日本車離れしたスタイリングにターボエンジンを搭載
いまから43年前の1982年(昭和57年)5月14日、三菱自動車は高性能スペシャリティスポーツの「スタリオン」を発売しました。
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どんなクルマだったのでしょうか。
スタリオン(STARION)は、ギャランGTO、ギャランΛ(ラムダ)と続いてきたラインを継承する三菱自動車(以下、三菱)のスポーティクーペで、当時の三菱では高性能スペシャリティスポーツと謳っていました。
その名は星(STAR)とギリシア神話の英雄ヘラクレスの名馬であるアリオン(ARION)を組み合わせた造語で、星の下を天翔る名馬のイメージから広大な宇宙と力強さ・高性能を象徴しています。
スタリオンは欧州仕様が1982年3月のジュネーブ モーターショーで先に公開され、そのスタイルは既に注目されていました。
スタリオンは当時提携関係にあったクライスラー ブランドでの発売も検討されていたため、大胆に前傾したウエッジシェイプ、当時流行のリトラクタブル式ヘッドランプ、傾斜角30°のフロントウインドー、リアのダックテールなど、アメリカ人好みのスタイルを採用していました。
インテリアでは、これも当時流行のデジタルメーターや、4本スポーク ステアリングホイール、メーターパネル付近に集中させたスイッチやノブ類などが特徴的でした。
デビュー当時のパワーユニットは、最高出力145psと最大トルク22.0kgm(いずれもグロス値、以下同じ)を発生する2Lターボのシリウス80エンジンが主流でした。
当時、三菱自動車はフルラインターボを標榜しており、スタリオンはその頂点に立つスペシャリティスポーツとして登場したのです。
翌 1983年には、ターボエンジンにインタークーラーを装着して、最高出力は175ps、最大トルクは25.0kgmにアップされました。
1984年5月のマイナーチェンジではエンジンを3バルブ化して200psと28.5kgmにパワーアップし、さらに1987年には前後にブリスターフェンダーを装着した限定モデル「2000GSR-VR」も発表されました。
1988年4月には北米仕様と同じ、175psと32.0kgm(ネット値)を発生する2.6Lのインタークーラーターボエンジンを搭載し、50/55偏平タイヤを装着した「2600GSR-VR」が発表され、これが最終モデルとなって1990年には販売を終了します。後継モデルとしては、1990年10月にGTOが登場しました。
デビュー当時、スタリオンの東京地区の車両価格はGX(5速MT)の173万円からGSR-X(4速AT)の281万円でした。
スタリオンはモータースポーツでも活躍し、1987年の日本ツーリングカー選手権ではシリーズ2位を獲得しました。
日本車離れしたスタイリングにターボエンジンでハイパフォーマンスを発揮した三菱 スタリオンは、1980年代を代表するスペシャルの1台として、いまもヒストリックカーファンの間で人気を集めています。
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