ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦するペトロナス・ヤマハSRTは、2020年末までの契約となっていたフランコ・モルビデリと、2022年までの契約延長に合意したと発表した。
2019年にMotoGPクラスへの参戦を開始したペトロナス・ヤマハSRT。モルビデリはMotoGP2年目のシーズンを新興チームに移籍して過ごすと、最高成績5位を4度記録してランキング10位でシーズンを終えた。
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来季の契約については以前よりモルビデリの残留が既定路線だと考えられており、チーム代表も彼との契約延長を望んでいる旨の発言を行なっていたが、新型コロナウイルスの影響で遅れていたMotoGPのシーズン再開を前に発表が行なわれた。
今回の2年契約締結について、モルビデリは次のようにコメント。更に良い結果を残すべく努力していくと語った。
「昨シーズンは共に素晴らしいシーズンを過ごし、成功に向けて共に努力してきたから、ペトロナス・ヤマハ・セパンレーシングチームと契約を更新できて、とても嬉しく思っている」
「同じチーム、バイクそして環境で続けられるのは、重要なことだと思う。彼らと仕事をするのは素晴らしい気分なんだ。僕ら全員が一緒にうまく取り組んでいて、ペトロナス・ヤマハSRTの全てのクルーと共に働くことを楽しんでいる」
「彼らのために走るのは名誉なことだし、こうした機会を与えてくれたことに感謝したい」
「共に1年目に達成したことよりも更に良い結果を届けるために、懸命に取り組んでいくつもりだ」
「自分のポテンシャルを示すために再びレースを走ることを楽しみにしている。そして大好きなチームとともに好きなことを続けられるチャンスを持てて、とてもハッピーだ」
なお来季からのモルビデリのチームメイトは今年限りでヤマハファクトリーチームからの離脱が決まっているバレンティーノ・ロッシとなり、師弟コンビとなる可能性が高い。
ロッシは既にペトロナス・ヤマハSRTと契約締結済みと見られており、彼が望めば2022年まで契約を延長するオプションもついていると考えられている。なお彼とペトロナス・ヤマハSRTの契約締結も近いうちに発表されると見られている。
また13日にはホンダ・レーシング(HRC)がポル・エスパルガロを来季のレプソル・ホンダのライダーとして起用すること、アレックス・マルケスは来季からLCRホンダへ移籍することも発表されている。
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