現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ルノー「5(サンク)」がEVで復活! ルノーの事業戦略計画「RENAULUTION」発表

ここから本文です

ルノー「5(サンク)」がEVで復活! ルノーの事業戦略計画「RENAULUTION」発表

掲載 更新 1
ルノー「5(サンク)」がEVで復活! ルノーの事業戦略計画「RENAULUTION」発表

■2025年までに7車種のフルEV、7車種のC/Dセグメントの新型車を発表

 仏グループ・ルノーは2021年1月14日、今後5年間の事業戦略計画「RENAULUTION」をオンラインで発表した。ルノーグループの主力となるルノーブランドでは、2025年までに新たに14モデルの基幹車種を発売する。

【画像】往年の名車が蘇る! 新型ルノー「5(サンク)」コンセプトを画像で見る(18枚)

 RENAULUTIONでは、従来の拡大路線から転換、今後は質を目指すことで、これからの自動車産業の大きな変革と対峙していくと発表された。今後、技術やサービス、クリーンエネルギーのブランドになることで、自動車業界に現代性をもたらしていく。

 グループ・ルノーCEO、ルカ・デメオ氏は「ルノーでは、EVのリーダーシップという立場をさらに強化し、また水素にも投資することで、2025年までに欧州でもっとも環境に配慮したメーカーを目指します」とコメントしている。

 今後登場する具体的なニューモデルとしては、2025年までにフルEV(BEV)モデルを7車種、CセグメントおよびDセグメントのモデルを7車種、計14車種を投入する予定だ。また同年までに上位セグメントが売上高の45%を占めることを目指す。

 登場するニューモデルはすべて、EVもしくはプラグインハイブリッド(PHEV)、および「e-TECH」と呼ばれるハイブリッドの電動化モデルとなる予定だ。

 EVに関しては、ルノーはヨーロッパのEV市場のリーダーであり、10年以上前からすでに30万台以上を販売している。その競争力を活かし、登場する新型EVはエンジンモデルと同様の手の届く価格帯を目指していくという。

 その象徴するモデルとして登場したのが「ルノー5(サンク)プロトタイプ」だ。

 ルノー5とは1972年に発売されたモデルで、実用性の高さと優れたデザインのため、登場してまもなく欧州でベストセラーとなった伝説のBセグメントハッチバックだ。1984年には2代目にフルモデルチェンジ、1990年に後継モデル「クリオ(日本名:ルーテシア)」が登場するまで人気を誇っていた。

 今回登場したプロトタイプは、そんなルノー5を現代にアレンジ、100%電気モデルとして復活させた。

 このルノー5プロトタイプは、一見するだけで過去のモデルを認識することができるが、ライトやフロントデザインなどを現代的にしたおかげで、新しさも強調されている。ボンネットのエアインテークは充電ハッチを隠し、バンパーのフォグランプはデイタイムランニングに代わっている。またサイドグリッドやホイール、リアロゴは、オリジナルの「5」を彷彿とさせる。

 ルノーのデザインディレクター、ジル・ヴィダル氏は「ルノー5プロトタイプのデザインは、過去の世界的に有名なカルトモデルであるオリジナルR5に基づいています。このプロトタイプは都会的で魅力的な、そんな時代の現代性を体現しています」とコメントしている。

こんな記事も読まれています

対向車のライトやミラーの反射を軽減!夜間運転用「ナイトイエローレンズ」発売
対向車のライトやミラーの反射を軽減!夜間運転用「ナイトイエローレンズ」発売
グーネット
フィアット「500X ブレッザ」150台限定で発売 電動開閉式ソフトトップ採用
フィアット「500X ブレッザ」150台限定で発売 電動開閉式ソフトトップ採用
グーネット
週末を遊びつくせ!2024年のスーパー耐久24時間レースは”オールナイトFUJI“
週末を遊びつくせ!2024年のスーパー耐久24時間レースは”オールナイトFUJI“
グーネット
マットブラック仕様がクール!ハイエースのカスタムモデル 年間20台上限で販売スタート
マットブラック仕様がクール!ハイエースのカスタムモデル 年間20台上限で販売スタート
グーネット
キモはタイヤメンテナンスにあり?! 走行距離が少ないクルマは危険だぞ……クルマの点検費用を安く抑えるコツ3選
キモはタイヤメンテナンスにあり?! 走行距離が少ないクルマは危険だぞ……クルマの点検費用を安く抑えるコツ3選
ベストカーWeb
中古車の見えない部分をピピッと診断!「グー故障診断」をまるっと解説!
中古車の見えない部分をピピッと診断!「グー故障診断」をまるっと解説!
グーネット
ポルシェ「カレラT」に乗ってスッピン性能を楽しむ! MTで操りたいマニア殺到の「911」とは【東京~大阪試乗】
ポルシェ「カレラT」に乗ってスッピン性能を楽しむ! MTで操りたいマニア殺到の「911」とは【東京~大阪試乗】
Auto Messe Web
メルセデス・ベンツ「GLA180」新型パワートレイン搭載 高性能モデルも追加
メルセデス・ベンツ「GLA180」新型パワートレイン搭載 高性能モデルも追加
グーネット
日産「エルグランド」仕様変更 2つの装備加わり安全性能アップ
日産「エルグランド」仕様変更 2つの装備加わり安全性能アップ
グーネット
「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
AUTOCAR JAPAN
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
Auto Messe Web
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
motorsport.com 日本版
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
AUTOSPORT web
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
くるまのニュース
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
AUTOCAR JAPAN
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
くるまのニュース
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
グーネット
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
GQ JAPAN

みんなのコメント

1件
  •  サンクっぽくはあるが、もう少しケツの張りが欲しいような。まあ空力考えると頑張った方なんだろうけど
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村