この記事をまとめると
■パイクスピークヒルクライムにEVで参戦するアウディのドライバーにケン・ブロックを抜擢
レーシングドライバーでも操れない! 運転が難しすぎる市販車3選
■ケン・ブロックは、かつてはWRCにも参戦していたがチャンピオンにはなっていない
■ドリフト走行を利用したアート作品を手掛けるドリフトアーティストとして活躍する
リバイバルした伝説マシンとカリスマドライバーのコラボが実現
あのアウディのラリーマシンがEV(電気自動車)として復活する。
独アウディは2021年12月15日、アメリカ屈指のヒルクライムレースイベント「パイクスピークヒルクライム2022」に「アウディS1 Hoonitron」を参戦させると発表した。WRC(世界ラリー選手権)で活躍した往年の名車「アウディ・スポーツ・クワトロS1」を、最新EV「アウディRS e-Tron GT」を手掛けたアウディ・デザイン部門が現代のイメージを大胆に盛り込んだという。車両スペックの詳細は未公開だが、前後の車軸それぞれにモーターを持つ2モーター式四輪駆動車で、車体がカーボンファイバーを使用するワンオフモデルとして設計された。
注目のドライバーは、ケン・ブロックだ。
ケン・ブロックといえば、近年ではモンスターエナジー社がスポンサードした、レトロな雰囲気のフォードマスタングやピックアップトラック等で、モンスターエナジー社の各種プロモーションに登場したことが記憶に新しい。
ドリフトアーティストとして名所でドリフトしまくる!
YouTubeで検索し、こうしたケン・ブロックが参加した各種動画して頂ければ、ケン・ブロックは「いかに特殊な存在」なのかがすぐに分かるだろう。
走行の舞台が、大都会ロサンゼルスのダウンタウンやフリーウェイだったり、メキシコの古い町並みのド真ん中だったり。または、極寒の北欧での氷上だったり。
こうした各種動画での特長は、画面に人の気配がないことだ。現代社会のリアルな場所なのに、人の気配を消すことで、まるでバーチャルのような空間を演出し、その中をケン・ブロックが操る豪快マシンが爆走する。大予算をかけた映画のワンシーンのようでもあり、コンピュータゲームソフトのひと幕であるようにも見える、なんとも不思議な空間である。見方を変えると、他の類のない独創的なビジネスモデルだともいえるだろう。
さて、ケン・ブロックなる人物。職業を、ドリフト・アーティストという。そう、彼と彼のチームはクルマのドリフト走行を利用したアート作品を手掛けているのだ。
ケン・ブロックは1967年のカリフォルニア州生まれというから、54歳とけっして若くない。モータースポーツのバックグランドとしては、38歳の時に米ローカルラリー選手権に初出場したという極めて遅咲きだ。
2000年代から2010年代にWRCに参戦しているが、輝かしい戦歴は残していない。また、2台でタイムアタック形式で戦うラリークロスの出場経験があり優勝経験はあるがシリーズチャンピオンなっていない。
モータースポーツの世界では大ブレイクできなかったケン・ブロックが、新たに目指した道がドリフト・アーティストだったのだ。エンターテインメント大国のアメリカならではの、サクセスストーリーである。
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