手頃なコンパクトカーとして幅広いユーザーに支持されているヤリス。そんなヤリスをさらに上質に乗りこなすためにはオーディオの高音質化をぜひ検討していただきたい。BEWITH(ビーウィズ)のスピーカーとアンプ内蔵DSPを組み入れ、純正システムとは違う音の世界を体感した。
◆ビーウィズの開発陣が惚れ込んだ素材「ルーセントシルク」
スピーカーにはビーウィズのラインナップの中ではエントリークラスのLucent(ルーセント)シリーズをチョイス。16.5cmのミッドバスとトウィーターを組み合わせた2ウェイシステムであるLucent Duo 165(ルーセント デュオ165)をヤリスの純正スピーカーとトレードインする。加工無しのスマートな取り付けで一気に音が上質になる。
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トウィーターには“Lucent” (ルーセント=光り輝く)の名称の由来でもある、透き通った極薄のシルク系新素材「ルーセントシルク」を採用。実際に振動板を見ると、透き通って内部の磁気回路が透けて確認出来ることからもこの素材がいかに薄いかがわかるだろう。これがルーセント・サウンドの特徴である「純度の高い透き通った音」を実現している。ビーウィズの開発陣がこの素質に惚れ込んだのも聴けば納得である。
ミッドバスには上級グレードの“Reference AM”と共通のAM(アルミ-マグネシウム)振動板に、大型フェライトマグネットを組み合わせてある。こちらも予想以上の躍動感と中低域の量感に驚く。
◆スピーカーは純正位置へのトレードイン
DSPアンプ追加で、車室内音響特性を一気に改善
「BEWITH」のエンブレムが無ければスピーカーの交換が感じられないほどスマートな取り付けだ。そのスピーカーの能力をフルに発揮させるためには、DSPによる音場・音響特性調整やドライブ能力の高いアンプが重要になる。その点でDSPとアンプを小型のワンボディに収めた640は、比較的リーズナブルな価格でもあり、コスパが高い。
しかも、この640は専用マイクを使った自動調整が可能(マイク設置店のみ)で、車内の環境に合わせた最適なセッティングを自動的に導き出すことができるのが特徴。DSPによって調整されたサウンドは、ドライバーの目の前にバランスが整った音像が浮かび上がり、とても心地の良いサウンドを車内に響かせてくれるのである。
スピーカー交換と同時にDSPアンプを導入することでスピーカーの持つポテンシャルを存分引き出すことができ、純正では決して味わえなかった音の違いが体感出来るのが気持ち良い。
◆音のみずみずしさや鮮度感の向上に加えて
目の前にステージが広がる確かな定位も魅力
さて、その実力の程を試すためにコクピットに座って試聴を実施してみた。インテリアを見回しても純正とまったく同じに見えるヤリスだが、曲を再生しはじめた瞬間に車室内が純正とは別物の快適な音楽空間になったことを感じる。とにかく音のみずみずしさ、鮮度感が際立って高いのだ。ルーセントの名称の通り、キラキラ輝くような煌びやかで透き通るサウンドが心地良い。
さらに低域の太さ・厚さも印象的だった。純正では感じられないドンッと響くような質の高い低音が再生されているのだ。これはスピーカーの能力の高さももちろんだが、640による調整で低音の出方をしっかりとコントロールしているからこそ再現されているサウンドだろう。薄っぺらかった純正の中低域サウンドとはまったく異なる重みと厚みがサウンドに加わっている。
そしてもうひとつの大きな変化が定位だ。640による調整効果が良くわかるポイントがこれだ。各スピーカーの位置は意識することが無く、音像がダッシュボード上から現れる感覚。リアルにそこに演奏者がいてステージが見えるような感覚になるのも確かな定位のメリットと言えるだろう。
高音質化を図ることでヤリスの質感がグレードアップしたような感覚に驚かされた。オーディオのシステムアップが快適なドライブにどれほど効果的なのかがわかりやすく表現されているデモカーだった。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
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