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新型ヤリスは乗らずに注文? 2月発売で早くも受注開始に現行ヴィッツの影響は?

■新型ヤリスはいつ買うのが良いのか。

 2019年10月18日に世界初公開されたトヨタ新型「ヤリス(ヴィッツの後継車種)」の燃費や価格が同年12月20日に明らかになりました。

【新型ヤリスの燃費がスゴい!】新基準の最新燃費ランキング

 発売は、2020年2月10日ですが予約受注は2019年12月6日より開始されています。現行ヴィッツの販売に影響はないのでしょうか。

 新型ヤリスは、前述のとおり2019年10月18日に、外観やメカニズムなどを世界初公開。この後、東京モーターショー2019に出展され、販売店では12月6日から予約受注を開始しています。

 そして、12月20日に動力性能や燃費数値の詳細を公表し、発売日は2020年2月10日と、外観が分かってから正式な発売までに、約4か月を要しています。

 納車時期を販売店に尋ねると「発売が2020年2月なので、2019年12月中旬に注文して、納車は2020年4月から6月頃です。4WDは納期がさらに長くなります」と説明。そのため、ヤリスが初公開された2019年10月から数えると、納車までに半年以上を要するのです。

 販売店に現行ヴィッツの在庫車があるのかを販売店に尋ねると「メーカーへの発注が終了してから数か月を経過したので、在庫車は大幅に減りました。希望に合った車両があれば、大幅値引きで購入できます」とコメントしています。

 ヤリスの販売店は、基本的にはネッツ店です。ただし、トヨタの直営販売会社の多かった東京地区は、2019年4月に、4系列を撤廃してトヨタモビリティ東京に統合されました。いまでは全店が全車を扱うので、どこの店舗でも購入可能です。

 また東京以外の地域も、2020年5月にはトヨタの全店が全車を売る体制に移行するので(販売系列は残ります)、ネッツ店の専売はそれまでの数か月間だけです。

 そうなると5月以降は購入の仕方も変わるでしょう。東京地区は販売会社が統合されたので、ヤリス同士の値引き競争などは難しいですが、ほかの地域では、たとえばネッツ店とカローラ店の間で条件を比べて買うことも可能になります。

 ヤリスは価格を抑えたコンパクトカーなので、多額の値引きを引き出すのは難しいですが、販売店ローンの金利、残価設定ローンの残価率、車検や点検の基本料金などは販売系列によって異なる場合があります。

 そこでローンを使うときは、グレードやオプションパーツなどの条件を統一させて各販売系列から見積りを取り、月々の返済額を比べると良いでしょう。

 比較するだけであれば、トヨタのホームページに設けられている「見積りシミューレーション」でも、同一条件で入力すると、販売会社による返済額の違いを確認できます。

 ヤリスの試乗車について、販売店は次のように話します。

「ヤリスの試乗車が入る時期は、現時点ではハッキリしません。2020年2月に発売されると、各店舗に配車されて試乗も可能になります。

 2019年12月中旬時点では、我々も試乗しておらず、運転感覚などは分かりません。率直に申し上げて誤った情報をお伝えする心配もあります。こういった売り方はいままであまり経験がないので、戸惑っています」

※ ※ ※

 ヤリスは直列3気筒の1リッター、1.5リッター、1.5リッターハイブリッドという3種類のエンジンを用意するので、2020年2月以降に販売店で試乗をおこない、間違いのないグレード選びをしてから、5月以降にもっとも条件の良い販売系列で買う購入する方法もあるでしょう。

 自宅の近くにネッツ店がないユーザーも、5月以降であれば、近所のトヨタ店/トヨペット店/カローラ店から購入できます。

 現行ヴィッツのオーナーがヤリスを買うときに注意したいのは、後席の居住空間が狭まいことです。身長170cmの大人4名が乗車した場合、後席に座る乗員の膝先空間は、ヴィッツが握りコブシふたつ弱です。

 対するヤリスは、握りコブシひとつ少々にとどまります。さらに床と座面の間隔が減り、膝の持ち上がった座り方になるため、ヴィッツに比べて明らかに狭いといえます。

 ヤリスの開発者に尋ねると「前後席に座る乗員同士の間隔は37mm減り(後席の足元が狭くなります)、床と座面の間隔も32mm減少しました」と説明していました。

 その代わり前席は快適になっています。インパネの造りが上質になり、シートは腰をしっかりと支えます。運転姿勢も最適化されました。後席は狭まりましたが、ドライバーの満足感は向上しています。

 1.5リッターエンジンとプラットフォームが刷新され、動力性能と走行安定性も高まりました。乗り心地は、14インチタイヤ装着車は燃費と低コストを重視して硬めですが、16インチは快適になって安定性も良くなっています。

■新型ヤリスのおすすめグレードは?

 コンパクトカーの位置付けで捉えると、現行ヴィッツは車内の広いホンダ「フィット」とスポーティなマツダ「デミオ」の中間に位置しましたが、ヤリスはドライバー本位のクルマに発展して、デミオに近付いた印象を受けました。

 このように方向性を変えた理由を開発者に尋ねると、以下のような返答が得られました。

「初代と2代目のヴィッツは、上質なコンパクトカーといわれ、お客さまに対するインパクトも強く、ほかの車種からヴィッツに乗り替える比率も高かったです。

 ところが3代目の現行ヴィッツは、以前より個性が薄れ、従来型から乗り替えるお客さまが中心になりました。

 ほかの車種のお客さまが、あまり注目しなくなっています。そこで新型は内外装から走りまで質感を高め、車名もグローバルのヤリスに変更して、改めて注目されるクルマに造り込んでいるようです」

 現行ヴィッツは2010年に発売されましたが、2008年に発生したリーマンショックによる経済不況の悪影響を強く受けています。

 内装、乗り心地、静粛性などが悪化して、ネッツ店の営業担当者が「こんなクルマでは、2代目ヴィッツのお客さまに乗り替えを提案できません」と悩むほどでした。

 この後に不満をかなり解消しましたが、マイナーチェンジで可能な範囲は限られます。そこでヤリスでは、上質だった2代目の路線に戻したのです。

 後席は2代目に比べて狭くなりましたが、今後はヤリスと同じエンジンやプラットフォームを使って、空間効率を高めたコンパクトカーも登場するのでしょう。

 開発者も「新しいプラットフォームを開発した以上、ヤリス専用で終わることは考えにくいです」と述べています。

 初代ヴィッツをベースに開発された上質で車内の広い「ファンカーゴ」のようなコンパクトカーが期待されます。

 また、ヤリスの装備類における違いでは、1リッターに比べて1.5リッターは14万3000円高く、ハイブリッドはさらに35万円ほど高くなります。

 1.5リッターが割高に思えますが、最大トルクが1リッターの1.6倍に増えて動力性能に余裕が生まれ、直噴式の採用と相まって燃費数値も1リッターに比べて優れています(1.5リッター・2WD・CVTのWLTCモード燃費は21.4km/Lから21.6km/L)。もっとも推奨度の高いエンジンは1.5リッターです。

 1.5リッターは燃費も良いため、35万円高いハイブリッドとの価格差を燃料代の差額で取り戻すのは難しくなり、1年間の走行距離が1.5万km以上を走るなら、ハイブリッドも検討する価値もあるでしょう。

 グレードにおいて、実用的には1.5リッターの「Xグレード(価格は159万8000円)」でも十分ですが、装備が少し物足りないです。

 予算に余裕があれば1.5リッターの「Gグレード(175万6000円)」を推奨します。Xに比べてスマートエントリー&スタート、エアコンのオート機能、8インチサイズのディスプレイオーディオ(Xは7インチ)などが標準装着され、フルLEDヘッドランプのオプション装着も可能です。

 全長4m以下のコンパクトカーが170万円を超えるのは、割高に思えますが、衝突被害軽減ブレーキなどは進化しました。

 右折時における直進車両、横断歩道を渡る歩行者も検知して衝突被害軽減ブレーキを作動させます。全車速追従型ではありませんが、約30km/h以上で作動可能な車間距離を自動制御できるレーダークルーズコントロールを採用し、価格に見合う価値を備えています。

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