アウトドアブームが定着した今、キャンピングカー市場も多様化している。中でも注目を集めているのが、街乗りから本格的な旅まで幅広く活躍する「オールラウンダー」なモデルだ。そんなカテゴリーで存在感を放つのが、ロッキー2が手がけるキャンピングカー「デリカMV」である。
【写真 15枚】→「す、すげぇ…」最強ミニバンがキャンピングカーに進化「デリカMV」の写真ギャラリー
●文:月刊自家用車編集部
快適装備で本気のアウトドアを。走破力と居住性を両立した「デリカMV」という選択
三菱のオールラウンドミニバン「デリカD:5」をベースに、快適な車中泊を可能にする専用装備を架装したこのモデルは、“遊びの拠点”としての機能と、長距離移動を前提とした高い走行性能、安全性能を兼ね備える。あくまで「本気で遊ぶ」ことを目的に作られたこの一台は、週末のレジャーを劇的に変えてくれる存在だ。
快適な車中泊のための空間設計
「デリカMV」が提供する最大の魅力は、クラス最大級のベッドスペースである。ベッドのサイズは全長2100mm、全幅1110mmと、大人2人が無理なく横になれるゆとりある寸法を確保。天井高は約1.8mと、一般的なミニバンとしては余裕のある設計で、圧迫感のない室内空間が実現されている。
就寝モードは、シートアレンジによりフルフラットベッドへとスムーズに展開可能。左右のセカンドシートを活かしたアレンジもでき、片側だけを就寝スペースにするなど、人数やシーンに応じた柔軟なレイアウトが楽しめる。さらに、専用設計のベッドマットフレームにはしっかりとしたストッパーが装備されており、走行時や睡眠中の安定性も抜群だ。
また、ダイネットモードでは対面で座れるレイアウトを採用。脱着式のテーブルを中央に配置すれば、食事や談笑の場としても活用でき、車内にいながら“リビング”のようなひとときを過ごせる。
電源・快適装備も充実
車中泊において重要な「電源まわり」にも抜かりはない。左側のスライドエントランス部には、各種メーターパネルやUSBポート、12Vソケット、AC100Vコンセントがまとめて配置されており、スマートフォンやPCの充電、電気調理器具の使用など、日常と変わらぬ利便性が確保されている。
さらに、車内後部のキャビネットにはメイン電源スイッチやナビ切り替えリレーが集中配置されており、操作性にも配慮されている。サブバッテリーはリア右側のマット下に設置され、チャージャーなどの電装系もまとめて内蔵。その上で荷物収納スペースまで確保しており、ベッド下のスペースは奥行1600mm、幅830mm、高さ250mmと大容量。旅行カバンやアウトドアギアをすっきり収納できる。
エンジン停止中でも快適な空調環境
快適性をさらに高めるための装備も見逃せない。たとえば、キャンピングカー専用の12VクーラーやFFヒーター(いずれもオプション)は、エンジンを停止した状態でも稼働が可能。夏場の熱帯夜でも冷房が使え、冬のスキー場での宿泊も暖房でしっかりと車内を温められる。特にFFヒーターは、温度設定機能を備えており、燃料を効率よく使いながら車内の空気を汚さずに暖められる点が安心感につながる。
さらに、屋根部に断熱加工を施すことで、夏場の暑さや冬場の冷え込みも抑制。オプションのソーラーパネル(176W)を装着すれば、自然エネルギーによる電力供給も可能となり、サブバッテリーの充電効率が格段に向上する。これにより、電源のない場所での長期滞在も視野に入る。
デリカD:5の走行性能をそのままに
ベース車両となるデリカD:5は、言わずと知れた悪路走破性の高いミニバンであり、その走行性能はアウトドア派にとって頼れる存在だ。電子制御4WDシステムや高剛性ボディによる安定性、そして安全装備の充実もあいまって、長距離ドライブや未舗装路での移動もストレスなくこなしてくれる。
駆動方式は4WD、車体サイズは全長4800mm、全幅1875mm、全高1795mmと一般的な立体駐車場にも対応可能なサイズ感で、市街地での扱いやすさも備えている。乗車定員は4~5名、就寝定員は2名と、夫婦やカップルでの使用に最適な構成だ。
購入しやすさにも配慮
「デリカMV」の価格は車両本体で521万1800円(税込)からとなっており、価格帯としてはミドルクラス以上のキャンピングカーに位置づけられる。ただし、購入プランとして最長240回払いまでのローンが利用可能で、金利も2.9%と比較的低めに設定されている。まとまった初期費用がなくても、月々の支払いで計画的に導入できる点は、検討者にとって大きな安心材料となるだろう。
「本気の車中泊」に応える一台
市販のミニバンやSUVをそのまま車中泊仕様にしようとしても、ベッドの確保や電源管理など、意外と準備が煩雑で快適性にも限界がある。そうした課題をすべて解決してくれるのが、「デリカMV」だ。使い勝手の良さ、安心感、そしてアウトドアでの本気度——すべてにおいてバランスが取れたこのキャンピングカーは、まさに“本気で遊ぶ大人”のための相棒といえるだろう。
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みんなのコメント
あんなに広い開口部両サイドに付けたら収納部がなくなってしまう。