アトラシアン・ウイリアムズF1チームは、波乱の2026年F1第6戦モナコGPでアレクサンダー・アルボンが8位に入り、4ポイントを獲得した。一方、カルロス・サインツは終盤のリスタート後に接触に巻き込まれ、悔しいリタイアとなった。
スタート直後、2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)が発進できないトラブルに見舞われたが、各車これを回避し、アルボンとサインツはそれぞれ10番手、11番手へ浮上した。序盤は追い抜きの少ないモナコらしい展開となったが、30周目以降、ウイリアムズはチーム戦略で順位アップを狙った。サインツが後続を抑えてアルボンのピットストップに必要なギャップを作り、その後はアルボンがサインツのために同様の役割を担った。
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アルボンはディプロイメントの問題を抱えながらも走行を続け、サインツも好ペースを維持。終盤には相次ぐアクシデントによりセーフティカー、さらには赤旗が提示され、レースは大きく動いた。
赤旗後のリスタートでは、ヘアピン付近で混乱が発生。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ・レボリュートF1チーム)がサインツに接触し、さらにフランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)にも当てられたサインツはリタイアを余儀なくされた。一方のアルボンは、終盤に迫るアウディ勢を抑え切り、他ドライバーのペナルティもあって8位でフィニッシュ。ウイリアムズに今季ベストリザルトをもたらした。
■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)決勝=8位(78周/78周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ソフト
「全体的には厳しい午後だったけど、ポイントを獲得できたのは良かった。レース序盤は速かったが、15周目以降はディプロイメントの問題を抱えていて、残念ながら解決できなかった」
「カルロスと僕のためにギャップを作ろうとチーム戦略を使っていて、そのぶんトラックポジションでは弱い立場になった。(アービッド・)リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム)を抑えようとしたが、問題を管理しながら走っていたのでストレートでタイムを失い、抑え切れなかった」
「赤旗やリスタートもあって荒れたレースだったけど、最終的には今年一番クリーンな週末だったと思う。マシンとの一体感もあり、リズムにも乗れていた。しっかり振り返って、リセットし、シミュレーターで作業して、来週末のバルセロナに向かう」
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)決勝=16位DNF(70周/78周)12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ソフト
「赤旗とリスタートまでは、レースをうまく管理できていたし、全体的にとても良いペースがあった」
「正直、リスタートであのコーナーで当てられたことを受け入れるのは難しい。でも残念ながら、僕にできることは何もなかった」
「チームがマシンを開発してくれて、より安定してポイント圏内を争える位置まで引き上げてくれた後だけに、ああいう形で週末を終え、ポイントを失うのは悔しい。もちろんフラストレーションはあるけど、ポジティブな面に目を向けて、バルセロナでもう一度戦いたい」
[オートスポーツweb 2026年06月09日]
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