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ついに出た!日本にジャストなコベンツSUVメルセデス・ベンツGLB

掲載 更新 25
ついに出た!日本にジャストなコベンツSUVメルセデス・ベンツGLB

 充実のラインアップを誇るメルセデスSUVに、9番目となる新型SUVが投入された。この新SUVは、日本でも扱いやすいサイズ感に加え、なんと7人乗りが基本。ミニバンライクな使い方もできそうなのだ。

 新たなファミリーメルセデスとしても、人気を集めそうな、オールニューモデル「GLB」を紹介しよう。

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文:大音安弘 / 写真:メルセデス・ベンツ日本

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9番目は日本に最適なSUV!?

 メルセデス・ベンツ日本は、2020年6月25日、新型クロスオーバーSUV「GLB」を発表し、同日より予約受注を開始した。価格は、512万~696万円となる。

 メルセデスSUVのニューフェイスとなる「GLB」は、FFプラットフォームをベースに開発されたコンパクトなサイズのモデルだ。

 そのポジションは、クロスオーバー色の強いコンパクトサイズの「GLA」とミディアムサイズSUVの中間に位置する。近年のSUVブームの傾向を受け、より本格派らしいスタイルが与えれているのが特徴だ。

GLAとGLCの隙間を埋めるべく誕生した新型SUVがGLB。取り回しやすいサイズと多目的に使える機能性の高さが特徴だ

タフさを前面に打ち出した王道的スタイル

 GLBは、メルセデスSUVのアイコン「Gクラス」を彷彿させる、野性味ある力強いデザインを採用。フロントマスクには、メルセデスSUVファミリーの一員であることを示すSUVライン向けのフロントグリルを装着。

 フロントバンパーには、アンダーガードが与えられ、クロカン風味を加えている。さらにヘッドライトをスクエア形状とすることで、端正かつ小顔に仕立てている。

 リヤスタイルは、ルーフ後端を最大限延長することで、ボクシーかつ収納性に優れる形状とし、リヤバンパーにボリューム感を与えることで、安定感ある走りと堅牢さを強調するスタイルとした。

 堂々としたスタイルだが、ボディサイズは、全長4650mm×全幅1845mm×全高1700mm(※GLB 250 4MATICスポーツ)と、日本道路事情でも困らないサイズに留められているのもポイントだ。

頼りがいある力強いリヤスタイル。ボディサイズは、イメージするよりもコンパクトだ。

5+2のシートレイアウト

 GLB最大の売りは、このサイズで、GLCにはない7名乗りを実現した点だろう。ただ基本は5名乗りで、3列目シートはジュニアシートと捉えるべき。

 メルセデス・ベンツも、身長165cmの人までが対象と謳う。ただ不便さを感じさせないように、充電用USBポートや乗降時は2列目シートをスライドさせるなど、十分に配慮されている。

 ラゲッジスペースも、7名乗車時では、130Lと物足りないが、3列目を格納した5名乗車仕様なら、500Lまで拡大。

 後席を全て倒したフルフラット状態なら、1680Lまで広げることができる。これなら、様々な趣味をアウトドアシーンで楽しむ際に、重宝しそうだ。

メルセデス自慢の最新機能を満載

 メルセデス自慢の最新技術も惜しみなく投入されており、先進の安全運転支援機能である「レーダーセーフティパッケージ」を全車に標準化。ステアリングアシスト機能が加わったことで、装備内容も強化。

 これにより、もしドライバーが運転不能となった場合に、車線を維持しながら、緩やかに減速・停止を行う「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などの機能も採用されている。

 車内機能では、フードレスのスクリーン式メーターパネル及びインフォテイメントを始め、「HI!メルセデス」で音声起動が可能な対話型インフォテイメントシステム「MBUX」や便利な「ワイヤレスチャージング機能」などデジタル技術を満載。また普及が進むテレマティクスサービスも標準付帯されている。

体育会系のスタイルとは裏腹に、上品に纏められたインテリア。最新メルセデスの象徴的なアイテムをしっかりと装備する。

駆動方式の異なる2タイプのパワートレイン

 購入検討者を悩ませるのが、パワートレインの選択だろう。GLBのグレードは、売れ線と目されるクリーンディーゼル車と上級仕様となるガソリン車の2タイプしかないからだ。

 メルセデスでも人気が高いクリーンディーゼル仕様は、前輪駆動仕様となる「GLB 200d」となる。2.0L4気筒クリーンディーゼルターボを搭載し、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発揮する。

 いっぽう、ガソリン仕様は、AMGラインによるスポーティなエクステリアと最新の4WDシステムを備えた「GLB 250 4MATICスポーツ」で、2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。

 最高出力224ps、最大トルク350Nmを発揮する。いずれもトランスミッションは、新開発の8速DCTのみとなる。

 性能重視なら、選択は「GLB 250 4MATICスポーツ」となるが、アウトドア派やロングドライブ派には、経済性と性能のバランスに長けたクリーンディーゼルと4WDの組み合わせがないことが、やや残念に映りそうだ。

 ただ日本のファミリー層には、価格やサイズ、もしもの7人乗りタイプなど、痒いところに手が届くパッケージとなっており、一躍人気車となる可能性も秘めている。

 そうなれば、更なるバリエーションの追加も期待できそうだ。

日本の事情にもジャストな新SUV「GLB」。セレブママたちにモテモテとなるかもしれない。

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みんなのコメント

25件
  • 値段も全然ジャストじゃないよ。
    ベンツとは言え、チャチなFF系モデルに700万円とか狂ってる。
  • 最新の運転支援・内装・8速DCT他考えれば、CVTの国産新型のSUV風の方がよっぽど高いと思いますけどね。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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