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鈴鹿8耐・直前スペシャル!「第62回 ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム」ネオパーサ清水で開催〈イベント報告〉

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鈴鹿8耐・直前スペシャル!「第62回 ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム」ネオパーサ清水で開催〈イベント報告〉

ファンには堪らない特別イベント!

ヨシムラジャパンが各地で開催しているイベント『ツーリングブレイクタイム』。その中でも8耐直前の壮行会と言える「鈴鹿8耐直前スペシャル」が今年も恒例のネオパーサ清水にて開催された。当日は8耐本番のような好天に恵まれ、大勢のヨシムラファンが詰めかけた。

→【画像27枚】鈴鹿8耐直前スペシャル!「第62回 ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム」開催レポート

●文と写真:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ヨシムラジャパン

真夏の激闘を前に意気込みを聞く!

ヨシムラの『ツーリングブレイクタイム』はその名のとおり、ツーリング中の立ち寄りスポットとしてヨシムラジャパンが主催しているイベント。2009年の初開催以来、すでに60回以上を数えている。

その中でも毎年6~7月に開催されている「鈴鹿8耐直前スペシャル」は、ヨシムラの8耐ライダーも登場する注目のイベント。今年も6月21日(土)、8耐本番を思わせる真夏日の下で開催され、会場のぷらっとパーク(新東名のパーキングエリア・ネオパーサ清水の併設施設)には9時の開場前から多くのヨシムラファンが集結した。

おもなコンテンツは、ヨシムラSERT MOTULのGSX-Rレーサーを筆頭とするヨシムラ車両の展示や、縁の深いメーカーのブース出展、8耐に参戦するライダーやチームのトークショー/サイン会など。中でもファンのお目当ては8月1日に迫った鈴鹿8耐の応援グッズのようで、イベント開始直後には販売ブースに長蛇の列ができていた。

会場のぷらっとパークは一般道からもアクセス可能で、面積的にも1時間もあれば展示車やブースをひと通りチェックできるぐらいのほどよいスペース感。ゆえにイベントの雰囲気はアットホームで、ヨシムラのスタッフと意見交換したり、各出展ブースの説明員と話し込む姿が数多く見られた。

直後に8耐が控えるヨシムラとしては、毎回超多忙を押しての開催となっているようだが、日本でもっとも有名なレースの前に、日本最強コンストラクターの監督やライダーから直接意気込みを聞ける場なんてなかなかないハズ。ファンとしては今までよりもヨシムラが好きになるイベントだろう。

会場はまさに”ヨシムラ漬け”

―― 午前9時に会場がオープンすると、まずはヨシムラジャパンの代表取締役にしてヨシムラSERT MOTULのチームディレクターも務める加藤陽平氏が挨拶。2日前まで8耐の事前テストが行われていた鈴鹿からの直行!

―― 会場内に展示された最新ヨシムラ車は、車両によってはまたがりや音出しもOK。まもなくオークション販売がスタート予定の油冷GSX-R750コンプリート・604号車や、5月に発売されたばかりのKLX230系用の新作マフラーも。

―― ヨシムラSERT MOTULチームのトークショーでは、加藤チームディレクターに加え、(左から)グレッグ・ブラック選手/ダン・リンフット選手/渥美心選手が登場。「前戦のスパから新コンセプトを投入した(加藤TD)」というマシンは、鈴鹿の事前テストで総合3番手タイムをマークするなど好調。「ヨシムラの歴史に残るレースをする(G.ブラック)/100%の力で望む。勝ちに行く(D.リンフット)/自信を持って戦える。優勝したい(渥美)」と、ライダーのコメントもとてもポジティブ!

―― 2024年に続き、8耐の実験的クラス・EXPクラスに参戦するチームスズキCNチャレンジも登壇。ヨシムラ同様、同チームも事前テストで好タイムが出ており、佐原伸一プロジェクトリーダー(左端)は「使用するバイオ由来燃料が昨年の40%混合から100%になるなどの変化はあるが、あらゆる面でマシンは前年より進化しており、表彰台を狙う」と仕上がりの良さを強調。(左から)ライダーである津田拓也選手とエティエンヌ・マッソン選手に加え、今野岳クルーチームや田村耕二テクニカルマネージャーも今年のマシンの好調さを強くアピールしていた。

―― ヨシムラSERT MOTULをサポートするデンソーからはレースクイーンの遠藤さやさんが来場。当日は撮影会の時間も設けられ、スタートと同時にスマホと長玉レンズの砲列がッ!!

―― 会場にはもちろん、ヨシムラSERT MOTULとチームスズキCNチャレンジのGSX-R1000Rレーサーも展示。ヨシムラ車は8耐に向けてエンジンセッティングの方向性を変え、さらにサスペンションメーカーの変更も検討中。CN車もEXPクラスゆえに追加装備できるウイングレットが2025仕様へ進化するなど、ともに戦力増強に向けて抜かりなし!

―― 会場には国内発売が待ち望まれる新型DR-Z4SMも展示され、またがりもOK! 関係者によると「従来型より最高出力の数値こそ下がっているが、 実際には遜色なく(従来型はややサバを読んでいた?!)、FI化や新作された車体の効果で走りはとてもいい。国内発売は…もう少しお待ち下さい」 展示車には国内仕様らしき痕跡も見られ、日本導入も時間の問題か?!

―― 4輪ホイールメーカーのウェッズもブース出展し、ヨシムラとのコラボホイールを装着したハイエース/キャリィを展示。さらに新たなコラボ製品として両車用のシートカバーも発表された。

―― ヨシムラSERT MOTUL/チームスズキCNチャレンジのライダーによるサイン会も開催された。彼らはイベント終盤のプレゼント大会にも登壇。ジャンケンのルールを理解していないG.ブラック選手をあえて投入し、会場を盛り上げたのは加藤TDの作戦?

―― 会場にはヨシムラと縁の深いサプライヤーがブースを展開。モチュールブースには1986年の8耐に参戦した#12のGSX-R750も展示された。

―― 来場車両は当然ながらスズキが多くを占める。台数的にはハヤブサやGSX-R1000Rなど近年の車両に、油冷GSX-R系が主流。

―― 加えて来場車両にはカスタム車も多数。中にはヨシムラ愛しか感じないGS1200SSや、渋い&美麗なGS750などマニア泣かせの車両も。

―― ヨシムラのZ1コンプリートにまたがれる機会はかなり希少?! CNチャレンジ号の新ウイングレットにはチビッコも「コイツは効きそうだナ」と太鼓判!!

―― イベント会場にはスタートの9時前から、ヨシムラファンが開場を待ちかねていた。

―― その多くのお目当ては鈴鹿8耐グッズだったようで、開場後すぐに購入希望の列が。

◆午前9時に会場がオープンすると、まずはヨシムラジャパンの代表取締役にしてヨシムラSERT MOTULのチームディレクターも務める加藤陽平氏が挨拶。2日前まで8耐の事前テストが行われていた鈴鹿からの直行!

◆会場内に展示された最新ヨシムラ車は、車両によってはまたがりや音出しもOK。まもなくオークション販売がスタート予定の油冷GSX-R750コンプリート・604号車や、5月に発売されたばかりのKLX230系用の新作マフラーも。

◆ヨシムラSERT MOTULチームのトークショーでは、加藤チームディレクターに加え、(左から)グレッグ・ブラック選手/ダン・リンフット選手/渥美心選手が登場。「前戦のスパから新コンセプトを投入した(加藤TD)」というマシンは、鈴鹿の事前テストで総合3番手タイムをマークするなど好調。「ヨシムラの歴史に残るレースをする(G.ブラック)/100%の力で望む。勝ちに行く(D.リンフット)/自信を持って戦える。優勝したい(渥美)」と、ライダーのコメントもとてもポジティブ!

◆2024年に続き、8耐の実験的クラス・EXPクラスに参戦するチームスズキCNチャレンジも登壇。ヨシムラ同様、同チームも事前テストで好タイムが出ており、佐原伸一プロジェクトリーダー(左端)は「使用するバイオ由来燃料が昨年の40%混合から100%になるなどの変化はあるが、あらゆる面でマシンは前年より進化しており、表彰台を狙う」と仕上がりの良さを強調。(左から)ライダーである津田拓也選手とエティエンヌ・マッソン選手に加え、今野岳クルーチームや田村耕二テクニカルマネージャーも今年のマシンの好調さを強くアピールしていた。

◆ヨシムラSERT MOTULをサポートするデンソーからはレースクイーンの遠藤さやさんが来場。当日は撮影会の時間も設けられ、スタートと同時にスマホと長玉レンズの砲列がッ!!

◆会場にはもちろん、ヨシムラSERT MOTULとチームスズキCNチャレンジのGSX-R1000Rレーサーも展示。ヨシムラ車は8耐に向けてエンジンセッティングの方向性を変え、さらにサスペンションメーカーの変更も検討中。CN車もEXPクラスゆえに追加装備できるウイングレットが2025仕様へ進化するなど、ともに戦力増強に向けて抜かりなし!

◆会場には国内発売が待ち望まれる新型DR-Z4SMも展示され、またがりもOK! 関係者によると「従来型より最高出力の数値こそ下がっているが、 実際には遜色なく(従来型はややサバを読んでいた?!)、FI化や新作された車体の効果で走りはとてもいい。国内発売は…もう少しお待ち下さい」 展示車には国内仕様らしき痕跡も見られ、日本導入も時間の問題か?!

◆4輪ホイールメーカーのウェッズもブース出展し、ヨシムラとのコラボホイールを装着したハイエース/キャリィを展示。さらに新たなコラボ製品として両車用のシートカバーも発表された。

◆ヨシムラSERT MOTUL/チームスズキCNチャレンジのライダーによるサイン会も開催された。彼らはイベント終盤のプレゼント大会にも登壇。ジャンケンのルールを理解していないG.ブラック選手をあえて投入し、会場を盛り上げたのは加藤TDの作戦?

◆会場にはヨシムラと縁の深いサプライヤーがブースを展開。モチュールブースには1986年の8耐に参戦した#12のGSX-R750も展示された。

◆来場車両は当然ながらスズキが多くを占める。台数的にはハヤブサやGSX-R1000Rなど近年の車両に、油冷GSX-R系が主流。

◆加えて来場車両にはカスタム車も多数。中には”ヨシムラ愛”しか感じないGS1200SSや、渋い&美麗なGS750などマニア泣かせの車両も。

◆ヨシムラのZ1コンプリートにまたがれる機会はかなり希少?! CNチャレンジ号の新ウイングレットにはチビッコも「コイツは効きそうだナ」と太鼓判!!

◆その多くのお目当ては鈴鹿8耐グッズだったようで、開場後すぐに購入希望の列が。

第62回 ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム〈イベント概要〉

開催日時:2025年6月21日(土) 9:00~14:00
開催場所:新東名高速道路 ネオパーサ清水「ぷらっとパーク」(静岡県静岡市)
参加費:無料
主催:ヨシムラジャパン
出展社:スズキ/MOTUL Japan/デンソー/ブリヂストンモーターサイクルタイヤ/アールケー・ジャパン/JHI/ウェッズ/エリーパワー/スズキ二輪
特別協力:クシタニ/中日本エクシス

―― 2025 第62回ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム「鈴鹿8耐直前スペシャル」

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

文:WEBヤングマシン ヤングマシン編集部(マツ)
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みんなのコメント

1件
  • ********
    いいイベントでした。
    じゃんけん大会の景品豪華すぎてびびった。(全部負けたけど)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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