあわせて使うことで、後席の快適性をさらに高めるとともに、座面に置いた荷物の横ずれ防止にも役立ちます。

 このほか、スマートフォンやタブレットを立てかけることのできるストッパー、幼児用マグや500mLの紙パックにも対応したドリンクホルダー、テーブル格納時でも使用可能なショッピングフックを備えたパーソナルテーブル、静粛性を高めたスリムサーキュレーター、後席右側のUSB電源ソケット(タイプA・C)も採用し利便性を向上するほか、ビッグオープントレー(助手席)やオープントレー(運転席)、フロントドアアッパーポケット(両側)、シートバックアッパーポケット(運転席、助手席)など、多彩な収納スペースも設置しました。

※ ※ ※

 価格は、スペーシアが153万100円から、スペーシアカスタムが180万1800円から。発売は11月20日です。

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みんなのコメント

9件
  • umi********
    装備は流行りの水準に達したせいで、かなり高くなったが
    それでもNBOXカスタムより実質20万以上安い
    デザインはまるでNBOXがコストカットせず正常進化したような姿になったね
  • 後席畳んだ時荷室と斜めになってるね。
    寝所を作るには、斜めより、水平直角はっきり段差の方が良い。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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