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【第13回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:カースピーカーのグレードアップは『交換』、『追加』で!

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【第13回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:カースピーカーのグレードアップは『交換』、『追加』で!

カーオーディオ本体を交換しなくても大丈夫

愛車のカーAVシステムの音質に不満ではありませんか? お気に入りの曲をもっとイイ音で聞きたい! と思っていませんか?

【車内でもっとイイ音を実現!】カロッツェリアからデジタルプロセッサーの新製品登場

だからといってカーナビやカーオーディオ本体をハイグレードモデルに交換するのは費用が掛かりすぎるし、クルマによっては本体交換が物理的に難しい場合もあります。現状の音にガマンしているという人も多いことでしょう。

そこで注目してほしいのが、音の出口であるスピーカーの『交換』や『追加』です。

カロッツェリアやケンウッド、アルパインといった国内カーAVメーカーはもちろん、多くの海外メーカーからもさまざまな製品がリリースされています。これらを利用すれば、費用を抑えつつ比較的簡単に高音質化が図れるのです。

今回は導入しやすいジャンルのカースピーカーをいくつか紹介しましょう。

「もっと迫力のある音を手に入れたい」という人には『パワードサブウーファー』の追加がオススメです。

一般的にサブウーファーと呼ばれているジャンルのスピーカーは、ドアなどに標準装着されているスピーカーよりも低域の再生を得意としているもので、ズンズンと体に響くような音を生み出すことが可能です。

市場の中心となっているパワードタイプは、パワーアンプを内蔵しているため設置がしやすく、フロントシート下やラゲッジスペースなどに取り付けます。

機種によってはリモコンが付属しているため、運転席から曲や気分に合わせて低音の効き具合を調整可能。カーナビやカーオーディオによってはサブウーファーも含めた音質調整ができますので、出しゃばり過ぎないさりげない低音をプラスしたり、純正スピーカーと組み合わせた自然な音を生み出すこともできます。

ちなみにサブウーファーはサイズが大きくなるほどパワーを発揮する傾向にありますが、そのぶんスペースを必要とするので、愛車の大きさや好みに合わせてバランスの取れたモデル選びが必要です。

『欲しい音』に合わせて交換、追加を

「音が足元にこもってしまうので、クッキリとした音が聞きたい」という場合には『チューンアップトゥイーター』を利用するといいでしょう。トゥイーターとはおもに高音を受け持つスピーカーで、ミドルクラス以上のカーAVシステムを備えているクルマであればドアミラーの内側やダッシュボード上に装備されています。

チューンアップトゥイーターは、この高音担当のスピーカーを手軽に追加できるユニットとなります。高音は指向性が強くリスナーの耳に直接届いてくるため、『あり』と『なし』では大違い。いつも聞いていた曲がハッキリクッキリ華やかに聞こえてきます。

設置位置や角度を上手く調整することで音の届き方は微調整ができます。

そして「もっと臨場感にあふれ音に包み込まれたい」というリクエストに応えてくれるのが、『サテライトスピーカー』です。

これはミニバンやワゴン、SUVなどセダン以外のリヤゲートを持つクルマに適合しており、純正スピーカーに追加する形で利用します。

取り付け場所は、ラゲッジスペース上方左右の内張りなどから専用ブラケットを使って吊り下げるようにして装着します。音を遮るものがない乗員の頭上後方から発せられる音は車内全体に行きわたり、ライブ感のアップに効果的です。後席の乗員が音を聞き取りにくいという不満にも対応ができるでしょう。

見える場所に装着するためデザインにも配慮されており、ドレスアップ効果も期待できます。

また、比較的価格が抑えられているため、手軽に導入ができるのも嬉しいところ。カロッツェリアでは1万円台前半から購入ができます。

適合車種は公式サイトで確認

「とにかく音質をアップしたい! サウンドクオリティをとにかく高めたい」というのであれば、スピーカーカスタマイズの王道ともいえる『トレードインスピーカー(カスタムフィットスピーカーとも呼ばれます)』の活用が最適。

これは純正スピーカーに追加するのではなく、純正スピーカーと交換するものです。そのためスピーカーメーカーが適合確認をしている車種でなければ装着ができません。

とはいえ、国産車であればほとんどの車種をカバーしており、最新の情報はメーカーの公式サイトに掲載されています。

一般的なモデルは中低音を担当するウーファーと高音を担当するトゥイーターの2ピースから構成されており、上級機種になるとさらに別体のネットワークユニットが付属します。

これにはウーファーとトゥイーターが1つのユニットに組み込まれている『コアキシャルタイプ』と、ウーファーとトゥイーターが別体の『セパレートタイプ』があります。

おすすめなのはセパレートタイプで、これをフロントに装着する場合はウーファーはドアの内部に装着されているスピーカーと入れ替え、トゥイーターはドアの上部やダッシュボードに埋め込まれている小型のスピーカーと入れ替えるか、純正装着されていないものはダッシュボード上に取り付けます。

ベーシックモデルならば1万円台前半から手に入ります。

交換装着をしても内装の見た目はほとんど変わらないわけですが、標準装着スピーカーに比べると音質は格段に向上します。それほど音楽に興味がないという人でもすぐに違いを認識でき、ラジオでさえ音が変わります。

今まで聞こえなかった背景で鳴る微細な音が聞こえるようになり、リアル感が一気に高まります。再生ソースやスピーカーによってはボーカリストの息遣いまで感じられるほどです。いつも聞いていた曲が一皮むけて生き生きと感じられるでしょう。

手軽でコストパフォーマンス抜群といえるスピーカーのグレードアップ。ドライブをより快適に楽しみたい! というのならば導入を考えてみては?

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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