航空会社CEOなどを載せ、無事JFK空港に着陸
アメリカで電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発製造を手がけるBETAテクノロジーズは2025年6月3日、独自開発した電気飛行機「ALIA CTOL」が、乗客を乗せた初のデモ飛行に成功したと発表しました。
【キャビン意外と広い?】これがALIAの大人4人乗っても余裕の機内です(写真)
フライトはパイロット1名のほかに、米本土インディアナ州に本社を置く地域航空会社リパブリック航空のマット・コスカル社長、北米などで航空輸送サービスを手掛けるブレード・エア・モビリティのロブ・ヴィーゼンタールCEO(最高経営責任者)など4名を載せ、45分間でジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)に無事着陸したといいます。
今回の飛行成功に関して、BETAテクノロジーズの創設者であるカイル・クラークCEOは「世界で最も忙しい空港の1つ(であるジョン・F・ケネディ国際空港)に、客を乗せて電気飛行機を飛ばしたことは、高度なエアモビリティが未来の概念ではなく、すでに目の前にあることの証左です。また今回のフライトは、技術の実証以上の成果を含んでいます。それは、イノベーションと、より安全で、より静かで、より効率的な方法で都市間がつながるということです。ニューヨーク市および港湾局とともに、この飛行機が渋滞を緩和し、二酸化炭素の排出量を削減するなどして都市インフラにどのように貢献できるか、正確に示すことができたことを誇りに思っています」と述べています。
なお、BETAテクノロジーズによると、「ALIA CTOL」はFAA(アメリカ連邦航空局)から市場調査証明書を取得した最初のAAM(Advanced air mobility:次世代空モビリティ)であり、商業運航のための完全なFAA認証を取得する前に特定の安全基準のもと、デモ飛行を行うことができたとしています。
今回使われた「ALIA CTOL」は、電動モーター1基搭載する通常離着陸型の電気飛行機で、乗員6名(操縦士1+乗客5)、貨物容量200立方フィート、最大速度153ノット(283km/h)、航続距離336海里(約620km)という性能です。
日本でも、同機を用いた実証飛行を物流大手のヤマトホールディングスや北九州市などが計画しており、2025年夏から北九州空港と宮﨑空港のあいだで貨物輸送に向けた検証を行う計画を立てています。(乗りものニュース編集部)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
もはや「郵便」はオワコン? 日本郵便「赤字383億円」の現実――デンマークはもうすぐ事業撤退、今後どうなる?
5速MT搭載! ホンダの爆速スポーツ「軽トラック」に反響殺到!「マジで買います!」「もはや農道のNSX」の声も! 超パワフルな「ターボ」搭載した“最強”商用車「T880」コンセプトに大注目!
ロシア軍が誇る「世界最大級の自走砲」が返り討ちに “撃ち負ける瞬間”を上空から捉えた映像が公開
1リッターで“30km”以上走れる! トヨタ新「“5人乗り”セダン」がスゴイ! 新車約220万円から買える「全長4.4m級」モデル! 大口顔もイイ「カローラ」何が変わった?
ホンダの世界初「新型エンジン」公開に反響殺到! 伝統の「赤ヘッド」&“V型3気筒”に「絶対面白いでしょ!」「名機の予感!」「やっぱりホンダ最高」の声も! “超進化”した新型「すごいエンジン」に大注目!
もはや「郵便」はオワコン? 日本郵便「赤字383億円」の現実――デンマークはもうすぐ事業撤退、今後どうなる?
RB26や13Bに匹敵する「名機」はあるのか? 現行モデルのなかから「将来伝説になりそう」な名エンジンを探してみた!
ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に大反響!「マジで買いたいクルマ」「長距離通勤に最適!」の声も! 4人乗りで「超・低燃費」を実現した“究極エコカー”「UFE-II」コンセプトとは!
丸ノ内線「不整脈ダイヤ」による混雑はいつ改善されるのか? 中野坂上“11分待ち”の大現実
アニメや映画の戦闘機「やたら格闘戦しすぎ!」いまや背後を取るのは “時代遅れ” です
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
eVTOLを「空飛ぶ車」なんてヘンテコリンな名前で呼んでいるのは多分日本だけ!