現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 後ろ姿を大幅に変更したクロスオーバー。一部改良が施されたトヨタクラウン3モデル

ここから本文です

後ろ姿を大幅に変更したクロスオーバー。一部改良が施されたトヨタクラウン3モデル

掲載 28
後ろ姿を大幅に変更したクロスオーバー。一部改良が施されたトヨタクラウン3モデル

第5世代THSやブラックルーフ! スポーツやセダンに新グレード設定

トヨタは2026年9月3日、「クラウン クロスオーバー」「クラウン スポーツ」「クラウン セダン」の3モデルを一部改良すると発表した。パワートレーンの進化や新グレードの追加、装備の充実などが行われているが、今回もっとも目を引くのはクラウン クロスオーバーだ。3モデルの進化したポイントをそれぞれ解説する。

緻密な塗り分けで立体感を強調! トヨタ「クラウンエステート」の洗練されたカスタマイズ術

リアデザインを一新したクロスオーバー! ブラック塗装拡大とスポーティなスタイリング

今回の一部改良で、もっとも見た目の変化が分かりやすいのがクラウン クロスオーバーだ。2022年に登場した現行クラウン クロスオーバーは、セダンとSUVを融合したような独自のスタイリングを特徴としていた。今回の改良でも基本となるプロポーションやフロントマスクのイメージは継承されているが、リアまわりには大きく手が加えられている。従来モデルと改良モデルを並べてみると、その違いは一目瞭然だ。リアまわりのデザインを変更することで、従来よりもワイドで安定感のあるスタンスを強調。基本的には同じクルマでありながら、後ろ姿から受ける印象は大きく変化した。

クロスオーバーでは、バイトーン(ボディ上部と下部などで2つの異なるカラーを組み合わせた2トーンのカラーリング)カラーの構成も見直された。改良モデルでは、ボンネットフードからベルトラインより上のキャビン部分までをブラックとする新たな塗り分けを採用。さらに、前後フェンダーアーチやバンパー下部、ドア下部のモールディングをピアノブラックとしている。

従来モデルにもブラックルーフを組み合わせたバイトーンカラーはあったが、改良モデルではブラック部分の面積を拡大。より明確なコントラストを持つスタイリングとなった。もともとセダンとSUVの中間的なキャラクターを持っていたクロスオーバーだが、今回の改良ではより低く、ワイドでスポーティな印象を強めたと言えそうだ。また、ボディカラーには新色「ニュートラルブラック」も追加されている。

第5世代ハイブリッドシステムの採用と走りの進化! クラウン スポーツの新グレード

クロスオーバーの進化はエクステリアだけではない。2.5Lハイブリッド車には第5世代ハイブリッドシステム(モーターやインバーターを小型軽量化し走行性能と燃費性能を高めた最新のハイブリッド機構)を採用。走行性能と環境性能の向上が図られた。さらに、パドルシフトの標準装備やオーディオシステムの性能向上も実施。RS系グレードではブレーキキャリパーをレッドとするなど、スポーティなイメージを高める変更も加えられている。外観を大きく変えながら、中身についても進化を図ったことが、今回のクロスオーバーの特徴だ。

一方、クラウン スポーツはクロスオーバーとは異なる方向で進化させた。エクステリアの大幅な変更というよりも、今回のポイントはパワートレーンとグレード展開である。ハイブリッドモデル(HEV:ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走行するハイブリッド仕様)には第5世代ハイブリッドシステムを採用し、パドルシフトも標準装備した。

また、プラグインハイブリッドモデル(PHEV:外部電源からの充電が可能で電気走行距離を大きく伸ばしたハイブリッド方式)には新たに「SPORT Z」が設定され、従来とは異なる選択肢が加わった。クラウンシリーズのなかでも、走りを重視したキャラクターを持つスポーツだけに、今回の改良ではその個性をより明確にするアップデートが中心となっている。さらにオーディオ・サウンドシステムの性能向上や新色の追加なども実施された。

クラウン セダンは新グレードGと13.2型有機ELディスプレイを搭載! 各モデルの製品スペック

クラウン セダンでは、新たなグレード設定や快適性の向上が行われている。今回、新たにHEVの「G」グレードを設定。これまでとは異なる価格帯の選択肢を用意した。また、上級グレードにはブラックパッケージを設定したほか、後席用の13.2型有機ELディスプレイなど、後席で過ごす時間を重視した装備も用意されている。さらに静粛性や操縦安定性についても改良が行われた。クロスオーバーがエクステリア、スポーツが走りを中心に進化したのに対し、セダンはクラウンらしい上質さや快適性をさらに高める方向で商品力を向上させている。

今回、同時に一部改良された3モデルだが、その内容を見ていくと、それぞれが同じ方向へ進化したわけではない。クラウン クロスオーバーは、リアデザインの変更をはじめとするエクステリアの進化。クラウン スポーツは、第5世代ハイブリッドシステムやPHEVの新グレード追加など、走りと選択肢の拡充。そしてクラウン セダンは、新グレードや快適装備の追加による上質さの向上だ。

同じクラウンシリーズでありながら、それぞれ異なるキャラクターを持つ3モデル。その個性をさらに明確にすることが、今回の一部改良の狙いと言えそうだ。3モデルのなかでも「クロスオーバー」の変化は必見であり、新旧モデルを並べて見るだけでも、とくにリアまわりの印象が大きく変化していることが分かる。

文:Auto Messe Web AMW編集部
【キャンペーン】お得に給油!第1・3金土日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

トヨタ・クラウンのクロスオーバー/スポーツ/セダンが一部改良を実施して各グレードの特性をさらに強化
トヨタ・クラウンのクロスオーバー/スポーツ/セダンが一部改良を実施して各グレードの特性をさらに強化
カー・アンド・ドライバー
フロントモーターが約16psアップ!! クラウンクロスオーバーの新ハイブリッドは何がスゴい?
フロントモーターが約16psアップ!! クラウンクロスオーバーの新ハイブリッドは何がスゴい?
ベストカーWeb
トヨタ「クラウンスポーツ」一部改良モデル 「中身の確実な進化」が特徴 販売店に寄せられた反響とは?
トヨタ「クラウンスポーツ」一部改良モデル 「中身の確実な進化」が特徴 販売店に寄せられた反響とは?
くるまのニュース
トヨタ「クラウンセダン」一部改良モデル発売 「クラウンといえばセダン」のイメージ根強く 購入ユーザーの特徴は?
トヨタ「クラウンセダン」一部改良モデル発売 「クラウンといえばセダン」のイメージ根強く 購入ユーザーの特徴は?
くるまのニュース
高級ミニバンでラグジュアリーを捨てた。7年かけてTRDグリルとエアサスを組んだエスクァイア
高級ミニバンでラグジュアリーを捨てた。7年かけてTRDグリルとエアサスを組んだエスクァイア
Auto Messe Web
35年以上もカローラセダンを乗り継ぐ男が断言! 次期型カローラコンセプトにみえるトヨタの「過去を引きずらない」覚悟
35年以上もカローラセダンを乗り継ぐ男が断言! 次期型カローラコンセプトにみえるトヨタの「過去を引きずらない」覚悟
WEB CARTOP
普段使いなら殆どガソリン要らず トヨタRAV4 PHEV FWD(2) 良好な安定性と乗り心地 上昇したオールラウンダー的能力
普段使いなら殆どガソリン要らず トヨタRAV4 PHEV FWD(2) 良好な安定性と乗り心地 上昇したオールラウンダー的能力
AUTOCAR JAPAN
「全部入り」は本当に正義か? 10年目のトヨタ・ルーミーが証明したユーザーファーストな装備設定の真髄
「全部入り」は本当に正義か? 10年目のトヨタ・ルーミーが証明したユーザーファーストな装備設定の真髄
WEB CARTOP
黒樹脂を隠して高級感を極める。エイムゲインが80ハリアーに授けた純VIPの造形美
黒樹脂を隠して高級感を極める。エイムゲインが80ハリアーに授けた純VIPの造形美
Auto Messe Web
トヨタ次期型「カローラ」示すコンセプト ガソリンエンジンも想定したスポーツカーなデザインを振り返る
トヨタ次期型「カローラ」示すコンセプト ガソリンエンジンも想定したスポーツカーなデザインを振り返る
くるまのニュース
走りの良品廉価──トヨタ カローラ カローラ アクティブ スポーツ試乗記
走りの良品廉価──トヨタ カローラ カローラ アクティブ スポーツ試乗記
GQ JAPAN
一番欲しいのは軽!? GRヤリスを抑えてN-ONE RSが100点! 編集部員が選ぶ“乗って楽しかったクルマ”5選
一番欲しいのは軽!? GRヤリスを抑えてN-ONE RSが100点! 編集部員が選ぶ“乗って楽しかったクルマ”5選
ベストカーWeb
トヨタ「ピクシス エポック」一部改良で刷新 最安109万円車と最上級グレードを比較
トヨタ「ピクシス エポック」一部改良で刷新 最安109万円車と最上級グレードを比較
くるまのニュース
純正比30ミリのダウン量で魅せる。黒樹脂を目立たなくするアーティシャンスピリッツの80ハリアー
純正比30ミリのダウン量で魅せる。黒樹脂を目立たなくするアーティシャンスピリッツの80ハリアー
Auto Messe Web
トヨタ、レクサス「LX」を一部改良 新グレード「Fスポーツ」を追加
トヨタ、レクサス「LX」を一部改良 新グレード「Fスポーツ」を追加
日刊自動車新聞
トヨタ「ランドクルーザー300」一部改良モデル発売 「新ハイブリッド」搭載以外に何が変わった?
トヨタ「ランドクルーザー300」一部改良モデル発売 「新ハイブリッド」搭載以外に何が変わった?
くるまのニュース
【トヨタ・ヤリスが盤石の首位】2026年9月期および上半期 登録車新車販売の車名別ランキング
【トヨタ・ヤリスが盤石の首位】2026年9月期および上半期 登録車新車販売の車名別ランキング
AUTOCAR JAPAN
21インチ専用ホイールと薄型フラップで構成する80系「ハリアー」用トータルカスタム
21インチ専用ホイールと薄型フラップで構成する80系「ハリアー」用トータルカスタム
Auto Messe Web

みんなのコメント

28件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

396 . 4万円 ~ 618 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19 . 9万円 ~ 528 . 0万円

中古車を検索
トヨタ クラウンアスリートの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

396 . 4万円 ~ 618 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19 . 9万円 ~ 528 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村