ヤマハのバレンティーノ・ロッシは現在、2019年のMotoGP最高峰クラスでランキング5位につけている。
第6戦イタリアGPから3戦連続でリタイアし、第9戦ドイツGPでは8位に終わるなど精彩を欠いていたロッシだったが、サマーブレイク後にはチェコGPで6位、オーストリアGPでは4位と、わずかながら改善の兆しを見せた。
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「後半戦は良いスタートが切れたと思うので、とてもハッピーだ」とロッシは語った。
「ヤマハの中で何かが動いたように感じる。ヤマハはバイクをより良いものにするために懸命に働き始めたんだ」
「金曜にここ(レッドブルリンク)に着いた時、僕たちが進歩していることに気付いた。僕たちはここでは常に苦しんでいたからね」
「これは最も重要なことなんだ。確かに(アンドレア)ドヴィツィオーゾと(マルク)マルケスは僕たちより速いから、やるべきことはたくさんあるけど、これが良いきっかけになるだろう」
ヤマハのMotoGPプロジェクトリーダーを務める鷲見崇宏は、1年前のオーストリアGPが昨シーズンのターニングポイントになったと語った。このレースでは予選でロッシが14番手、マーベリック・ビニャーレスが11番手に沈み、レースでもロッシが6位、ビニャーレスが12位に終わるなど苦戦。チームがライダーに公式に謝罪する事態に発展した。
鷲見プロジェクトリーダーは次のように語った。
「昨年は悲劇的なシーズンを過ごしましたが、特にこのトラック(レッドブルリンク)では苦戦し、重大な局面に差し掛かっていました」
「それが我々にとってのターニングポイントになったと思います。バイクを改善する以前に、バイクの開発に対する我々の考え方を変える必要がありました」
「今では小さなことを色々と変え始めています。ヤマハが進化したかについては……まだバイクはそれほど変わっていませんが、ヤマハ本社の活動は変わりつつあります」
「我々は今、挑戦者の立場にあること、まだ危機感を持つべき状況にあることを理解しています」
ロッシも鷲見プロジェクトリーダーの考えに同意し、ヤマハの働きぶりによって後半戦を“楽観的”に考えていると語った。
「スミさんの言ったことはとても興味深いね。僕も同じ考えだ」
「僕たちがうまくいかなかったのは2018年だけでなく、2017年もだった。正しい分野に取り組むことができていなかったんだ。そしてライバルとのギャップが大きくなっていった」
「今年は様々なものを変えているように見える。組織の内部や人間もそうだ。ヤマハはより努力しているんだ」
「何かが変わり始めているように感じるから僕は楽観的だ。ただ、時間が必要だ。残念ながら僕にはあまり時間がないかもしれないから、常にプッシュすることを目指すよ」
「僕たちには結果が必要で、その為には改善が必要だ。既に(2020年のバイクの)プロトタイプを試したけど、良い結果が得られたのでポジティブだと言えるだろう」
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