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【アメリカ】日産の最新「“流麗”SUV」がスゴい! 4.9mの精悍ボディにド迫力の「エルグランド顔」採用! “唯一無二”のエンジンも搭載の4代目「ムラーノ」“日本復活”の可能性は?

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【アメリカ】日産の最新「“流麗”SUV」がスゴい! 4.9mの精悍ボディにド迫力の「エルグランド顔」採用! “唯一無二”のエンジンも搭載の4代目「ムラーノ」“日本復活”の可能性は?

■大型化したデザインがカッコいい! 最新「ムラーノ」は日本に来るのか!?

 かつて日本でも売られ、人気を集めていた日産のクロスオーバーSUV「ムラーノ」が、2024年10月にモデルチェンジしました。

【画像】超カッコいい! これが日産の最新「“流麗”SUV」です! 画像で見る(30枚以上)

 4代目となった最新版ムラーノが再び日本市場へ復活する可能性について考えます。

 ムラーノは、2002年に北米で発表されたクロスオーバーSUVです。

 モダンでユニークなスタイリングと高級感を併せ持ったキャラクターは、当初から北米市場を意識して設計されたものでした。

 しかしその強い個性が世界でも評価され、2004年には日本でも販売が開始されたほか、世界各国へ販売を拡大しました。

 その後2世代に渡って存在感を示しましたが、2014年発表の3代目は、大型化したボディサイズなどを理由に日本市場への正規導入が見送られ、結局販売終了となりました。

 2024年10月に発表された4代目ムラーノは、「エネルギッシュ・エレガンス」をテーマに外装デザインや内装、デジタル技術を大幅に刷新してフルモデルチェンジされました。

 ボディサイズは、全長4900mm×全幅1981mm×全高1725mmと、さらに広がりを増したワイドボディに進化。

 どこか初代ムラーノを思わせる、流麗なフォルムをさらに洗練させました。

 フロントには最新の「デジタルVモーショングリル」を配し、一体型のLEDテールランプと合わせたシグネチャーライトで現代的なフェイスを実現しています。

 いっぽうSNSなどには、「2代目エルグランド(のフロントデザイン)を思い出す」などと、高級ミニバンとの意外な共通性を見出す声も見られます。

 パワートレインは、従来の3.5リッターV型6気筒自然吸気エンジンに代わり、日産が世界に先駆けて実用化した2リッター直列4気筒のVC(可変圧縮比)ターボエンジンを採用。

 最高出力240hp・最大トルク353N・mを発生し、9速ATと組み合わせます。FFと4WDを設定し、最大約680kg(1500ポンド)をけん引可能としています。

 内装も前席マッサージシートや後席ゼログラビティシート、Googleビルトインのインフォテインメント系統、プロパイロット・アシストなど新技術を一通り装備。モダンで先進的なインテリアデザインも、初代を思わせる個性的なものとなっています。

 日産のクロスオーバーEV「アリア」や、トヨタ「ハリアー」などと同等の高級SUVといえる内容を持ちます。

 なお北米での価格は4万470ドル(約579万円)からです。

 このようにモデルチェンジで大きく魅力を増した最新ムラーノですが、日本市場での導入は現時点で予定されていないようです。

 その理由は、第一に日本の道路環境や駐車場に適さない大柄なボディサイズが考えられます。

 加えて、日産の電動化戦略に合わせたe-POWERなどの電動パワートレインの不在も課題です。

 しかし、ユニークなデザインや高級感を求める需要は日本市場にも存在し、大柄なボディでも欲しいとするニーズはありそうです。

 またパワートレインの課題については、2026年にも発売予定の次期「エルグランド」向けに現在開発中の第3世代e-POWERが最有力候補となるでしょう。

 あるいは、現在「エクストレイル」に搭載中の1.5リッターVCターボ+第2世代e-POWERでも十分に対応可能かもしれません。

※ ※ ※

 経営不振が伝えられて久しい日産にとって今もっとも求められているのは、なにより販売台数の増加です。

 そのためには車種ラインナップの拡大も急務ですが、今から新規で開発するのには時間がかかりすぎます。

 早々に拡販を狙う意味でも、4代目ムラーノの国内導入を大いに期待したいところです。

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みんなのコメント

13件
  • fdc********
    画像見ようと思ったら、あまりにポップアップする広告の出方がひどくてウンザリ。
    記事読むの途中でやめてしまう。
  • nom********
    エルグランドがいつ白ヒゲ顔になったんだ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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