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目は口ほどにモノを言う…新型N-BOXのヘッドライトへのこだわり

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目は口ほどにモノを言う…新型N-BOXのヘッドライトへのこだわり

2023年秋に行われるN-BOXのフルモデルチェンジでは、ヘッドライトのデザインは特に力を入れた部分であるとのこと。そのデザインの意図について、デザイナーの小向貴大氏にお話を伺った。

●標準系のヘッドライトを瞳のモチーフにした理由
「瞳に見せたかったのは、信頼、安心感を与えるためには、生命感を感じるものにしたいというところがありました。それはN-BOXに限らずNシリーズのN-VANやN-ONEも、そういうものを狙って丸目にしています。今回特にN-BOXではただの丸目にすると、どうしても無機質な感じになってしまうので、まぶたを感じさせる量を吟味して上下に切り欠く量をこだわりました。さらに、まん丸で見開いているのではなくて、前を見据えているような表情にすることによって安心、信頼感を与えるようなデザインにしています。まん丸だとちょっと怖かったりしますので。そこはこだわってやっています。

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瞳の見え方も、信頼と安心の瞳を見せたいというところが一番にありまして、外側のレンズの形状を球体の一部のような丸い形にしています。アウターレンズがフラットだと反射してしまって、中の瞳が見えない場合があります。特に非点灯時は外で見えない時があります。レンズに反射して見えなくなる瞬間をなるべく少なくして、いつでもリングが見えるようにわざわざアウターレンズの形状を変更しているのですね。

あとはそういった表情がしっかり見えるように、先代はハウジングの部分もメッキになっていた部分を、今回は見せたいところを白で見せて周囲は黒でブラックアウト。しっかりグラフィックが見えるようにデザインしています。ターンランプも中に内蔵式になっています。DRL(デイタイム ランニング ランプ)とポジションとターンランプのマルチファンクションタイプです」

●カスタムの真一文字ライト
「カスタムはフロントを真一文字に光らせるデザインを採用しています。この“横一文字ライト”はクルマの中心から車幅いっぱいに光らせることで、メッキの加飾に頼らない、これからのN-BOXカスタムにふさわしい、堂々とした車格感を出すデザインを目指しました。ワイド感とともに最上級グレードとしての品格を演出しています。ちなみに、カスタムのヘッドライトはホンダ初のダイレクトプロジェクション式LEDを採用して精悍でメカニカルな眼差しとしています。

カスタムはターンランプが先代同様にシーケンシャルになっています。先代と比べるとLEDの数が増えて、より滑らかに流れるようになりました。先代は粒感があったのですね。見え方もこだわっておりまして、斜めから見るとターンランプの見える量が短くなり、あまり流れて見えないんですけれども、対向車の位置から見た時にはしっかり流れて見えるように調整しています」

●カスタムと標準系でヘッドライトの形状が異なる
「そのほかヘッドライトのこだわりポイントですが、灯体の中身が違うだけではなくて外形のデザインも違うのですね。それは内側部分の角度です。標準系は立っているのに対して、カスタムは寝かせています。その狙いは、カスタムはワイドに見せたいからです。角度が立っていると、どうしてもそれが見えづらい。そこはこだわって横手に流れが見えるように角度を変えています」

新型N-BOXの顔まわりでは、カスタムはロー&ワイドなデザインに、標準系はプロダクトのような雰囲気を狙ったという。目は口ほどにモノを言うだけに、ヘッドライトの意匠は重要である。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

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みんなのコメント

11件
  • ヘッドライトを新しくしたんだ!キリッ
  • Nシリーズに後ろ走られると眩しいのでイライラします。
    横から照らす角度を見るとほぼ水平に照らしてるしライトの位置も高いので尚更です。
    常に上向きで走ってるような状態なのでNに後ろ走られるとまたNかと眩しさだけで分かってしまいます。
    Nの光軸で車検通るのもおかしい。
    安いからか大量に走り回ってるしやめてほしい。
    今回のも上向きのような光軸だろうな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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