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【ドライブグルメ・番外編】中国・上海のサービスエリアで、本格中国料理を熱々でいただく!

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【ドライブグルメ・番外編】中国・上海のサービスエリアで、本格中国料理を熱々でいただく!

コロナ禍が明けで久しぶりとなる中国の上海モーターショーを取材してきました。そこで、せっかく上海まで来たので、高速道路のサービスエリアへ食事に行ってみました。そう、ドライブグルメの上海編です!(文と写真:鈴木ケンイチ)

目指すは上海北東にある郊外の服務区(サービスエリア)
今回、目的地に選んだのは、上海の北東を流れる長江の河口に浮かぶ島、長興島のサービスエリアです。中国語での表示は、服務が「サービス」で、区が「エリア」ですから、長興島服務区となります。知り合いの中国人から「まるでテーマパークのよう」とおすすめされたので、行ってみることにしました。

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上海の街中からチャーターしたタクシーで高速道路に入り、街をぬけてトンネルを抜けると景色は一転、のどかな田園風景に。さすが長江は広大で、ほとんど海のようにしか見えません。市内のホテルから50km、1時間弱ほど走って長興島服務区に着いてみれば・・・。あれ、なんだか小さくて、古くて、とても「テーマパーク」には見えません。超市(スーパーマーケット)という売店にある商品は、相当に古臭く、買い物客もほとんどいません。

トイレは、清掃がゆきとどいていましたが、残念ながらの便座なしの旧式がメイン。レストランは2階にあるようですが、古い扉があって、非常に入りづらい・・・。思い切って入ってみると、なんとスタッフらしき人が食事中! 行った時間が午前10時ごろなので、どうも開店前だったようです。日本で言えば、昭和のサービスエリアという雰囲気でした。

がっかりしつつも、「お目当てのサービスエリアは反対の上り車線に違いない」ということで、タクシーの運転手さんに反対側に行くようにリクエストします。

ちなみに中国の高速道路でも料金所にはETCがあり、ETCと、それ以外のレーンが分かれていました。ところがETC利用者は意外に少ないようで、都度払いのレーンは渋滞しています。そして、驚いたのが高速料金の支払いです。なんとスマートフォンを使ってQR決済していました。スマートフォンで読み込んで、サーバーからの返答を待って、ようやく完了。それなりに時間がかかりますから、渋滞するのも当然ですね。

テーマパークのような上りの服務区に到着!
高速道路を降りて、Uターンして、上り線の長興島服務区へ向かいます。サービスエリアの入り口から建屋を見た瞬間に「当たり!」であることがわかりました。建物全体が格子のような飾りでおおわれています。中には、飲食店や売店が並んでおり、なんとバーガーキングやカフェまであります。かなりきれいで、日本で言えば、イマドキのサービスエリアといった感じです。ただし全体は2階建てですが、店舗があるのは1階のみ。あまり景気が良い感じではなかったのが残念です。

食事処はフードコート方式。カウンターで注文して、その前にあるテーブル席で食事をします。価格は、ドンブリもので30元(日本円で600円程度)。ほどほどの価格と言えるでしょう。そんな中で気になったのが、カフェテリア方式の中国料理のお店です。いろいろな料理そのものが皿に盛られて、値段付きで並んでおり、それを好きにピックアップして、最後に清算するという方式です。これなら中国語が分からなくても大丈夫! 値段は1皿10~30元(200~600円)程度で、ご飯が一膳5元(100円)のよう。

なかなかスパイシーな鍋は、これぞ本場中国の味か!
喜び勇んでトレーを手に、料理を選んでいきます。せっかくなので、最も大きく見栄えのよさそうな鍋料理をピックアップします。辛そうなのですが、豆腐をメインにネギなどを加えた料理です。しかも鍋を選ぶと、底に固形燃料を入れて火をつけてくれました。熱々でいただけるというわけです。添えるのはトマトと卵を炒めたもの、そしてご飯です。料金は3品で46元(約920円)。

その味はどうかといえば、やっぱり温かい料理というのは、それだけで嬉しい! そして、味のしみた硬めの豆腐はまるでお肉のようなおいしさです。ネギに混ざっている巨大な辛子が、ピリリと強烈なアクセントをつけてくれます。なかなかにスパイシーで、これぞ本場の味と、思わず笑みがこぼれます。トマトと卵の炒めものは出汁がかなり効いていて、旨味たっぷり! メインの料理と合わせて、ご飯がガンガンに進みます。

ちなみに、同行した仲間のジャーナリストさんは麻婆豆腐を頼んでいましたが、ものすごく辛く、痺れる味だったそうです。こちらも本格派ですね。

中国社会は、過去20年で驚くほどの急成長を遂げています。高速道路のサービスエリアも、どんどん新しくなっている途中なのでしょう。古い施設は、すぐになくなってしまうかもしれませんから、最初に古いサービスエリアを見ることができたのは意外とラッキーだったのかもしれませんね。

[ アルバム : 中国・上海のサービスエリア はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部

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