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「最新モデル試乗」堂々たる存在感。メルセデスで最もコスパが高いと評判の新型GLA。その使い勝手と実力

掲載 更新 18
「最新モデル試乗」堂々たる存在感。メルセデスで最もコスパが高いと評判の新型GLA。その使い勝手と実力

日本でも扱いやすい車両サイズ。内外装は最新メルセデスルック

活力ポイント!
1:フレッシュな雰囲気と存在感
2:2リッターディーゼル+4WDが生む高い機動性

「注目モデル試乗」スタイリッシュでなければクルマではない!というあなたにおススメ。メルセデスCLAシューティングブレークのユニークな個性

 Aと聞くと、エントリーカーをイメージするかもしれない。だが、メルセデス・ベンツGLAは、ひと目見ただけで、そんなイメージを吹き飛ばす。
 試乗車は200d・4マチックのAMGライン装着車。ボディサイズは全長×全幅×全高4440×1850×1605mm。全長こそコンパクトだが、最新SUVらしく力強い印象を放つ。オプションのAMGラインを装着したGLAの存在感/押し出し感は堂々たるもの。威圧感を抱く人さえいるかもしれない。

 インテリアは最新のメルセデス共通の意匠でまとめられている。ボクは好きだが、古くからのメルセデス・ファンには馴染めないユーザーもいるようだ。トリムは上質とはいえないものの、軽々しさや安っぽさはない。
 キャビンはゆとり十分。165cmのパッセンジャーが前後に座ると、後席ひざ元にはこぶし3個ほど、ヘッドクリアランスはこぶし1.5個ほどの余裕が残る。サンルーフ(op)のシェードを開けたときの開放感は、文句なしだった。

2リッターディーゼルターボ搭載。静粛&滑らか。気持ちのいい加速フィールが魅力

 エンジンは2リッター・4気筒のターボチャージャー付きディーゼル。150psの最高出力と、320Nmの最大トルクを発生する。トランスミッションは電子制御式8速DCT。その走りは静かで、滑らかで、力強い。
 もし、昔のディーゼル車のイメージをひきずっているユーザーに黙ってキーを渡せば、その多くがガソリン車だと思うだろう。ディーゼルと気づくのは、クルマの外に出てエンジン音を聞いたときだけだと思う。

 もちろん、ガソリンエンジンのような回転の伸びはない。だが、8速DCTのギアリングのよさと変速の滑らかさが、それを十分カバーしている。低回転域から厚いトルクを発揮するディーゼルならではの加速は応答性がいい。「気持ちのいい加速感」という表現が当てはまる。山岳ワインディング路の上りでも、スポーティなドライブが楽しめるパワーとスピードがある。

 身のこなしは素直で、ステアリングは正確。背の高いSUVだが、高いスピードでの旋回もしたたかにこなす。4マチックがしっかり仕事をしている関係もあるのだろう。19インチのタイヤを履きこなしており、粗い路面での音、振動、ショックも抑え込んでいる。
 足腰はしっかりしているし、乗り心地もいい。ABS領域までしっかりチューニングされたブレーキもメルセデスらしい。

 メルセデスGLAは、存在感は抜群だし、走り味/乗り味もいい。コンパクトSUVとして魅力的なオールラウンダーだ。メルセデス・ラインアップの中で最もコストパフォーマンスの高い1台でもある。

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みんなのコメント

18件
  • コストダウンが酷過ぎ!これでよくもまあ高級車なんて言えたもんだ。タイヤがコーリャンなのも✕
  • 燃費が良いのに驚いた。郊外を走るとliter17kmは楽勝、市内14㎞。シフトレバーがハンドル右のレバーで、ウィンカーのように動かすが、普通の左側コンソール付近の方が良いでしょ。不満なのはタイヤ交換用ジャッキが付属していない!事ね。雪国では、春と秋に季節別タイヤに交換するのは常識ですが、オーナー全員が業者に頼むとでも? スペアタイヤも積まれておらず、パンク補修液キットのみだから、一度パンクするとタイヤは実質廃棄。遠出をするときは使っていない季節タイヤ&ホィール1本を荷物室に積めば何とかなるが、ジャッキは標準にすべきでしょ!4WDのSUVなんだから、道なき道?に行く時もあるぞ!。もう一つの不満は、取り扱い説明書の編集が悪く「数車種の説明を兼ねている事と、写真と説明文が見ずらく、文章も単なる翻訳文で、大学生なら留年ものだろう。乗っている時は具合がいい車だがなぁ…。定期点検の案内も来ないぞ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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