レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの接触によるペナルティを覆して、イギリスGPで勝利を挙げたメルセデスのルイス・ハミルトン。しかし続く第11戦ハンガリーGPではライバルに追いつけない可能性を危惧している。
2021年シーズンのF1はメルセデスとレッドブルのふたりのドライバーによるタイトル争いが展開されているが、モナコGP以降はややフェルスタッペン優勢という状況が続いてきた。
■フェルスタッペン、メルセデスの大はしゃぎに不満残る「アレが彼らの”本性”」
第10戦イギリスGPではメルセデスが今季最後とも言われるアップデートを行ない、ペースを改善。決勝ではフェルスタッペンとの接触があったが、それによるタイムペナルティを覆しハミルトンが勝利を掴んだ。
そして第11戦ハンガリーGPの開幕を前にハミルトンは、まだレッドブルに完全に追いつくことはできておらず、ペース面で上を行かれてしまうだろうとの予想を示していた。
「僕はまだ彼ら(レッドブル)が少し先んじていると思っている」
ハミルトンはそう語った。
「僕らはここで以前までのレースのように、ギャップを埋めるためのアップグレードを持ち込むことはまずない」
「ハンガリーのような会場では、彼らにはまだポテンシャルがあるため、優位に立っていると思う」
「だけど彼らに食らいついて離さないことで、彼らを苦労させることはできると思う。彼らと並ぶ、もしくは上回る水準に押し上げるには、やるべきことがまだまだある」
ハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクは、タイトでツイスティなコースで、ダウンフォースに秀でたレッドブルのマシンにとっては合ったコースと言える。それでもハミルトンは、ブレーキングの強みを活かせることを期待していると語った。
「このトラックは昔ながらのコースで、現代の慣れ親しんだトラックとは違う作りになっている」
「ここはドライビングスタイルや、コーナーでどれだけ深く、遅くブレーキをかけられるかといった、一種のドライバーのアグレッシブさが機能するトラックなんだ」
またチームメイトのバルテリ・ボッタスも、メルセデスがレッドブルに対して劣勢だと予測。ただイギリスGP以降続くチーム同士のゴタゴタに気を取られないようにする必要があるとも付け加えている。
「今週末も、接戦になっていくだろうとは思う」とボッタス。
「最近のレースでは、どのコースでもレッドブルは速い。だけど僕らもチームとして懸命に働いてきたし、シルバーストンよりも良くできるように努めるよ」
「チームとして、自分たちの仕事に集中する必要がある。外部で起きていることには注意を払わないようにして、仕事をしなくちゃいけない」
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