2025年3月末で日本仕様の受注を終了したスバル レガシィアウトバック。その有終の美を飾る「30th Anniversary」が500台限定で販売された。まさにアウトバックファンには垂涎のモデル。しかし、それだけでなく「ウィルダネス」の日本導入もファンが求めているのではないだろうか?
文:小鮒 康一/画像:スバル
日本で売らないのもはや罪でしょ!? スバル アウトバック ウィルダネスがやっぱりカッコよすぎる
【画像ギャラリー】この野性味、荒々しさこそアウトバック ウィルダネスよ! こりゃ日本仕様待望の声があがるのも無理ないわ……(24枚)
北米のスバルにラインナップされる「ウィルダネス」シリーズ
今春公開、2026年北米で発売予定のアウトバック ウィルダネス
元々、北米市場からの声によって生まれることとなったアウトバック(日本名は当初グランドワゴン→ランカスター)は、代を重ねる毎に日本よりも北米市場を重視するようになり、一気にボディが大型化したBR系からはそのキャラクターが顕著になっていった。
現行型となるアウトバックも、2019年に北米で発表、販売がスタートし、日本への導入は2021年10月とかなり遅れてのものとなっていたが、その前の2021年3月に北米市場で追加されたのが「ウィルダネス」だったのだ。
このウィルダネスは、北米市場でアウトバックが集めてきた、タフでラギットなキャラクターにより磨きをかけたものとなっており、よりワイルドなデザインとなったバンパーやクラッティングパネルを装備し、積載力を向上させたルーフレールや左右に装着された牽引フックなどの機能部品にはアナダイズドイエローを差し色として使用するなど、無骨なだけでなく、遊び心も採り入れられている。
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良質なのは目に見えるところだけじゃない!
ウィルダネスの走破性を支える自慢の足回り! 画像は2021年のアウトバック ウィルダネス
また内外装の装備に留まらず、実際に悪路走破性を高める術として最低地上高を標準モデルの8.7インチ(約220mm)から9.5インチ(約240mm)へと高め、バンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合わせてオールテレーンタイヤを標準装備。
さらに悪路走行を支援するX-MODEも、DEEP SNOW/MUDモードの対応速度域を広げ、実用性を向上している本格派なのだ。
そして心臓部には日本仕様の1.8Lターボではなく、レヴォーグやWRXに搭載されている水平対向4気筒2.4L直噴ターボのFA24型が搭載されている点もうらやましいポイント(ただし北米仕様のアウトバックは他グレードでも2.5LのNAか2.4Lターボのみ)と言えるだろう。
このアウトバック ウィルダネスは、北米市場のユーザーの心をしっかりつかみ、そのあとはフォレスターやクロストレックにも設定される人気グレードとなっているのも頷けるところ。
ただウィルダネスは日本ではなく、北米のインディアナ州にある工場で生産されており、そのまま日本へ導入することは難しいと言われていたが、発表直後から反響があった事実があるので、30周年を迎えるタイミングまでになんとか日本導入はできなかったのか……と悔やまれる。
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みんなのコメント
そこまで言うなら、並行輸入で売ってみれば?
大きいと騒ぐ輩もいたが、実際はミディアムサイズ以下で扱い易い車だよ。