アストンマーティンは6月8日、『Valkyrie(ヴァルキリー)』ル・マン・ハイパーカーの非ホモロゲーション仕様車である『ヴァルキリーLM』を発表した。
世界で10台のみの限定生産となるこのトラックデーマシンは、LMH(ル・マン・ハイパーカー)規定に基づいて製作されたレースカーと同じ6.5リッター自然吸気V12エンジンを搭載し、車両ダイナミクスとテクノロジーも共通化しているのが特長だ。
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アストンマーティンのエイドリアン・ホールマークCEO(最高経営責任者)は次のように述べた。
「あらゆる形態において、ヴァルキリーLMに匹敵するものは地球上に存在しない。とくに、ロードカーから生まれた唯一のコンペティティブ・ハイパーカーの心臓部を担う、息を呑むような6.5リッターV12エンジンはその類まれな性能を誇る」
「ヴァルキリーLMは、世界でもっともエクスクルーシブなアストンマーティン・オーナーズクラブの一員となる絶好の機会を提供する。このクラブは、スポーツカーレースの最高峰で活躍するワークスドライバーだけが体験できる、もっとも純粋で比類のない耐久レースのドライビング体験を堪能できる場だ」
「アストンマーティンは長年にわたり、オーナーの皆さまにレーシングカーが生み出す真のパフォーマンスを体感してもらうために務めてきた。ヴァルキリーLMは、WEC世界耐久選手権やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で現在活躍するハイパーカーが搭載する、生のダイナミックパワーと最先端テクノロジーに、かつてないほど近づける機会を提供する」
今回発表されたヴァルキリーLMは、バラストやFIA国際自動車連盟指定の電子機器などのレース専用パーツを取り外し、ユーザーフレンドリーなオープンループ・トルクコントロールを追加した以外は、レーシングカーと実質的に同一の仕様となっている。
なお同車には、ピレリ製の特注パフォーマンスタイヤが装着される。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者であるアダム・カーターは、「ヴァルキリーLMは、現在WECとIMSAで活躍しているレーシングカーとほぼ同一のモデルであり、非ホモロゲーションモデルとして、オーナーの皆さまに比類なき体験を楽しんでもらえるように変更箇所を最小限としていることを強調しておきたい」と述べた。
「ヴァルキリーLMは、現在入手可能なもっとも本格的なハイパーカーのサーキット走行体験を象徴している」
このクルマのオーナーはマシンを自由に所有できるが、アストンマーティンは専用のドライバー育成プログラムも開発しており、「ドライバーのドライビング能力をサポート、活用、最適化し、究極のトップクラスのモータースポーツ体験を提供すること」を目指している。
ヴァルキリーLMの価格は明らかにされていないが、2026年第2四半期に開始される“マネージド・トラックデー・プログラム”に合わせてデリバリーが開始される予定だ。
https://youtu.be/-a0GO8Kc1RE
[オートスポーツweb 2025年06月09日]
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