MotoGP第15戦インドネシアGPのスプリントレースの結果、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはランキング首位の座を明け渡すことになった。接戦が繰り広げられているが、彼はチームオーダーを受け入れるつもりはないと語る。
バニャイヤはインドネシアGP前の時点で、ホルヘ・マルティン(プラマック)に3ポイント差まで迫られた状況にあった。そしてインドネシアGPのスプリントレースで彼が優勝し、一方でバニャイヤは8位に終わったことで、ランキングは逆転。マルティンがランキング首位となり、バニャイヤは7ポイント差の2番手となった。
■マルティン、驚異のスプリント4連勝でついにポイントリーダー浮上「まるで夢みたいだ!」
今回のスプリントレースでは、バニャイヤのチームメイトのエネア・バスティアニーニが7位でフィニッシュしていた。バスティアニーニにはタイトル獲得の可能性が無いことを考えれば、バニャイヤに順位を譲っても問題はない状況だったため、タイトル争いのためにポイントを少しでも稼ぐという観点からは疑問が持たれる結果でもあった。
しかしバニャイヤはチームオーダーは出されていないうえに、自分としてもそれらは受け入れたくないものだと主張している。
「昨年もチームオーダーはなかった。だから今年も無いんだ」とバニャイヤは言う。
「昨年も同じドゥカティ陣営同士でチャンピオンシップを争っていた。僕らはそういったチームオーダーのようなものを決して出さないだろうね」
「それは普通のことだ。うちはトップを争うポテンシャルを持つ8人のライダーがいるんだ。これがドゥカティの戦略で、僕はそれを最初から受け入れている」
「今日、エネアの前に行く唯一の方法は、彼を押し出すことだった。そして、そんなのは僕の好きなレースのやり方じゃないんだ」
またバニャイヤは予選でバスティアニーニに敗れる形で、Q2進出を逃している。この点でもバスティアニーニが手助けするべきだったのではないかとバニャイヤは質問をぶつけられたが、チームオーダーと同様にそんな必要はないと主張した。
「長引いていた怪我から復帰したライダーに対して、『ペッコを(Q2に)進ませてやりたいからタイムを抑えろ』と、なぜそんなことを言う必要があるんだ?」
「外野に理解してもらうのは難しいかもしれないけど、僕の考え方からすれば、レースは別の話としても、予選でこうなるのは普通のことだよ」
ランキング首位に躍り出たマルティンは、チャンピオンシップをリードするのは今回が初めてだ。しかしそれによって精神面は変わらないと彼は語っている。
「とてもフィーリングがいいし、素晴らしい気分だ。まるで夢のようだよ」とマルティンは言う。
「このポジションに立ったけど、メンタリティは変わらないと思う。僕はこの瞬間を楽しんで、攻めて行くことが必要だ」
「ともかく、この状況は良いね。プレッシャーはペッコ(バニャイヤの愛称)の側にあると思う。彼は勝たなくてはいけないからね。だから僕は精神的にはいつも通りにしていきたい」
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