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【GM大躍進】新型コルベットが売れるワケ 圧倒的コスパ ライバル不在の指名買い

GM前年比6.7倍 そのワケは「コルベット」

text:Kenichi Suzuki(鈴木ケンイチ)

【画像】日米ミドシップ対決【コルベットとNSXを比べる】 全166枚

editor:Taro Ueno(上野太朗)

シボレーの2021年6月の新規登録台数が日本自動車輸入組合から発表された。

その数字は100台(乗用車のみ)。

トップとなるメルセデス・ベンツの6060台に比べれば、ささやかとなるが、シボレーにとっては大きな数字だ。

なにせ、前年比は666.7%。つまり約6.7倍にもなる。ちなみに5月の数字も素晴らしい。58台で、前年比644.4%にもなる。

この好調さの理由は、ハッキリしている。

それが新型「コルベット」のデリバリーの開始だ。新型「コルベット」が売れており、その納車がおこなわれたことで、販売成績を大幅に伸ばしたのだ。

現在、日本で販売されるシボレー車は、「コルベット」と「カマロ」の2モデルのみとなっている。

以前に販売されていたコンパクトSUVの「キャプティバ」は、2018年をもってディスコンとなった。

しかも、昨年は「コルベット」が代替わりすることもあって、年間の新車登録台数は、わずか338台に終わっている。

つまり、主力商品である「コルベット」の新型が登場したことで、販売成績が急上昇した。

わずか2車種しかラインナップがないのであるから、前年比6倍という好成績も当然といえる。

そして、シボレーの2021年の新車登録台数は、6月までの半年間で294台。あと1~2か月もあれば前年を超えることも間違いないだろう。

新型コルベット 7割が新規顧客

では、新型「コルベット」の売れ行きの良さは、いったい、どれほどのものなのだろうか。

5月下旬に開催された新型「コルベット」の取材会でゼネラル・モーターズ・ジャパンから聞いたところによると、日本向けに用意された300台の2021年モデルは、すでに売り切っているという。

その日本向けの台数は300台。

つまり、シボレーの2021年の新車登録のうち、300台はすでに確定しているのだ。

しかも、ゼネラル・モーターズ・ジャパンのスタッフいわく「年間でコルベットがこれほど売れたことはなかった」というほどの好調さだ。

2020年は294台であったことを考えれば、単純に2021年のシボレーの新車登録は、294台+300台の594台ほどが期待できる。

デリバリー開始の瞬間風速となる6倍とまではいわないが、年間で2倍の数字が望める。

さらに素晴らしいのは、新型「コルベット」を購入した人のうち、旧型からの乗り換えは、3割ほど。

つまり、7割ほどが新規顧客だという。

また、「旧型からの乗り換えは、今年だけでなく、来年以降も続くでしょう」という。これまでの旧型のファンにそっぽを向かれたわけではなく、新規の顧客が単純にプラスされたのだ。

しかも、「これまでのコルベットのオーナーは、40~50代が中心でした。新型も、やはりそうした層が多いのですが、これまで以上に30代などの若い方も増えています」という。

旧来の顧客をキープしつつ若い新規顧客を獲得できたことは、日本における「コルベット」の販売を長い目で見たときに、これ以上のない上々の結果といえるだろう。

ライバル不在 圧倒的コスパの良さ

では、新型「コルベット」の人気の理由はどこにあるのだろうか。

ゼネラル・モーターズ・ジャパンによると、「右ハンドルが用意されていること」、「コスパの良さ」の2つが大きいのではないかという。

今回の新型「コルベット」は、1953年からなるコルベット史上初となる右ハンドル車が用意されたことがトピックになる。

しかも、その最初の生産ロットは、日本向けに割り振られたとか。

GM本社としても、日本などの右ハンドル市場を重視する姿勢をみせてくれたということだ。

そんな、本社肝いりのモデルを売れなくては、日本法人のメンツにかかわる。そうした販売側の気合も、人気の理由の1つとなるだろう。

そして「コスパの良さ」とは、新型「コルベット」のパッケージングとパフォーマンスに対する価格にあたる。

具体的な価格は、ベースとなるクーペ2LTが1180万円、上位グレードのクーペ3LTが1400万円、コンバーチブルが1550万円だ。

すべて1000万円以上。それだけを見れば、けっして安いわけではない。しかし、その内容を見れば別だ。

新型「コルベット」は、モデル史上初となるミッドシップの駆動レイアウトを採用したのが最大のトピックだ。

搭載されるのは495psの6.2L V8エンジン。

もちろん、その姿は、エキゾチックなスーパーカーそのものなのだ。

ちなみに、スーパーカーの代名詞的存在であるフェラーリのV8ミドシップマシンとなる「F8トリブート」の価格は3328万円。ランボルギーニの「ウラカンEVO RWD」で2653万円。日本車のホンダ「NSX」でさえも、2420万円もする。

端的にいえば、ミドシップのスーパーカーであれば2~3000万円以上することが当然。

それに対して新型「コルベット」は、クーペ(正確にはルーフを外すことのできるタルガトップ)が1000万円台前半というだけでなく、リトラクタブルハードトップのコンバーチブルでさえ1550万円という価格。

ミドシップのスーパーカーとしては、驚くほどのバーゲンプライスであるということだ。

そのため「ライバルは、ほとんど存在しません。ほとんどのお客さまが指名買いのようなものです」とゼネラル・モーターズ・ジャパンは説明する。

また、新型「コルベット」は、ファブリックではなく、電動で開閉できるリトラクタブルハードトップがとくに人気だとか。

これまで7%程度であったコンバーチブルの割合は、新型では40%ほどにもなるという。

また、エントリーのクーペ2LTが35%ほどで、上級の3LTは5%ほど。3つあるグレードのうちで、最も価格の高いコンバーチブルが売れている。

これもゼネラル・モーターズ・ジャパンにとっては、嬉しい変化といえるだろう。

正直なところ、日本における近年のGM車の明るい話題は少なかった。

新型「コルベット」の人気を契機に、日本におけるGMの存在感アップに期待したい。

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