駐車場を自律走行する充電ロボ
溶接、塗装、組み立て、研磨、洗浄。力仕事や単純作業、危険な業務の代理を行なう産業ロボットは1960年代から自動車工場では欠かせない存在だが、昨今ではロボットの種類や業務内容が格段に広がってきた。センサーや制御装置の進化とともに、ロボット自体の小型化も進み、大型の柵を飛び出して、人とともに働くことのできる協働ロボットの数も増殖している。
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電気自動車用プラットフォーム「MEB」を旗頭に、EV拡大路線を展開しているフォルクスワーゲンは、2020年12月28日に“充電ロボット”のプロトタイプを全世界に向けて公開した。
充電プロセスをすべて無人化
EVが真の市民権を獲得するには、何はなくとも充電インフラの整備が不可欠となる。絶対数の確保はもちろん、設備自体が利便性と機能性を兼備していることが大前提である。
そこでフォルクスワーゲンが掲げるひとつの提案が、充電ロボット「モバイラー レーダロボター(Mobiler Laderoboter)」の導入。面倒な充電プロセスを全自動化するユニークなシステムだ。
自律性のある誘導役と、蓄電能力に優れる充電役
「モバイラー レーダロボター」は、“2人1組”で活動する。1台は電力を蓄え込むための充電役で、もう1台は自律性を備える誘導役。誘導役は自動車側の充電役を車両へ誘導し、充電後には基地へ連れて戻ったり、充電ポートを開閉するという一連の役割を担う。
フォルクスワーゲンは公式YouTube上で「モバイラー レーダロボター」の動作イメージを公開しているが、他車と遭遇した場合や障害物の前ではきちんと自動停止するなど、安全性に配慮して設計されていることが分かる。ドライバーは駐車場へ入庫したら、専用アプリ上で充電メニューを操作するだけで、用事を済ませて戻ってくる頃にはバッテリー満タン。充電コードや操作パネルなど無数の人が接触する場所に指ひとつ触れることなく充電作業を行うことができる。
導入のハードルを下げる商品力
また、誘導役ロボットのフレキシブル性にも注目したい。充電中に動きが拘束される充電役ロボットと違い、誘導役は異なる車両への誘導や撤収など、別の業務を並行して行なうことができる。マニピュレーター(腕)の可動範囲も広く、様々な車種の充電フラップに対応できるだろう。
さらに、導入時のコストや設備改修の面を考慮すると、複数の充電役ロボットに対し、誘導役が必要最小限の導入で済む点も魅力的。もちろん、仕事の無いときのロボは基地で自ら充電しながら待機するので、メンテナンス以外は基本的に無人で稼働することができる。安心・安全設計や利便性はもとより、導入側にとってのメリットに細かく配慮した商品力を「モバイラー レーダロボター」は備えているといえる。
フォルクスワーゲンのeモビリティ事業を担う新ブランド「フォルクスワーゲン グループ コンポーネンツ」のトーマス・シュマルCEOは「エレクトリックモビリティ成功の鍵は、充電インフラの可能性にかかっている」と語る。その点、「モバイラー レーダロボター」はかなり具体的、かつユニーク、かつ実現可能性が高そうなシステムのひとつといえる。
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みんなのコメント
もしもこれらがEVだったらと考えただけでも地獄だ。