中古車購入ガイド [2026.08.13 UP]
ファミリーカーとして大人気!「便利」を凝縮したホンダ フリード(GT系)中古車購入ガイド
生活にちょうどいいコンパクトサイズに3列シートを備えるジャストサイズのミニバン、それがホンダ フリード。そのコンセプトが共感を呼び、2016年に登場した初代モデルは大ヒットした。今回は、2024年にフルモデルチェンジして登場した現行型フリード(GT)の魅力を紹介しつつ、2026年8月現在の中古車動向をお伝えする。
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ホンダ フリード(GT)ってどんなクルマ?
全長4.3mほどのコンパクトなボディに3列シートを組み込んだ“小さなミニバン”。フリードをひとことで説明するならばそうなるだろう。
ホンダの箱型ミニバンの中心は長らく「ステップワゴン」だったが、フルモデルチェンジのたびに車体が大きくなり、現行モデル(6代目)の全長は4.8m。おかげで室内が広々で快適性は高いが、「大きすぎて運転しにくい」と感じる人も少なくないだろう。また、大型化や快適装備の充実に従い価格もアップし、手が届きにくくなったというユーザーもいる。ひとことでいえば、かつてに比べて上級移行したのだ。
そこで“ちょうどいいミニバン”となるのがフリードだ。車体はステップワゴンに比べると一回り以上小さくて運転しやすいし、値段だって手頃。それでいて3列目の居住性も、ステップワゴンの広さには届かないものの、大人2人が座って窮屈さを感じないだけの水準には達している。常に3列目に座るような使い方には物足りないかもしれないが、「時々使うだけ」というユーザーなら十分に期待に応えてくれる居住性だ。
実はフリードにはもうひとつの選択肢がある。それが「クロスター」。「エアー」と呼ぶ通常タイプとの違いは、無骨なフロントグリルや無塗装樹脂を組み合わせたバンパー、無塗装樹脂部品のフェンダーアーチなどでクロスオーバーSUVテイストとしたスタイルだ。
しかし、それだけではない。カタログモデルのエアー(通常タイプ)との違いは、クロスターでは2列シートモデルが選べること。3列目のシートを外すことで、広い荷室スペースを用意しているというわけだ。
おもしろいのは単に3列目を外しただけではないこと。3列シート車に比べて2列シート車の床はより低い構造になっていて、そのぶん“3列目を畳んだ3列車”よりも多くの荷物を積めるのが魅力。床が低い荷室の中段に“棚”をつけて二階建て構造とすることで、荷室を立体的に効率よく使えるアイデアもうれしい。
そんなフリードは、3列車であれば“いざというときに使える3列目”を組み合わせた背の高いワゴン、2列車であればコンパクトなのに広い荷室を組み合わせたスライドドア付きのワゴンと捉えるのもいいだろう。とにもかくにも運転のしやすさと実用性の高さ、そして手ごろなプライスの両立が、大きな魅力だ。
ホンダ フリード(GT)概要 ・発売年月:2024年6月
・全長:4310mm(e:HEV エアーEX・2024年6月)
・全幅:1695mm(e:HEV エアーEX・2024年6月)
・全高:1780mm(e:HEV エアーEX・2024年6月)
・WLTCモード 21.2km/L(e:HEV エアーEX・2024年6月)
データで読み解くホンダ フリード(GT)
2026年8月現在、フリード(GT)の中古車価格帯と中古車平均価格は次のとおりとなっている。
新車価格帯:250万8000円~343万7500円(2024年6月発売時)
中古車価格帯:240万円~400万円
中古車平均価格:310万円
グーネット掲載台数:約1445台
一般的にクルマはデビュー初年度がもっとも販売台数が多く、それに呼応して中古車も初年度に登録された車両が多い傾向にある。しかしフリードの掲載台数はフルモデルチェンジした2024年、翌2025年が少なく、一方で2026年登録の車両がほとんどを占めている。これが示すのは、流通の主役はディーラーのデモカーなどが中古車として販売されたものが多いということ。一般ユーザーが使用した中古車が流通するにはまだ時間がかかりそうな状況だ。
中古車平均価格と物件台数の推移(過去2年間)は次のようになっている。
高年式の中古車が一気に中古車市場に流入したため、平均価格も急上昇している。
グレード別中古車物件比率
フリードにはいくつかの選択肢がある。まずはスタイリング。通常モデルの「エアー」とアクティブなクロスオーバースタイル「クロスター」を選べる。
シートアレンジも好みに合わせて選べる。標準的なのは3列仕様だが、「6人乗り」と「7人乗り」が選択可能。違いは2列目で、6人乗りは左右が独立し2人掛けのセパレートシート(キャプテンシート)、7人乗りは左右が繋がって3人が座れるベンチシートとなっている。2列シート車はベンチシートの組み合わせのみで、乗車定員は5人だ。
パワートレインはガソリンとハイブリッドが選べるが、ガソリン車を選ぶメリットはズバリ、価格の安さ。ハイブリッドは燃費だけでなく加速性能や静粛性など多くのメリットが存在する。エアーに用意される「EX」は上級仕様でリヤクーラーやアルミホイールなどを標準装備。クロスターのグレードは上級仕様に一本化されいていてベーシックグレードがなく、装備も基本的に「エアーEX」に準じる。
グレード概要エアースタンダードモデルエアーEX快適装備を充実させた上級グレードクロスターアウトドアテイストのデザインと機能性を与えたモデルe:HEV エアーハイブリッド搭載のスタンダードモデルe:HEV エアーEXハイブリッドを搭載した上級モデルe:HEV クロスターハイブリッドを搭載したアウトドア志向のモデル
中古車市場におけるグレード比率を分析する。まず全体を通じて台数が多いのが、ハイブリッド搭載の「e:HEV」モデルで全体の約6割。そして装備の充実したエアーEX系の多さが目を引く。スタンダードなエアー系とアウトドアテイストのクロスター系は同じようなボリューム感。どのタイプもそれなりに台数があるため、好みに応じて選べる状況といえるだろう。
走行距離別中古車物件比率
フリードの中古車市場の傾向を明確に示しているのがこちらのグラフ。走行距離3万km以下の低走行な車両がほとんど。これは前述したように、現在グーネット に登録されている中古車の多くがデモカーなどとして使われていた車両だから。当然コンディションも良好で、安心して選べる。
年式別中古車物件比率
一般的な中古車と逆転状態になっているのが現行型フリードの中古車事情。全体の85%が初度登録から1年程度しか経過していない高年式車。
2024年6月:フルモデルチェンジ
2025年2月:一部改良
2025年4月:一部改良
一部改良が2回行われている。いずれもボディの塗装に使われるクリア塗料の改良にまつわるもので、2月にe:HEVモデルが、6月にガソリン車が改良された。これ以降のモデルはツヤ感がアップしている。
まとめ:ねらい目のグレードや年式は?
おすすめ年式👉2024年式
おすすめグレード👉e:HEV エアー
リーズナブルに購入したいというのであれば、フルモデルチェンジした2024年モデルを狙うのがいいだろう。ここで紹介している3代目へのフルモデルチェンジは2024年6月で、2024年式の車両は中古車流通量もそれなりに多い。
パワートレイン別にみるとハイブリッドに比べてガソリン車のほうが安いが、両者の価格差は新車に比べると少ない。それを踏まえた上でハイブリッドを選ぶのも賢いセレクトだ。
グレード別にみると、もっとも価格帯が低いのは通常タイプ(EXではないタイプ)の「エアー」。上位タイプの「エアーEX」に標準採用となるリヤクーラーやアルミホイール、ブラインドスポットインフォメーション(隣車線を走る車両を検知してドライバーに伝える仕掛け)などは備わらないが、両側パワースライドドアやオートエアコン、スマートキーなどは標準装備するなど基本装備は充実しているのでコストパフォーマンスが高い。
文/工藤貴宏、ユニット・コンパス 写真/ホンダ
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みんなのコメント
それって販売台数稼ぎの登録済未使用車が多いから?
それとも、買ったけど全然良くなかったから我慢出来なく売った。
残クレなら、3年落ちだろうしね。
リセールもそんなに良くないから、早く売っても意味ないし?
大人気って嘘だよね。
フリードも同じだと思う。補助席。のちに5名定員の仕様に変更された。フリードを買うユーザーは7人乗りを求めていませんでした。7人乗りならステップワゴンがあります。中途半端なミニバンよりもセダンを作ったら売れたはず。